BL「食べてもおいしくありません②」感想

山田2丁目さん作のBLコミック
「食べてもおいしくありません②」の感想です。

2020.5.9発売。
電子は2020.5.21から配信の最新巻です。
(1巻のぷちぷち感想はコチラ)

楽しみしていたので
電子で配信されるまでが、いやはや長かった。
さっそく読みましたが
やっぱりさらに面白かった！

オニ：ヒトの比率が９：１の世界。
オニにとって、ヒトは甘くて美味しい存在。
という面白おいしい設定の本作。

穂高(巨ツノ持ち)ｘ日和(ヒト)の
高校生(同級生)CP

日和はヒトであることを隠して
(=オニの振りをして)
高校生活を送っているのですが
あるきっかけから
巨ツノ持ちでオニみ溢れる穂高に
ヒトだということがバレてしまい。
その上、味見と称してキスまでされて…
というところから始まるお話(1巻)。

山田2丁目さんの作品は
受けがチョロい子が多くて大好きです！
本作もしかり。
受けの日和が
気は強いのにチョロくていい子でカワユイのです。

１巻で、味見(ちゅーちゅーガブガブ)から
本格的なお食事(本番)をする間柄には
なったものの、恋人なった感はなかったので
その後のお話が読めるのを
楽しみにしていました。

２巻では
俺様攻めで、好きなように日和を
ちゅーちゅーガブガブしていた穂高が
日和に好かれたいがために
日和の許可が出るまでは
食事(日和を食べる)を我慢するという…
我慢大会のお話がメイン。
日和の(おそらく読者の多くも)
どうせそんなに我慢できないだろう
という予想を裏切り
穂高がそれはそれは頑張って我慢するんです。
俺様強引攻めだった穂高が
なんともいじらしい健気攻めに！
それでもなかなか素直になれない日和の墓穴で
我慢大会から解放されたあとの
美味しいお食事タイム
たっぷり堪能させていただきました(笑)

２巻から登場した当て馬…
というほどでもないけれど
穂高と日和の間を
うまい具合にかき回してくれた
薬師(巨ツノ持ちの先輩)もいい存在でした。

オニの特性(ビックリしたり興奮すると
ツノが出ちゃう(大きくなる))とか
鬼型(人でいう血液型的な？)などなどの設定が
お話を進める上でとてもうまく使われていて
しかも笑えてキュンできる本作。
山田２丁目さんの作品の中では
今のところこれが一番好きかもしれない。
まだ続くので、次巻も楽しみに待ちます！
これまではケンカップルぽかったけど
2巻のラストからして…
この後は甘々の予感楽しみです！！

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