SSブログ
暮田マキネ (クレタ マキネ) ブログトップ

BL「つむぎくんのさきっぽ」感想、のようなもの [暮田マキネ (クレタ マキネ)]

2023-01-13更新
暮田マキネさん作のBLコミック
「つむぎくんのさきっぽ」の感想のようなものです。
tumugikun.jpg
2020.3.25発売
(出版社:三交社 Charles Comics)
(購入:アニメイト)

*******作品内容*******
  愛しいキミとのひみつの時間

 「つむぎのおっぱいなら
   好きなだけ 吸っていいからね」

 紬(つむぎ)と煌成(こうせい)には
 小さい頃から続くヒミツの習慣がある。
 それは…紬のおっぱいを煌成に
 吸わせてあげること。
 最初は煌成を慰めたかっただけなのに
 思春期を迎えると関係は
 どんどん変化していって   

 傲慢な御曹司×身寄りのない幼馴染の
 すれ違い格差ラブ
******************


本作が原作のドラマCDの感想を書くにあたり
まずは原作の感想を書かねば…
と思ったのですが
どう考えても私には無理!
という結論に達しました(^▽^;)

ということで、作品内容記載とともに
自分の萌えポイントを記して
感想に替えたいと思います。


表紙絵とタイトルの印象から
ほんわかゆる~いお話なのかと思って読むと
裏切られる本作。

宇喜田家 六男 煌成(こうせい)(17)
  x宇喜田家の使用人 紬(つむぎ)(17)

切なくて切ない同級生格差(主従)BLです。
不憫健気受け、俺様執着攻め
攻めから離れようとする受け
などが好きな人に刺さると思います。
切ないと言っても
もちろんちゃんとハッピーエンド♡なので
みんなおそれずに読んでね!(*´ω`*)

まずは、なんといっても
天涯孤独の紬がかわいい!
不憫健気受け代表みたいな子です。

煌成はボンボンゆえに俺様な言動が基本ですが
心中に抱える紬への愛はゆるぎないのに
それをうまく表に出せない不器用な様子が
かわいそうかわいい。
おかげで思いが紬にちっとも伝わらない。

紬が離れて行ってしまった時の反応が
痛ましすぎて萌えました。

ふたりの出会いは幼少の頃なので
ショタの頃のふたりも出てくるのですが
これが猛烈にかわいい。
以前にも書きましたが
暮田マキネさんの描くショタは
ほんとうにほんとうにかわいくて大好き!

そして本作に絶対に欠かせない存在の
煌成の護衛係の双子 木島 莉麻♀&莉生♂(17)

天涯孤独の紬の唯一(唯二?)の味方です。
特に陽気で豪快、男勝りな性格の莉麻が良い!
周囲、そして煌成にも歯に衣着せぬ物言いで
紬を必死で守ってくれるさまが
とても頼もしく愛しい。

莉麻の言動は、ともすると
鼻につきそうですが
嫌われないぎりぎりのラインを
うまく狙えてる感じ。
いや人によっては完全に鼻につくかもですがw

穏やかな莉生といいバランスが取れていて
この双子の存在が
紬の境遇の不安定さを救ってくれているので
どちらかというと暗めwなこのお話も
あまり心を痛めずに読めているのかもしれません。

紙だと241ページ。
大ボリュームで読みごたえもたっぷり。

そして後日譚である番外編が最っ高に幸せ♡
ふたりで箱根の温泉旅行に行くお話なんですが
もう甘々しかない~~[ぴかぴか(新しい)]
この番外編を読んで
ようやく心が完全にスッキリしました(笑

・・・書いてみれば
結局いつものグタグタな感想記事と
大して変わらないレベルかも(^▽^;)

ということで
ドラマCDの感想にも
ぼちぼち取り掛かりたいと思います。

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

つむぎくんのさきっぽ (Charles Comics) [ 暮田マキネ ]


タグ:暮田マキネ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

BL「僕の可愛い酔っぱらいシリーズ」感想 [暮田マキネ (クレタ マキネ)]

