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BL「BANBA BURGER」感想 [村上キャンプ (ムラカミ キャンプ)]

村上キャンプさん作のBLコミック
「BANBA BURGER」の感想です。
banba burger.jpg
2015.2月初版発行。
村上キャンプさんのデビュー作。
この作品でキャンプ先生のファンになりました。

紙で持っているのですが、先日電子で買い
久しぶりに読んだらやっぱり面白い!
ということで感想記事です。

夢半ば、若くして引退を余儀なくされた
元ボクサー。無口で無愛想で強面な
現BANBA BURGER従業員の蜂谷努(22)

BANBA BURGERオーナー。
恋愛がうまくいったことがない
ゲイの番場秋芳(28)

心に傷を持つ者同士がお互い秘かに魅かれあい
やがて両想いになって
二人で愛をはぐくんでいく過程を
笑いあり、キュンありで読ませてくれます。

番場がゲイだということをひそかに知ってしまった蜂谷。
そんな番場を気にしているうちに
いつの間にか芽生えた恋心をこじらせ
その脳内で繰り広げる妄想が
とにかく面白くて笑えます。

蜂谷が酔っぱらった勢いで
番場にお願いした
トンデモない行為がきっかけで
二人はお互いの気持ちを確かめ合って
付き合うことになるのですが
その直後
蜂谷がアメリカにバーガー修行に旅立ったために
遠距離恋愛になってしまいます。
身体の関係も持たないまま離れた二人が
寂しい気持ちを抱えつつも
電話や手紙で気持ちをつなげていく様子が
とても尊いのですが
そんな中でも蜂谷の妄想は健在で
ここでもまた笑わせられます。
このマンガを読んだ後しばらくは
小麦粉の袋を
冷静な目で見ることができなくなります。
本当です(笑)

蜂谷の帰国後
ようやく叶った初おせっせがまた良くてですね…
攻めが腰を動かしながら
「気持ちよくてとまんねっ…」的なセリフが
BLでは常套句ですが、蜂谷くんは違います。
もっと純愛なのです!
ここのセリフ(心の声)大好きです。
んで、番場さんに「もっと」とおねだりされたあとの
「ち◯こが一本じゃ足りない!」で
すべてを笑いでかっさらっていくという(笑
キュンとお笑いの絶妙のバランス。
キャンプ先生の作品はそれに尽きます。
これからも作家買いしてゆきます!

ちなみに紙と電子の違いですが
電子ではカバー下が収録されていないのが
大変残念でした。
キャンプ先生と言えば
毎度爆笑してしまうカバー下が代名詞ですよ?
本作のカバー下もすごく面白いのに…
なんで収録しない…[むかっ(怒り)]

もう一つ気づいたのは
↑でも書いた
「ち〇こが一本じゃ足りない!」のセリフ。
私が持っている初版本では〇のとこが伏字に
なってなかったです。

紙書籍では
カバーがクラフト紙みたいな手触りの
テイクアウトの時に使うような紙袋っぽい
質感だったり
中表紙がハンバーガーの包み紙のような
デザインになっていたりして
結構凝ってるんですよね。
電子だとそういうお遊びがないのが
ツマランといえばツマランとこですよねぇ。
利便性は電子の方が上だけど
紙ってやっぱりいいよな~。
収納場所に悩まなくていい家ならよかったのに。

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BANBA BURGER【電子書籍】[ 村上キャンプ ]



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