BL「いつか飛びたい風見鶏」感想 [阿部あかね(アベ アカネ)]
2021-07-02更新
阿部あかねさん作のBLコミック「いつか飛びたい風見鶏」の感想です。
2020.5月発売
(出版社:新書館 ディアプラスコミックス)
表紙の和装男子(おじさん?w)が
ずっと気になっていた本作。
ようやく読みましたが、大変面白かったです!
やっぱり阿部あかねさん、いいなぁ。
ダメンズを魅力的に描く天才では。
色気たっぷりの絵柄も素敵ですよねー。
明治から続く老舗洋食店「日比谷亭」で
厨房のすべてを担っていた料理長が
突然若い女と逃亡してしまい、
日比谷亭存続の危機!から始まるお話です。
この危機を、古臭いこの店をたたむ
いい機会だと言い、仕事もせずに遊び歩く
昼行灯ぼんくら跡取り息子の朝彦
✕
日比谷亭を立て直すべく乗り込んできた
経営コンサルタントの小松(ゲイ)
CPとしてはこの二人のお話なのですが、
本作、BL色は薄めです。
しかし、日比谷亭と朝彦自身の
再建・再生物語として十分面白く読めました。
過去のある出来事が原因で
今のような昼行灯になってしまった朝彦が、
やる気が過ぎて空回り気味な時もありつつ
必死に再建に向けて動く小松に励まされ
人生をリスタートさせる様子が
読んでいてとても気持ちよかったです。
最初はそりが合わず、反目しあっていた二人が
日比谷亭再建に向けて交流を続けるうちに
徐々にお互い惹かれていき
ラストの方でようやくBLしてくれます(笑
BLだから何とかこのシーンをねじ込まねば!
的な感じが少々する流れではありましたが
(まあ、BLあるあるですよね・・・(^ω^;))
でもそこは阿部あかねさんですからね!
とてもせくしーでしっとりした
良き大人同士のせっすすでございました。
今までは攻めだった人が受けるヤツ~♪♪
ごちそうさまでしたΨ(╹ڡ╹ )ペロリ
(修正は結合部全体ほんわり白抜き(DMM)。
なんも見えーーーーん!けど、
何やってるかはちゃんとわかります)
ああ~面白かった!
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タグ:阿部あかね
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