2022-05-27更新
暮田マキネさん作のBLコミック
「新装版 僕の可愛い酔っぱらい」と
「嘘つき達の長い夜」の感想です。
bokunoKawaii.jpg usotukitatino.jpg
新装版 僕の可愛い酔っぱらい 2016.12月発売
嘘つき達の長い夜 2016.12月発売
(出版社:シュークリーム moment)
(購入:コミックシーモア)

「僕の可愛い酔っぱらい」の第1話は
大好きな暮田マキネ先生の商業デビュー作。
初出は2012年あたりなのかな?
(ちゃんと調べてませんすみません

「僕の可愛い~」と
その続編である「嘘つき達の長い夜」は
もちろん紙で持っているのですが、
少し前に「嘘つき達の~」も電子で購入し
2冊とも電子でそろったので
ひさしぶりに
”電子(or紙)でも買った記念に、ちょっと古めだけど大好きな作品の感想上げちゃうぞ”をやろうと思います。

ちなみにこの記念記事シリーズは
これまでに以下の作品の感想を上げております。
 ピクニック
 死ぬほど好き
 人はなぜ働かなければならないのか
 BANBA BURGER
 スクリーン
 好みじゃなかと
う~ん、他にもなにか書いたかなぁ。。。

さて「僕の可愛い酔っぱらいシリーズ」は

モテモテイケメン大学生の
        比奈瀬 路(愛称:ヒナ)(20)
 ✕
小柄無愛想三白眼の居酒屋副店長
      千和 正人(愛称:ちぃさん)(27)
この二人のお話です。

年の差・年下攻め、体格差、地味受・・・
大好き要素モリモリ、というか
BL読むようになってから
けっこうすぐマキネ先生にハマってるので
今も続くこの辺の好みは
この作品の影響も大きいと思われます。

今読み返してみると
特に「僕の可愛い酔っぱらい」の方は
デビュー作だけあって
話の運び方とか、絵の安定しない感じとか
初々しくつたないところも多いのですが
マキネ先生らしさはたっぷりあって
なによりキャラクターの魅力がすごい。

私ほんとに、ちぃさん大好きなんです。

男性にしてはかなり小柄で華奢で
黒髪短髪三白眼の地味な顔立ち。

そんな見かけからは想像できないほど
キスやあっち方面はテクニシャンという
そのギャップw

恋愛体質なのに
ゲイである自分に大きな負い目を感じていて
ほんのささやかな願望すら口にせず(できず)
常に自分を犠牲にしてでも
相手が不利益を被らないように気を遣う…

なんとも切なく悲しい性の持ち主
なのです(ノД`)・゜・。

「僕の可愛い酔っぱらい」は基本コメディで
ヒナとちぃさんが出会い~恋人になってから
のもろもろのお話なので
明るく楽しく読めます。

「嘘つき達の長い夜」は一転シリアス路線。
ヒナという大事な存在を得、
やっと幸せをつかんだちぃさんの前に
過去ひどい仕打ちをされた元彼(セフレ)
の壽(ひさし)が出てきて
重めのお話になっています。
表紙絵↑の雰囲気そのままですね。

ちぃさんの過去のつらい恋愛が
明らかになっていくこの2冊目は
とても心が痛むシーンが多いですが
その経験を経ても
ヒナのことを好きになれたちぃさんの強さと
そのちぃさんの想いを受け止め
若いながらも全力で守ろうと行動するヒナに

「ちぃさん、ヒナに出会えて
 ほんっと良かったねぇぇぇ(ノД`)・゜・。」

ちぃさんの元カレの壽は
私はどうにも好きになれないキャラなのですが
マキネファンの間では意外と人気があります。
彼自身とてもつらい恋愛をしていて
想いが届かないのを承知で
諦めることもできないでいるので
実はとても一途なんですよね。

