BL小説「極道さんは青春時代もパパで愛妻家」感想 [佐倉温(サクラ ハル)]
2021-06-04更新
佐倉温さん作のBL小説「極道さんは青春時代もパパで愛妻家」の感想です。
(出版社:KADOKAWA 角川ルビー文庫)
2021.6.1発売の最新巻です。
冒頭の史の遅れて来た反抗期のさまが
もう可愛くて愛しくて
すっかり賢吾と佐知に気を許しているというか
たとえいい子じゃなくても大丈夫、と思えるようになっているのがよくわかるシーンで
おばちゃんはウルウルしてしまった。
かいじゅうパジャマを着て
ぷりぷり怒っている史の絵が見たかったな。
しかし、今巻はこれ以降
史の出番があんまりなくて
史推しの私には少々寂しかったです。
ん?あ、これBLですもんね。
そうそう子どもの出番が多いわけはないんでした(笑
賢吾と佐知も、すっかり夫夫が板についてきて
周囲が思わず「離婚危機か?!」と
心配するほどの本気のケンカもするようになり。
今回は二人の中学生の頃の同級生 月島 が
新キャラで登場。
佐知とイチャイチャ(笑)するので
賢吾がお怒りモードでしたが
それが最後の方で
どえろな展開につながったので
すべて万々歳でした!ヾ(≧▽≦)ノヒャッホーイ!
佐知の考える理想の二人の関係というのが
とっても良かったな。。。
守られるだけじゃなくて、守りたいし
甘やかされるだけじゃなくて、甘やかしたい。
賢吾はいつでも佐知に甘々で
当たり前のように甘やかされていると
それが当然のように思ってしまって
慢心しそうな気がするのですが
やっぱり佐知も立派な男だもんね!
このシリーズには賢吾を筆頭に
今巻の月島さんや
椿ちゃんにご執心の弁護士 犬飼さんなど
どれも頭脳明晰なだけに厄介で
異常なほどの執着攻めが出てきますが
佐知は賢吾の重すぎる愛情を完全に受け止めちゃってるあたり、佐知さんもたいがいですねw
お似合いの二人、まだまだこれからも読みたいです。
あと、史をもっとおくれ(笑
コミカライズの続きも早く出ないかなぁ。
待ち遠しいです。
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タグ:佐倉温