映画「リスタートはただいまのあとで」感想

映画「リスタートはただいまのあとで」
2020.9.4の公開初日に観てまいりました！

狐塚光臣役　古川雄輝さん
熊井大和役　竜星涼さん

お二人とも、原作のイメージを損なわず
とても魅力的に演じられていました。

設定が原作とは少々変更されている部分も
ありましたが(例えば光臣の実家が仏具店ではなく家具屋だったり、熊井のじいちゃんが原作よりも明るくて親しみやすい感じ、などなど)
原作の雰囲気のまま
主役二人の、人生の「リスタート」を
優しく表現されていたと思います。

役者さんて、凄いですねぇ。
古川雄輝さんも竜星涼さんも
何の違和感もなく、表情も何もかも
光臣と大和でした……

くすっと笑えたり、ホロリと涙が出たり
リスタートを切った二人を
心から応援したくなる、心温まる物語でした。

そもそも原作でも
BL部分は比較的あっさり目ですから
映画でもそんな感じでした。
実写ならそれくらいが
ライトで見やすいと思います。とはいえ
キスシーンはドキドキして、きれいで
とっても素敵でした

ひとつだけ、惜しむらくは
音楽がねぇ…なんかもうちょっと
どうにかならなかったのかと・・・
まあ私の好み、主観でしかないのですが
そこだけ、個人的にはちょっと
「う～～ん・・・」でした。


私が一番驚いたことはですね
観客に男性がたくさんいらっしゃったことです。
私が観た回は
半分くらいは男性だったと思います。
(ギヴンは女性ばっかりだった)

私が席に着いた後、会場にぞくぞくと
男性が入ってこられるので
私はてっきり、間違って別の映画の会場に
入ってしまったのだと思って
映画が始まるまで
それはそれは気が気じゃなかったです(笑
「コンフィデンスマンJP」とか
「今日から俺は!!」だったらどーしようかとｗ
いや、それならそれで、まあいいか、と
そのまま観ましたけどね。
だって、もう席にガッツリついてるのに
始まってすぐ出ていくとか
恥ずかしすぎるし迷惑だし…
いい自虐ネタを手に入れたと思えばw
とはいえ
リスタート～の映像が流れ始めた時には
心底ほホッとしました(╯▽╰ )ﾊｧ


パンフレットは買わなかったデス…
通常版が800円。
豪華版が1800円で売られてました。
豪華版は、たぶんおそらく
カラーページや写真がたくさん載っていて
ページ数が多いんではないんでしょうかね。
勝手な推測ですけど。

私の利用しやすい映画館では
夜の時間帯の上映しかないため
おそらく観に行くのは今回だけになると思います。
いくらぐーたら主婦でも
そうたびたび夜の時間帯に
映画のためだけに出かけるのは
なかなかしづらいので。

上映館がもっと多ければいいのに…と
思ったのですが、ギヴンと比べたら
それでも倍近い上映館数なのですね。

田舎の風景や、優しい登場人物に
ほっこり癒されたり
ちょっとした勇気をもらえたり
BL好きじゃなくても、原作を知らなくても
十分楽しめます。
たくさんの方に見ていただきたい、と思える
素敵な映画でした。

★原作の感想はコチラ★
原作の続編「リスタートはおなかをすかせて」
が発売されています。
買わねば!!!
そしてコミックシーモアでは
原作本も9/17まで値下げ中です。
未読の方は、ぜひ!

9/11からは
「窮鼠はチーズの夢を見る」も公開されるし
ギヴンの3回目も見に行かないとだし
(↑義務ではないw)
おばちゃん、嬉しさと資金繰りの辛さに
息切れどころか、行き倒れそうですww

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