BL「ここはYESと言ってくれ」感想

2021-05-24更新

吉井ハルアキさん作のBLコミック
「ここはYESと言ってくれ」の感想です。

2021.5.10発売の新刊
（出版社：海王社　GUSH COMICS）


微妙にデリカシーのない
　バツイチノンケリーマン元川(ノンケ)
　✕
きれいな顔をしているけど
　口が悪くてかわいげがない部下 奥村(ゲイ)

職場でゲイバレして孤立している奥村が
そんなことはお構いなしに絡んでくる元川に
徐々に惹かれていく様子がとてもかわゆいお話でした。

普段は心をよろっているせいか
不愛想でツンケンしてばかりの奥村が、
元川の、ゲイと知っても変わらない態度や
何気なくかけてくれる褒め言葉に
いちいちかわゆく赤面したり
笑顔になるのが、もうめちゃくちゃかわゆい。

ギャップ萌えの破壊力。

今までのつらい経験や、現在の状況で
素直な自分を出せない奥村が
元川の前ではうっかり緩んでしまうのかな。

酔って奥村からキスした時のセリフには
「はぎゃーーーーっ！」ってなったよね…
かっわ・・・・・・

そんな奥村のかわいい反応と笑顔に
自覚がないまま
ほとんどひとめぼれした元川、って感じでした。
ワカル。

そんな元川も、実はギャップ萌えの人でした。

あの見た目と、普段のガサツな言動からは
考えられない料理上手なとことか、
ちょっとずるくないですか？(笑
煮物上手だし、プリン焼いたり、極厚ホットケーキ作ったりしちゃうんですよ？
しかも
ぼさぼさ髪＆眼鏡もかっこよかったし！

ただ、この作品
初読時は案外さらっと読み終わってしまって
そんなにキュンを感じなかったんですよね。
いつも吉井ハルアキさんの作品には
キュンキュンさせられっぱなしなのですが、
いや面白いことは面白かったんですけど
ちょっと「アレ？」って思ったんです。

でも繰り返し読むうちに
二人のやり取りや、間合い、
キャラとかが徐々にじわじわ沁みてきて
繰り返し読んだ後の方が面白く感じました。

いつも仲良くしてくださっている
BL友のritsukoさんが
本作のことを「スルメタイプの作品」って
おっしゃってたのですが
いや～うまいこと言うなあ！と感心しちゃいました。
★ritsukoさんの感想記事はコチラです★

つらい経験をしてきた奥村くん、
これからは元川さんがたっぷりたっぷり
かわいがってあげてほしい！

願わくは、そんなこれからの二人も見せてほしいです。


昨夜、吉井ハルアキさんと折紙ちよこさんが
二人でスペースをしているのに気づいて
初めて参加してみました。
(もちろんお二人のお話を聞いていただけ)
開始１時間くらい経ってから参加したので
すぐに終わっちゃうかな、と思っていたら
なんとその後２時間くらい？はお話されてて
だいぶ楽しめました。

正直途中ウトウトしたり(笑
お風呂に入ったりしたので
(初めてお風呂にスマホ持ち込んじゃった…)
聞き逃している部分もだいぶあるんですけど
それでもずいぶん楽しかったです。

少し前に暮田マキネさんが
Pixiv Sketch で音声配信されてたのも
たまたまタイミングが合ったので
参加させていただいたのですが
その時は音の状態が悪くて
聞き取るのがなかなか難しい状態だったのに
それでも楽しかったんですよねー。

あとは村上キャンプさんのインスタライブも
ちょうどタイミングがあった時に
１回だけ参加させていただきました。
キャンプ先生はなんと顔出しされてて
すごくびっくりしました。
マンガと一緒で、お話もとても面白かったです。

作家さんのお声がリアルタイムで聞けるって
しかも、話を聞きながら、投稿した質問にも
その場ですぐ答えていただけたりするとか
ほんとすごいですよねぇ。
ありがたいです。

またタイミングが合うときには
積極的に参加したいです！


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タグ：暮田マキネ 村上キャンプ 折紙ちよこ 吉井ハルアキ

コメント 2

まゆりさん、こんにちは。
作品に対してもですが･･･
もう宇宙語のようです･･･スペースとかsketchとか
作者さんのお話聞いたとか･･･
何をされているのかはわかる、わかるけど･･･
まゆりさんってすごいっ!!時代について行ってるぅ－!
かっこいいー!!

作品は、ふたりともギャップ萌えでしたね。
読めば読むほど･･･あ、またまたリンクありがとうございます。（笑）　そうそうスルメみたいなんですよねー（笑）
ハデさはないけど、こういう作品読んでいて楽しいですよね。ぜひぜひ続編、期待したいですね!!

by ritsuko (2021-05-24 17:46) 

>ritsukoさん、こんにちは＾＾
あはは！いやいや私も全然ついて行ってないですよ。
どれもツイッターで「これからやりま～す」って
ツイートにたまたま出くわして
そこに貼ってあったリンクを
ぽちっとしただけですから。
作品を書くきっかけになった出来事とか
裏話とか聞かせていただけるので
とても楽しいんです。

吉井ハルアキさんの作品は、これといった大きい何かが起きるわけではないんですけど
なんだかキュンキュンしちゃうんですよね。
あ、その昨夜の「スペース」で吉井ハルアキさんがおっしゃってたんですけど
話が地味だから、プロットをすごくしっかり詳しく書かないと、編集さんからOKがもらえないんです、っておっしゃってました。
私たちにはわからない苦労が
たくさんあるのでしょうね…
そんな苦労の結晶、ありがたく読まなければ…と
改めて思いましたです＾＾
by まゆり (2021-05-24 18:10)