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BL「あゆむくん」感想 [村上キャンプ (ムラカミ キャンプ)]

村上キャンプさん作
BLコミック「あゆむくん」の感想です。
ayumukun.jpg
2020.4.17発売。村上キャンプさんの最新刊です。
スクリーン(2016年発行)のスピンオフ。
(スクリーンの感想はコチラからどうぞ)

スクリーンで主役だった夏目基のライバル俳優、という役どころだった及川歩(小悪魔振り回し系の魔性受)とそのマネージャー兼恋人の鴨志田誠(受けに振り回される地味不憫攻め)のお話。

常々、自キャラの中であゆむくんを最も愛していると言って憚らないキャンプ先生の「あゆむ愛」があふれておりました。

スクリーンではメインカプ推しの私。
及川歩は推し量れない部分が多すぎるキャラで、正直そんなに…でした(先生ごめんなさい!

マネージャーの鴨志田さんも、仕事はできるけど華のないキャラ。怒ると関西弁が出るとこが、見た目の割にちょっと迫力があるかなぁ、って程度で。

うん、つまり、私にとってはほぼ興味のないCPだったわけなんですけど(先生ごめんなさい!2回目(笑

でも、キャンプ先生の新刊はなるべく発売されてすぐに手に入れるようにしていますので、今回もCPには興味ないけど、ほかの購入予定の新刊を置いといて優先購入しました。

冒頭、鴨志田さんが腹から出血して倒れているという衝撃のシーン!
えっ!鴨志田さん、死ぬの?!
ってビックリさせられた所から、グイグイ乗せられて、読み終わる頃にはあゆむくんの虜になっているというキャンプマジックにまんまとハマってしまいました。

蠱惑的、挑発的な表情が多く、笑顔もどことなくシニカルなものを含んでいる感じのあゆむくんですが、話が進むほど「そ、そんなに可愛い顔するかよ、及川歩!」って感じで、いやあ〜やられました。

ちょっと変わり者で、まわりを振り回すけど、言葉が足りないだけで、実は意外と純粋で一途なあゆむくん。
これからも基本キャラは変わらないのだろうけど、末長く鴨志田さんと上手くやっていくのだろうなぁ、と思わせる素敵なラストでした。

この作品だけでもお話としては読めると思うのですが、スピン元の「スクリーン」を読んでいる方がずっとずっと楽しめると思います。
「スクリーン」ほんとに面白いので、未読の方はぜひそちらから読んでみてください。
(感想記事はコチラからどうぞ)
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本作もカバー下が相変わらず面白くて!
キャンプ先生、ほんと好き。

電子限定の描き下ろしは、スクリーンと同じく「裸エプロンネタ」4P
ののかずx基CPとの違いが面白く、そしてあゆむくん特製オムレツがなかなか迫力ある見た目で思わず吹きましたwww
↑コ◯コ◯コミックかよ!ってツッコミたくなるネタだけどねw思わず吹いた私もまだまだ若いな。


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「あゆむくん」の表紙は「スクリーン」と対になる感じにデザインされたそうですよ。

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