BL「カリギュラの恋」感想 [みちのくアタミ]
2021-09-15更新
みちのくアタミさん作のBLコミック「カリギュラの恋」の感想です。
2021.4月発売
(出版社:幻冬舎
バーズコミックス リンクスコレクション)
今年の幻冬舎コミックスの日で
半額でゲットしたこちら。
リンクス本誌で第1話を読んで以来
気になっていた作品です。
高級S/Mクラブの「ご主人様」堂山 清高
✕
S/Mクラブの客 成瀬 誠
老舗会員制S/Mクラブで
客とご主人様という関係で知り合った二人。
しかし、成瀬は
名門高校の教師に採用されたことをきっかけに
身辺整理のためにもS/Mクラブを退会し
その世界から足を洗った…はずなのに
赴任先の高校の生徒の中に「ご主人様」がいて・・・?!
というところから始まる
まさにBLふぁんたじーなお話です。
第1話は退会前の最後の二人のプレイが描かれているため、出だしから大変に濃厚です。
S/Mといってもソフト(痛くない)なので
私でもダイジョブでした。
みちのくアタミさんの美麗絵での
濃厚えろなので、むしろご褒美?(笑
教師と生徒として
思わぬ形で再会してしまった二人が
家で、教室で、部室で、美術室で、体育倉庫で
とにかくありとあらゆる場所でサカリます!
自分は教師なんだからダメだダメだと思いつつ
とっても簡単に流されて
そこらじゅうにいろいろなものを
まき散らしてしまうw教師と
とても高校生には見えない
大人びた攻めが醸し出す
雄っけたっぷりのフェロモンがすごかった。
生徒x教師の背徳感はどこ!?( ゚д゚)ポカーン
せっせせ中の擬音もなかなかでして
面白すぎて笑っちゃうようなのもあり
なんか、そう、えろ同人誌みたいでしたね。
濃厚さといい、擬音の使い方といい。
えろ同人のノリを、
なんとか商業BLの枠におさめてみました。
って感じの作品でした(個人的見解
同作者の
「はじまりはナカから」がお好きな方や
ソフトなS/Mぷれいをお求めの方なら
ばっちりハマるのではないかと思います。
恋愛の切なさ成分は
ないとは言えないですけど
私はあんまり(というか全然w)
感じませんでした・・・
が、えろまんがとして読む分には
けっこう楽しかったです。
わたくし、以前の記事で
大人なら高校生相手に手は出しちゃいかん!
なんてことを書いたのですが、
驚いたことにwこちらの作品
一応、高校卒業するまでは本番行為ナシです!
まあ、攻めのブツを受けの某所に
お挿入れになっていないだけで
おもちゃは入れてますし、その他いろいろ
濃厚プレイの数々を繰り広げているので
「手を出していない」ことには
全っ然なってないとは思うんですけど
まあ、いちおうご報告ですw
濃厚えろが読みたくなったら
再読必至!と思います(●´ω`●)ゞエヘヘ
(「はじまりはナカから」も大好きで
めっちゃ再読している私w)
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タグ:みちのくアタミ
BL「レッドべリルにさよなら①~③」感想 [みちのくアタミ]
レッドベリルにさよなら①~③/みちのくアタミ
1~2巻をしばらく積読してあったのですが、3巻発売を機にやっと読みました。
なかなか良かったので、感想書いてみます。
吸血鬼ものです。3巻完結。
漫画(や小説)の世界では、比較的よく題材として用いられますね。有名どこでは、萩尾望都先生の「ポーの一族」とかですか(すみません未読です)。
BLで吸血鬼ものを読むのは、多分これが初めてじゃないかなぁ。と思ってちょっと検索したら、雲田はる子さんの「ばらの森にいた頃」を読んでいました^^;
短編ですが大変良き作品です。
今作は、3巻にわたって描かれる長編もの。
みちのくアタミさんの美しい絵と、耽美な題材がよく合っていて素敵でした。
天涯孤独で施設育ちだけど気立てのいい美青年