だからって周りにヤツ当たったりするとか
私的にはそういうとこが
好きじゃないのですが(笑
気持ちはわかるっていうか…切ないねぇ。

こういう主役CPを引っ掻き回して
嫌な思いをさせるキャラでも
ファンからの人気があるというのは
明るい面だけじゃない、ダークな裏側も
魅力的に描けているからなんだろうと思います。

マキネ先生はこの作品だけでなく
ほかの作品でも
そんな一面を持つキャラがよく出てきて
ただ明るいだけじゃないお話を
多く描かれているのですが
そこが本当にお上手だな~と思います。

甘々ハッピーな癒し系が好きな私ですけど
そんな私でも楽しめる良い加減なほの暗さ。
でも笑えるところもちょいちょいあるので
色々な感情が揺さぶられて
読んでいてとても楽しいです。

ただ感想を書くのがむずい。
おバカな私にはすごく難しいのです。
少しずつ感想記事を増やしていきたいですが
なかなかハードルが高いわ。。。

とりあえず、今回
デビュー作とその続編の感想を書けたので
満足満足♪♪

★これまでのマキネ作品の感想は以下★
Luck[ラック]
ロッカバイディア
ベイカーベイカーパラドクス
助教授の初恋ケーススタディ

そういえば、今年のGW、
久しぶりに旅行に行ったんです。
初めての「国営ひたち海浜公園」
かの有名なネモフィラの丘を堪能してきました。
いつか行ってみたいと思っていたのです。
夢がかないました(*´ω`*)なんて大げさかw
blue&yellow.png
空の青とネモフィラの水色と
菜の花の黄色の共演。しゅてき♡

ネモフィラの丘で足元をよく見たら・・・
chiinyan2.png
チビちぃにゃんが捨てられてる!
もちろん拾って帰りました(*´ω`*)ナンテ

・・・こういうアクスタ使った写真て
うまくピントが合わなくてめちゃくちゃ難しい。
ってか、そもそもこれで写真を撮る行為が
めちゃくちゃ恥ずかしい(笑
周囲に人がいなかったら
あーでもないこーでもないと粘るのだけど
一瞬で済ませようとするから
全然うまくいかなかったよー。

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

新装版 僕の可愛い酔っぱらい【単行本版(電子限定描き下ろし付)】【電子書籍】[ 暮田マキネ ]
嘘つき達の長い夜【単行本版(電子限定描き下ろし付)】【電子書籍】[ 暮田マキネ ]

タグ:暮田マキネ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

BL「助教授の初恋ケーススタディ」 [暮田マキネ (クレタ マキネ)]

2021-09-20更新
暮田マキネさん作のBLコミック
「助教授の初恋ケーススタディ」の感想です。
jokyouju.jpg
2015年10月発売
(出版社:竹書房 
     バンブーコミックス moment )

暮田マキネ先生の初期作品です。
昨夜(2021.9.19)の22時から
最近恒例のマキネ先生の月一配信がありまして
この「助教授の初恋ケーススタディ」が
課題図書でした。

配信前の復習で久しぶりに読み返し、
その後、マキネ先生の配信で
登場人物たちの実は明かされていない裏設定
ほか、いろいろお聞きできて
大変楽しませていただきました♡

マキネ先生、お忙しい中、いつも楽しい時間を
ありがとうございますm(_ _)m

マキネ先生の作品大好きなのに
特に初期作品は全く感想を書いていないので
今回は配信を機に感想記事を上げようと決意しました。
「ロッカバイディア」の感想記事にも書いたのですが
マキネ作品は私には感想を書くのが難しくて
どうしてもしり込みしがちなのですよ…

世話焼き気質のオカン系男子 朝陽(27)
 ✕
大学准教授だが生活能力の低い 由鶴(34)

職を失い、恋人には捨てられ、父親は入院、と
トラブル続きで傷心の朝陽。
帰省した実家の定食屋で
箸使いも食べ方もなっていない由鶴と出会い。
世話焼き気質とガタイの良さから「うちでバイトしない?」と由鶴に誘われるところから始まるお話。

