BL「うしみつどきどき古書店譚」感想 [tacocasi (タコカシ)]
2021-08-12更新
tacocasiさん作のBLコミック「うしみつどきどき古書店譚」の感想です。
2021.8.6発売
(出版社:東京漫画社 NUUDE COMICS)
1冊にまとまるのをとっても楽しみにしていた
tacocasiさんの最新刊は
訳ありアラフォー古書店店主 西 陽蔵さん
✕
陽蔵さんにひそかに淡い恋心を抱いている
尽くし系大学院生 小宮くん
tacocasiさんらしく、今作も
神様やそれに仕える眷属などが出てくる
ちょっとファンタジーなお話です。
古書店「二四書房」に下宿している小宮くん。
その古書店の店主で大家の
渋くて愛想のないアラフォー陽蔵さんがド好み!
とあるトラブルで身体が子ども化してしまった陽蔵さんを助けるべく、古書店だけでなく陽蔵の営む副業も手伝うことに…
というところから始まるお話です。
(8/16まで第1話が無料で読めます。
コチラのリンクからぜひ~)
↑コミックシーモアの単話版へのリンクです。
(アフィリエイトじゃないよ)
カバー折り返しでtacocasiさんが
「アラフォーと子どもが出てくる話を描きたいなと思ってできた漫画です」
とおっしゃられていて、
アラフォーと子どもが出てくるなんて!
私のためかな?って思っちゃった(笑
今までに何度も
このブログで主張していると思いますが
BLにおけるオッサンとショタが
大好物ですからね…ええ。
陽蔵さんの子ども化は
見た目は小2~3年生くらい?な感じで
なかなかかわゆらしいのですが
中身は大人のまま。
なのでとっても落ち着いていて
ショタらしからぬ雰囲気なのですが
身体は子どもなので、
すぐに眠くなっちゃうところとかが
もうたまらぬかわゆさ。
そして「丑三つ時」だけ大人の姿に戻るという、
しかもその時に服がビリビリに破けるという!
なんとも気の利くBLらしい(笑)設定です。
だから「うしみつどきどき」なんですね!
一緒に過ごすうちに
どうやら陽蔵さんはいろいろと
「ワケアリ」らしい、と気づき、
それでも少しでもお近づきになりたい、と
ひたすらまっすぐ奮闘する小宮くんが
とっても好ましいです。
このお話ね、ネタバレしたくないので
具体的なことは書けないのですが
最初はドキドキ
↓
次にキュンキュン♡
↓
一転、切なくて涙が出そうになって
↓
ラスト、ほっこり
という具合にですね、
もう読んでてすんごく面白かったです!
色々な神様とのやり取りだったりで
陽蔵さんの「ワケ」が
徐々に判明していく感じとか
とってもよくできてるお話だと思います。
最後の解決方法が
さすが神様の所業(?)って感じで
そーきたかーーーー!って思いましたけどw
ちゃんとハッピーなエンドになってますし
陽蔵さんはやっぱり渋くてめちゃセクシー♡
小宮くんはとってもかわいいし♡
全220ページ(電子)で、読みごたえもあり
ああ~~面白かった!
報告:えろは朝チュンて感じでした。
べ、べつに残念じゃないもん!
描き下ろしは物語の前日譚。
小宮くんが下宿する前のお話。
シーモア限定特典は1Pマンガ。
自分が子ども化したら・・・?
陽蔵さんにお世話をされる妄想をする
小宮くんのお話でした(^m^ウププ
発売間もない本作ですが
すでに重版が決まったそうです。
おめでとうございます!
tacocasiさんの絵も好きなんですよね~
「二代目!地獄ブラザーズ」ドラマCDの
キャストトークで、閻魔役の天崎滉平さんが
tacocasiさんの絵柄を「体になじむ絵」と
おっしゃられていて
「わかるーー!」ってめちゃうなずきました。
華やかさはあまりないかもしれませんが
なんていうか、
実写化されても違和感が少なそうな感じ?
まあお話の内容はファンタジーなので
もし実際に実写化されたら「うっ…」って
思いそうですけどw
お話も、どれも面白いので
皆さまもぜひ~~
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