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BL「タケトコタトアオト」感想 [akabeko (アカベコ)]

akabekoさん作のBLコミック
「タケトコタトアオト」の感想です。
take,kota&aoto.jpg
2020.12.07発売の最新刊

元ヤンで、若くして子どもができるも
妻に逃げられ、シングルファザーとして
育児を頑張っているタケ(表紙絵左)と

タケと中学時代の同級生で
新米保育士のアオト(表紙絵右)

タケの子どものコタが通うことになった保育園で、
保育士と、子どもの保護者として再会した二人の
とってもハートフルなお話でした。

子どもが出てくるBLの感想では
いつも言っちゃうんだけど(笑
とにかくコタがかわいかったです。
1話で2歳くらいだったコタは
5話までの間に、どんどん成長し
最終的には小学生(1年生)にまでなるのですが
どの時代のコタもかわいくて。
ワガママで、言うこと聞かなくて、
不機嫌顔も多いコタですが
それだけに、たまの笑顔の破壊力がスゴイ。

肝心のラブの方はというと
最初のえちちへの流れが、
正直言えば「ん?・・・んん??」
って感じだったのですが
話が進むほどに、二人がお互いを
大事に思っていることが伝わってきて、
とってもほんわかしました。
キュンは、あまりなかったけど・・・
あ、でも、育児を頑張っているタケに
アオトがよしよししたとこ、良かったな…
一人で頑張ってるのを、
ちゃんと認めてもらえるのってうれしいし、
あんな風にねぎらわれたら、涙出ちゃうよね…

あ、麗人uno!なのでね、1話1えろです。
しかも濃厚なやつ!(akabekoさんですからw)
描き下ろしと、電子限定特典でも
えろありでしたよー。しゅごかった…

片親育児の大変さや、
男親が二人いる家庭に対する世間の目など
明るいばかりではない面も織り込みつつ
それでも”タケとコタとアオト”の家族3人、
きっとうまくやっていけるだろうなぁと思える
素敵なお話でした。

コタが本当の反抗期を迎えるころに
どういう感じになるのか、気になるな~~。
番外編、描いていただけないかしら…

そして、忘れちゃいけない
タケの母親である”ババア”の存在が素晴らしかった。

おそらく彼女も若くしてタケを産んでいるので
40歳前後とおぼしき若いおばあちゃんなんですが
コタのことをすーごくかわいがってて
面倒もたびたび見てくれるし
アオトとタケの仲も
なんの偏見もなく受け入れて、理解してくれるし
何よりタケのことを、いろいろ苦労しつつも、
愛情いっぱいに明るく育てあげた、よき母親。
なんでタケの方が受なのが分かったの?
私もあんなばあちゃんになりたい!(笑

作品の雰囲気をそのまま表している
ほんわかな表紙もかわいくて
akabekoさんの新しい作風を
たっぷり楽しませていただきました~[るんるん]

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タケトコタトアオト (バンブーコミックス 麗人uno!) [ akabeko ]



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