世話を焼き過ぎて嫌がられることも多い朝陽と
”私が面倒を見てあげないと!”と
誰もが思ってしまうほど生活能力が低い由鶴は
まるで凸と凹のように、相性ピッタリ。

出会った当初から、
お互いその存在が気になっているのに
思い違い、掛け違い、そして
適度な邪魔が入るためw
恋愛にはなかなか発展せず、
ヤキモキさせられます。

由鶴さんが、准教授という立場でありながら
年齢に見合わぬ童顔で
ぬぼーーーーーーーっとしていて
基本目が死んでるw低体温キャラなんですけど
無自覚嫉妬で赤面したり
無自覚に朝陽を煽ったり
えろの時のえろさといい
すんごい魔性受でギャップ萌えの塊なので
大好きなキャラです。

恋愛に慣れていないがゆえに
朝陽に対する自分の感情の揺れを受け入れがたい由鶴と
そんな由鶴に振り回される朝陽。
すれ違っていく思いが切ないのです・・・

お邪魔虫wで登場するのは
朝陽の元カレでホストの ヨリ
由鶴に思いを寄せる由鶴のいとこ 巴(♀)
由鶴の大学時代からの親友 日置
の3人。

お邪魔キャラが3人もいたら、
そりゃなかなかラブには発展しませんね!(笑

今回の配信で、このあたりの当て馬?キャラの設定もいろいろお聞きできたのが大変興味深かったです。

特に、ふつうに読んだだけでは
ただのいやな奴、という印象しかなかった日置さんの、あまりのせつなさに、思わず彼のことを好きになりそうでしたよ。

日置さんが幸せになるスピンオフとか出してもらえないかなぁ。と思ってしまったくらい。

とまあ、色々な邪魔が入りつつも
ラスト、二人は後ろ暗いところもなく
幸せになれるので、ほっこりできます。

最初の恋人えちちの時の
靴下のエピソードがすごく好き。
由鶴の靴下だけを脱がせずにことに及ぶ朝陽と
「靴下 いつ脱ぐの…?」って
素朴な疑問を口にする由鶴。

靴下って、えろだよね・・・(^m^
朝陽の気持ち、わかるわw


さて、来月のマキネ先生の配信の課題図書は
「ことのはころり」だそうです。
これも大好きなんだよねーー!
めっちゃ再読してる本ですが
やはり感想を書けていないので
書けたらいいなぁ。

マキネ作品は、お話は違えど
ほとんどすべての作品が同じ世界線上に存在していて
作品内で触れていなくても
何かしらつながっている部分があるのがとても面白いし、興味深いです。

マキネ先生自身が、ご自分のことを
「設定厨」とおっしゃられていて
特に作品内で説明されていない細かな部分まで
詳細な設定をされているので
だからこそ、毎月の配信で
そういう裏話をお聞きできるのが
とても楽しいのです♪♪

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

助教授の初恋ケーススタディ【完全版(電子限定描き下ろし付)】【電子書籍】[ 暮田マキネ ]


タグ:暮田マキネ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

BL「Luck」感想 [暮田マキネ (クレタ マキネ)]

暮田マキネさん作のBLコミック
「Luck」の感想です。
Luck.jpg
2021.3.3発売
(出版社:コアマガジン 
       drap COMICS DX )

紙で購入した本作、ようやっと読みました。
紙書籍限定の応募者全プレペーパーも
申し込まなくちゃだし!(6/1締切です)

占いでその日の行動を決める大学生
   蛯原天(えびはらたかし)(受)

天と同じ大学で、学内でも有名な先輩
 人気者イケメン鳥飼寿里(とりかいじゅり)(攻)

過去の失恋のトラウマから
その日の行動を占いに頼るようになった天。
ある日突然、寿里が親し気に近づいてきて
やたらと付きまとわれるところから始まるお話。

いつでも周りに人がいるような人気者の寿里が
特に接点もなかった天にグイグイ迫ってくるので
天は戸惑いっぱなし。
とはいえ
寿里のイケメン具合と(笑)人当たりの良さに
徐々に親しくなっていくのですが・・・

いや、寿里の怪しさがちょっと信用ならなくて
私はしばらくドキドキしてましたね。
天さん、そんな簡単にほだされて大丈夫か?
なんかやばくないかその人??って。
だって、マキネ作品なんですもの。
そのイケメン、絶対何か裏があるでしょーが!

