BL小説「ずっとここできみと」感想 [月村奎 (ツキムラ ケイ)]
2022-10-24更新
月村奎さん作のBL小説「ずっとここできみと」の感想です。
初版発行2017.11月(電子2018.1月)
(出版社:新書館 ディアプラス文庫)
(購入:ひかりTVブック)
2022.10.11発売の月村奎先生の新刊
「もう恋なんてする気はなかった」の
スピン元作品です。
新刊を読む前に!と
ひさしぶりにこちらを再読しました。
読んだ当時、感想書こうと思って
そのまま書かなかったパターン・・・(^▽^;)
生まれた時からずっと一緒な高校生ふたりの
幼なじみ両片想いもの。
かなり早い時期から
受けへの思いに自覚がある
世話焼き(執着)ハイスペック攻め
x
攻めへ抱く恋心の自覚が遅い
自己評価低めの鈍感受け
もう私的テッパンですよ!
大好きな要素しかない。間違いない!
高校卒業後は東京の大学に進学するであろう
成績優秀な征矢(まさや)(攻)に対して
成績はそこそこで経済的に余裕もないため
理玖(りく)(受)は
地元の大学に進学を考えている。
生まれた時から今まで
まるで兄弟のように育ち
いつも隣にいるのが当たり前だった征矢と
もうすぐ離れることを考えると
胸が苦しくて
徐々に征矢と距離を取ろうとしている理玖。
そんな理玖の思いを知ってか知らずか
相変わらず世話をやたらと焼いてくる征矢と
思いがすれ違い、ギクシャクしつつ
そんな中、自身の征矢への恋心を自覚して
理玖は絶望感を抱く・・・
という感じでお話は
悲壮な思いの理玖視点で進んでいくのですが
征矢がどう考えても♡理玖好き好き光線♡を
出しまくっているので
比較的安心して読み進められます(´艸`*)
前半で思いが通じて恋人になり
後半は大学生になってからのお話。
恋人になって、ますます
理玖に執着する征矢が素晴らしい~。
敏感で恥ずかしがりな受けと
それに興奮するヘンタイ執着絶倫攻め(笑
後半のメインは親へのカムアウトかな。
ふたりがずっと一緒にいるためにも
越えなければならない壁だけど
辛い展開にはならずによかったなぁ。
これからもずっとずっと
ふたりで仲良く過ごしていくだろう
幸せなラストでした♡
イラスト担当は竹美家ららさん。
絵がとってもかわいらしくて
それだけに、おふとんシーンのさし絵は
なんだか普段よりもさらに
イケナイものを見ているような
気になってしまいましたよ・・・(笑
今月発売の新刊
「もう恋なんてする気はなかった」は
高校時代の征矢と理玖の同級生
晴樹が主人公。
征矢と理玖のいい友だちで
ちょっとチャラくてひたすらに明るく
悩みなんてなさそうなキャラでしたが
実は・・・というお話です。
「ずっとここで~」執筆の時点から
晴樹は上記のような設定があったようで
本作内でもちょっと思わせぶりな行動があったりします。
新刊も既読ですので
そのうち感想記事を上げたいと思います。
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もう恋なんてする気はなかった
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