BL「六と類」感想 [水曜日(スイヨウビ)]
2022-05-10更新
水曜日さん作のBLコミック「六と類」の感想です。
2021.4月発売
(出版社:リブレ ビポビーコミックス)
(購入:コミックシーモア)
水曜日さん、初買い作家さんです。
表紙絵がかわいくて、試し読みしたら
大好きな幼なじみもので
冒頭からキュンしまくり!だったので
迷わず購入⇒即読みしました。
女子にモテモテのイケメン六と
カワイイ系男子の類。
とても仲の良い幼なじみの二人だったけど
中学時代、六が類に
からかい半分のキスと告白をしてきて
大げんかになり、以降まったく交流はなく。
同じ大学(同じゼミ)に進学したけど
変わらず交流はなかったのに
ある日、六が「昔から類のこと好きだよ」
と突然告白してきてーーーーー?!
というところから始まるお話です。
六が昔から類のことが好きなことは
その行動からダダ洩れなんだけどw
ぶっきらぼうで不器用で
素直に表現できないばかりに
類にとっては単なる嫌がらせにしか取れず
結果、こじれてしまった二人なのですが
大学生になっても類一筋で
諦められないままの六が
不器用ながらも何とか頑張って
類にアピールするその様子がね…
もうたまらん可愛さなのですよ!!!!
そんなアプローチを受ける類の反応も
また可愛らしくて
はああああ~~~~幼なじみサイコーーー!
↑六の告白から、お試しで付き合うことになり
徐々に距離が近づき、やがて・・・
という感じで進むので
お話の展開としては
まあ目新しいところはそんなにない
王道的な感じだと思うのですが
とにかくキュンがすごかったっ!
表情がね、とっても良いんです。
特に六くんの困り顔、照れ顔、嫉妬顔・・・
見るたびに、こっちまで
キュンキュンでホワホワしちゃう♡
類くん、性格はしっかりしているのですが
かなりカワイイお顔で
女子っぽく見えてしまうとこもあるので
そういう受けが苦手な方は
ちょっと・・・と思うかもしれません。
私は女子っぽい見た目の受けちゃんでも
性格や行動が男子なら全然平気なんですけど
このお話は、読み終わってから
あれ、これ類が女の子でも
全然成立するな。。。と思ったんですよね。
以前、何かのBL作品のレビューで
「男女で置き換えても面白い話だと思えれば、それは面白いBLだと判断する基準にしている」
というような意味合いのレビューを
どこかで読んだことがあって
へえぇぇ~と思ったんですけど
私は、どちらかといえば
男同士だからこそ、な話を読みたい派なので
この作品は、その視点から見ると
ちょっと外れているんですが、
大好き設定の幼なじみものだったし
なによりキュンがたっぷりとあったのでね
とっても楽しませていただきました。
絵もかわいくてきれいで
とても読みやすかったです。
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