うわあ~そう来たか!な展開もありつつ
結局は
トラウマ持ちの受けが執着溺愛攻めと出会って
幸せになるハッピーなお話でした。
よかった(笑

二人とも、いかにも
暮田マキネさんの作品らしいキャラで
辛い過去を持つ暗めの受けと
何を考えているのかよくわからない
明るい(&アヤシイw)イケメン。
寿里さんがマジに顔面偏差値が高くて
いやはや眼福でした。
当て馬ってか
受のトラウマの原因になった元カレが
めちゃくちゃ胸くそなヤツってのもお約束か。
ほんとむかつくやつだったわー。
けど、寿里がめっちゃ圧の強い早口でまくし立てて撃退したとこが面白かったし良かったです(^m^

そういえば、暮田マキネさんの作品は
体格差(身長差)のあるCPが多い印象ですが
今作はそんなに差のないCPでした。
受けも意外とがっしりした男らしい体格。


正直言うと、
寿里が天を好きになったきっかけが
ちょっと弱いというか、よくわからなかったし
寿里のある事情が天の知るところになり
天からの一方的な喧嘩別れみたいになった後に
案外簡単に仲直りしたなーというところが
かなり駆け足な感じだったので
そこが少々物足りなかったのですが
「運命」の出会いをした二人が
これから幸せになっていくんだね、って
嬉しくなるラストでした。

ってか、わたくし、
この後のイチャイチャが見たいんですけど[exclamation&question]

カバー下マンガがほっこりイチャイチャで
ニマニマしました。
別にえろじゃなくてもいいので
全プレペーパーでもこういうの見たいな~。
期待しておこう[るんるん]

アニメイト特典は4Pリーフレット(3Pマンガ)。
んふ、これもほっこりイチャでした。
天のおしりが心配で薬を塗りたい寿里と
そんなに心配しなくていい、という天の
かわいい攻防戦(?)
こういうの、もっとおくれ~~[揺れるハート]


ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

Luck【電子限定描き下ろし付き】【電子書籍】[ 暮田マキネ ]



タグ:暮田マキネ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

BL「ロッカバイディア」感想 [暮田マキネ (クレタ マキネ)]

暮田マキネさんのBLコミック
「ロッカバイディア」の感想です。
Rock-a-bye-Dear.jpg
2019.12月発売
この表紙、すっっっごく好き[揺れるハート]

コミックシーモアの
「2021電子コミック大賞」BL部門
エントリーされている本作。
BL部門30作品のうち
私の既読作は5つあったのですが
この「ロッカバイディア」だけ
感想記事を残していなかったので
「書かなければ!」と思い立った次第です。

なぜ感想記事を書いていなかったのかといえば
書ける気がしなかったから、なのですが…

暮田マキネさんの作品、
大好きでほとんど読んでいるのですが
らぶらぶはっぴー!な明るい系のお話はほぼなく
一癖も二癖もある仄暗いしっとり系が多いです。

こういう作品は、おバカで語彙貧困の私には
感想を書くのがとても難しいのだよ・・・[もうやだ~(悲しい顔)]


大病院の家の息子 八尋
 ✕
元被虐待児で
現在は義両親のもとで養子として暮らしている
優等生の累

家がお隣同士、幼なじみの高校生二人のお話です。

養子として暮らしている塁は
義両親に捨てられないように、と
自分の本心は押し隠し
優等生でいるための努力を必死でしています。

一方、幼いころから離れの部屋を与えられ
親に放任気味に育てられている八尋。

塁が引き取られた直後に知り合った二人は
お互いの足りない部分を埋めあうかのように
二人で過ごすうちに
身体の関係を持つまでに至りますが
恋人としてのそれではなく
後ろめたさを含む共依存のような関係。