昭彦(1950年生まれ)
x
妻も娘も見送り、独りひっそりと生きる吸血鬼
和重(江戸後期生まれ)
吸血鬼ものは「不老不死」であるがゆえに、大事な人が出来ても、必ずその人を見送らなければならない=一人ぼっちになってしまう、という苦しみ、悲哀、が重要なモチーフ。
大事な人の血を吸って、自分と同じ吸血鬼(または半吸血鬼)にして共に生きる仲間とするか、大事な人だからこそ、吸血鬼の悲哀を味わわないように普通の人間としての生を全うしてもらう道を選ぶのか、二人がどうなるのかはネタバレになるので書きませんが。。。
3巻読み終わって気づいたのですが、1巻最初のシーンと3巻の最後ってつながってたんですねぇ。
和重を吸血鬼にした張本人:将門が連れている、半吸血鬼の美少年:師夏(もろなつ)くんがとてもとても好きでした。ラストの方で見せる涙があまりに美しくて素晴らしかったです。
真面目に感想書いてみようと思ったけど、やっぱり私には無理だった…
ちなみにエロですが
1巻はエロなしですが、2~3巻にはあります。
エロ表現には定評のあるみちのくアタミせんせいなので、そこはホラ期待通りの感じかなw
みちのくアタミ先生の絵って、顔が抜群にきれいだけど、身体もめっっちゃきれいですよね。なんなんだもう。
ありがたいしかない。
そういえば、結局題名の意味がよくわからず。
レッドベリルって、調べたら赤色のエメラルド(かなりの希少な貴石)のことらしいのですが
赤は血の色のイメージだと思うんだけど、それにさよなら・・・?
あ、そういうこと・・・??
1~2巻をしばらく積読してあったのですが、3巻発売を機にやっと読みました。
なかなか良かったので、感想書いてみます。
吸血鬼ものです。3巻完結。
漫画(や小説)の世界では、比較的よく題材として用いられますね。有名どこでは、萩尾望都先生の「ポーの一族」とかですか(すみません未読です)。
BLで吸血鬼ものを読むのは、多分これが初めてじゃないかなぁ。と思ってちょっと検索したら、雲田はる子さんの「ばらの森にいた頃」を読んでいました^^;
短編ですが大変良き作品です。
今作は、3巻にわたって描かれる長編もの。
みちのくアタミさんの美しい絵と、耽美な題材がよく合っていて素敵でした。
天涯孤独で施設育ちだけど気立てのいい美青年
昭彦(1950年生まれ)
x
妻も娘も見送り、独りひっそりと生きる吸血鬼
和重(江戸後期生まれ)
吸血鬼ものは「不老不死」であるがゆえに、大事な人が出来ても、必ずその人を見送らなければならない=一人ぼっちになってしまう、という苦しみ、悲哀、が重要なモチーフ。
大事な人の血を吸って、自分と同じ吸血鬼(または半吸血鬼)にして共に生きる仲間とするか、大事な人だからこそ、吸血鬼の悲哀を味わわないように普通の人間としての生を全うしてもらう道を選ぶのか、二人がどうなるのかはネタバレになるので書きませんが。。。
3巻読み終わって気づいたのですが、1巻最初のシーンと3巻の最後ってつながってたんですねぇ。
和重を吸血鬼にした張本人:将門が連れている、半吸血鬼の美少年:師夏(もろなつ)くんがとてもとても好きでした。ラストの方で見せる涙があまりに美しくて素晴らしかったです。
真面目に感想書いてみようと思ったけど、やっぱり私には無理だった…
ちなみにエロですが
1巻はエロなしですが、2~3巻にはあります。
エロ表現には定評のあるみちのくアタミせんせいなので、そこはホラ期待通りの感じかなw
みちのくアタミ先生の絵って、顔が抜群にきれいだけど、身体もめっっちゃきれいですよね。なんなんだもう。
ありがたいしかない。
そういえば、結局題名の意味がよくわからず。
レッドベリルって、調べたら赤色のエメラルド(かなりの希少な貴石)のことらしいのですが
赤は血の色のイメージだと思うんだけど、それにさよなら・・・?
あ、そういうこと・・・??