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BL「レッドべリルにさよなら①~③」感想 [みちのくアタミ]

レッドベリルにさよなら①~③/みちのくアタミ
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1~2巻をしばらく積読してあったのですが、3巻発売を機にやっと読みました。
なかなか良かったので、感想書いてみます。

吸血鬼ものです。3巻完結。
漫画(や小説)の世界では、比較的よく題材として用いられますね。有名どこでは、萩尾望都先生の「ポーの一族」とかですか(すみません未読です)。

BLで吸血鬼ものを読むのは、多分これが初めてじゃないかなぁ。と思ってちょっと検索したら、雲田はる子さんの「ばらの森にいた頃」を読んでいました^^;
短編ですが大変良き作品です。

今作は、3巻にわたって描かれる長編もの。
みちのくアタミさんの美しい絵と、耽美な題材がよく合っていて素敵でした。

天涯孤独で施設育ちだけど気立てのいい美青年
    昭彦(1950年生まれ)
      x
妻も娘も見送り、独りひっそりと生きる吸血鬼
    和重(江戸後期生まれ)

吸血鬼ものは「不老不死」であるがゆえに、大事な人が出来ても、必ずその人を見送らなければならない=一人ぼっちになってしまう、という苦しみ、悲哀、が重要なモチーフ。

大事な人の血を吸って、自分と同じ吸血鬼(または半吸血鬼)にして共に生きる仲間とするか、大事な人だからこそ、吸血鬼の悲哀を味わわないように普通の人間としての生を全うしてもらう道を選ぶのか、二人がどうなるのかはネタバレになるので書きませんが。。。

3巻読み終わって気づいたのですが、1巻最初のシーンと3巻の最後ってつながってたんですねぇ。

和重を吸血鬼にした張本人:将門が連れている、半吸血鬼の美少年:師夏(もろなつ)くんがとてもとても好きでした。ラストの方で見せる涙があまりに美しくて素晴らしかったです。

真面目に感想書いてみようと思ったけど、やっぱり私には無理だった…[もうやだ~(悲しい顔)]

ちなみにエロですが
1巻はエロなしですが、2~3巻にはあります。
エロ表現には定評のあるみちのくアタミせんせいなので、そこはホラ期待通りの感じかなw
みちのくアタミ先生の絵って、顔が抜群にきれいだけど、身体もめっっちゃきれいですよね。なんなんだもう。
ありがたいしかない。

そういえば、結局題名の意味がよくわからず。
レッドベリルって、調べたら赤色のエメラルド(かなりの希少な貴石)のことらしいのですが
赤は血の色のイメージだと思うんだけど、それにさよなら・・・?
あ、そういうこと・・・??


レッドベリルにさよなら 1/みちのくアタミ
レッドベリルにさよなら 2/みちのくアタミ
レッドベリルにさよなら 3/みちのくアタミ

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