塁の義母の妊娠をきっかけに
捨てられるかも、という
強迫観念の強くなった塁が
八尋との関係の解消を言い出すも
徐々に心が壊れていき・・・・

塁の切ない出自、
そんな累を守ると決め、献身的に尽くす八尋
お互いを必要としているのに
すれ違う二人が切ない。

心身ともに崩壊する直前で
ようやく助けを求めることができた累を
さっそうと助ける八尋がかっこよくてしびれました[揺れるハート]

義両親にも自分をさらけ出すことができ

結果、八尋にプロポーズする塁もかっこ良かったです。

これからは心から甘えて、甘えられて
そんな二人になっていくのだろうな~。
ということで
しっとり系でも、ちゃんとハッピーエンドです。


暮田マキネさんの絵も好きなんですよね~。
特にショタのかわいさが暴力的です。
あとマキネさんの描くおちくびは
フルーティでとってもおいしそうなところも好き(笑
あ、でも本作にはあんまりおてぃくび出てこないのよね。残念なことに。

仄暗いはじまり、設定でも
必ず最後は幸せになるところも大好きです!
(たまに例外はあるが…^^;)

★暮田マキネさんの他作品の感想★
ベイカーベイカーパラドクス


ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

ロッカバイディア【SS付き電子限定版】【電子書籍】[ 暮田マキネ ]



タグ:暮田マキネ
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

BL「ベイカーベイカーパラドクス」ぷち感想 [暮田マキネ (クレタ マキネ)]

暮田マキネさん作のBLコミックス「ベイカーベイカーパラドクス」の感想です。
baker.jpg
ガチ兄弟BLでした。

しっかり者で兄に執着している弟 秀臣
 xちょっとおバカで天然ぽわわん兄 秀征
2才差だけど同級生の二人兄弟

弟が兄のことを「にーに」と呼ぶし、その”にーに”は何かにつけてすぐ涙を流す上に言動がとてもおこちゃま。
”かわいいくておバカな兄”というキャラ付けにしても、ちょっとやり過ぎかなぁ、って正直最初は思ったんですけども。

そんな兄の状態は、事故による記憶喪失が関係していることが第2話で説明されて納得。そのあと第4話でも大きな種明かしがされて、一気に面白くなりました。
ぽやぽやの兄と、かいがいしくその世話をする弟。
一見幸せな仲良し兄弟のようでいて、すれ違う想いが切ない。

最終的にはハッピーエンドなんですけど
かわいい”にーに”が抱える闇を感じさせるラストがすごく良かったです。ゾクッとしました。

兄弟BLがお好きな方、ぜひ。
とくにガチ兄弟だからこその仄暗さ、ひっそりと不穏な感じがたまらないです。
再読するとより味わえます。


マキネ先生ってショタを描くのがとてもお好きらしいのですが、本作もすんごくかわいいショタが見られます。
特におみ(弟)のおまんじゅう加減が愛しくてたまりません。あんなにかわいそうかわいい弟、そりゃ愛してしまうよ。うむうむ。

タイトル「ベイカーベイカーパラドクス」の意味がよく分からなかったのですが、マキネ先生の解説によると「肝心のことが思い出せない現象」的な意味だそうです。知らんかった!
マキネ作品はカバー下の解説を読むのも楽しみの一つ。
baker1.png
老眼にはツラ(↑画像は読みづらいように加工済み)
でも読みごたえがあるので、このサイズ感やめないで欲しいです。そのうちハ〇キルーペ買うし(笑


ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

ベイカーベイカーパラドクス (花丸コミックス・プレミアム) [ 暮田 マキネ ]



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック
暮田マキネ (クレタ マキネ) ブログトップ