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BL「滅法矢鱈と弱気にキス①」感想 [腰乃 (コシノ)]

BLコミック「滅法矢鱈と弱気にキス①」の感想です。
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2020.1.24発売。紙で購入しました。
腰乃さん初のオメガバース作品です。
電子ではまだ配信されてないかな?
(2/7追記:2/7から電子でも配信開始しました!)

単話の試し読みで面白かったので、1冊にまとまるのを楽しみにしていた本作、いや~面白かった[exclamation×2]

もちろん、腰乃節炸裂、腰乃tnkも(シャカシャカ消しで)見られます!(とはいえ本番はナシです)

本作、タイトルもすごく好きです。
読んだ時のリズム感がすごくいいですよね。

βとして生きてきたのに、16歳のバース検査でαに変転していた横須賀恋治(よこすかれんじ:表紙絵右)と、
番を見つけるためにお見合いを繰り返しては振られ続けている研修医で男Ωの源静香(みなもとしずか:表紙絵左)
二人のお話です。

αだと発覚→すぐお見合いパーティーに参加させられ→そこでいきなり番率92%=運命の番(=静香)と出会ってしまった恋治。
自分がαだという自覚すらないのに、運命の番、しかも自分と大して体格も変わらないような男が番だと言われても納得できない恋治の気持ちはよくわかる。
ということで、腰乃さんお得意のドタバタとテンパりまくる男子高生が堪能できます(笑

一方、静香の方は番を見つけるのに必死になる理由があって、運命の番と判定された恋治を逃すまいとかなり強引に恋治に迫りまくります。
でもかわいく迫るわけではないし、ますます依怙地に拒否られてしまい・・・
それでも必死にめげずに番になってほしいと食い下がる、そのやり取りの様子が切ないやら、面白いやら。何度も声を出して笑ってしまった。

静香が巣作りのために恋治のものをこっそり集めてるのがすっごくかわいかった[揺れるハート]
Ωの巣作り行為の存在は知っていたのですが、私が読んだことのあるオメガバース作品の中でそれがちゃんと出てきたことはなかったんですけども、いや~いいですね、巣作り!
恋治に内緒で集めていた(恋治にとってはゴミのような)ものを取り上げられそうになった時に、必死に取り返す静香がかわいくってもう!!

Ωの事情を少しずつ知って、静香の苦労も理解できるようになってきた恋治。
段々と静香にほだされてきているけど、番になるにはまだかかりそう。静香の必死の想いは通じるのか?
続きが楽しみです!

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滅法矢鱈と弱気にキス1(1巻) [ 腰乃 ]



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