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BL「完璧なムスコ【完全版】」感想 [りーるー]

2022-10-14更新
りーるーさん作のBLコミック
「完璧なムスコ【完全版】」の感想です。
kanpekina-musuko.jpg
2020.10月発売
(出版社:グループ・ゼロ 男子上等!)
(購入:コミックシーモア)

コミックシーモアでは 10/17まで
60%以上値引きになっております!
気になっていた方はぜひ!
このお値段ならクーポンなくても
すぐに手が出ちゃいますね(´艸`*)ムホホ


本作は
父親に認められたかったムスコたちの
苦悩や葛藤、愛憎の物語です。

既婚で年上のオジサマにしか欲情しない
  配送業の市橋智(いちはしさとる)(23)
 ✕
既婚で息子もいながら男の愛人がいる
  老舗紳士服メーカー社長 梶行也(50)

お互い忙しい仕事の合間を見つけては
逢瀬を重ねているふたり。

ある日、市橋のところに梶の息子が現れ
「親父と今すぐ別れて欲しい」と言われ…
というところから始まるお話です。

この3人の登場人物それぞれが
自分の父親に対するコンプレックスがあり
好き・嫌い・切ないといった
恋愛ものによく見られる要素だけではない
複雑な感情がまじりあい交差していく
3人の関係が大変読みごたえがありました。

おバカな私の脳みそには
感想を書くのがかなり難しくて
煩悶しているのですが
心の奥に何かがドシッとくるお話でした。
(何かってなんだよw)

内容的には重い雰囲気かなと思いますが
乙女オジサマの梶さんがかわいいのと
科子さん(梶さんの奥さま)はじめ
市橋妹や母など
明るかったり強い女性陣の存在で
救われている感じがします。

りーるーさんのBL作品に出てくる女性キャラ
とっても好きなんですよね。
登場場面は少ないながらも
恋に人生に悩む主役男性たちを
陰ひなたで支えるしっかりものが多いので。

ラストはハピエンなのもうれしい。
ただれた愛人関係のような始まりだったけど
実際は純愛というか
心から求め合っていた二人が
また一緒になれて本当に良かった。

梶さんが元気なうちに
たくさん励んでください(笑

いや~それにしても梶息子の行動、
すごかったですな。
そこまでやるか?と
そこはちょっとついていけなかったわ‥‥
見た目すごく好みだったのに~[あせあせ(飛び散る汗)]
まあ結局最後はいい人だったけどさ(笑

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完璧なムスコ【完全版】【電子書籍】[ りーるー ]


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BL「特務刑事オメガパンチ」感想 [りーるー]

2022-01-13更新
りーるーさん作のBLコミック
「特務刑事オメガパンチ(合本版)」の感想です。
omega-punch.jpg
2021.4.24発売
(出版社:イーブックジャパン BLfranc)
(購入:コミックシーモア)

合本版とありますが
・紙書籍版の描き下ろし7P
・カバー下(あとがき)2P
・シーモア特典マンガ1P(4コマ漫画2本)
も収録されています。

りーるーさん初のオメガバースは
設定がかなり特殊だったのですが、
すんごく面白かったです!

年下大型忠犬β(部下) 三好(ミヨシ)巡査
 ✕
αをも支配する最強Ω 高森 誉(タカモリホマレ)警部補

警察を舞台にした上司部下のバディものです。

「αをフルボッコにしたい…」という
りーるーさんの謎性癖(←本人談)から生まれた
特殊設定のお話です。

オメガバースに触れたことがない方には
なじみにくい部分もあるかもしれませんが、
オメガバースに萌えはないくせに
そこそこの数読んでいる私には
目先が変わってというのもあって
かなり面白かったです。

オメガバースは、
Ωがあまりにつらい立場なことが多くて
そこが苦手なんですが、
このりーるーさんのオメガバースの世界観も
Ωには容赦ないです。
むしろ今まで読んだ中でも、
かなり酷いほうかもしれないです。
ただ、具体的に描写するシーンが少ないので
まだなんとか読めました。

誉はΩの中でも希少な
フェロモン過剰(常時発情期)の異能オメガ。
その気になれば、
αを支配することもできるその能力を使い、
部下の三好とともにある事件を追っていきます。
といっても、誉さん、
無敵ってわけでは全然なくて、
かなりズタボロで痛々しいシーンもあります…

猪突猛進型でゴリラ体力の忠犬部下βの三好と
(猪でゴリラで犬て…(笑))
たびたびぶつかり合い、助けてもらいながら
事件の真相に近づいていくにつれて
二人の絆も深まっていき、やがてラブに…
という展開になっていくのですが、
事件の顛末の方に重きがあるので
正直、ラブ部分は、
あれっ、いつの間にそこまで好きになってた?
という感じがしないでもなかったです…。

いやでも、でも!
お話としてはすっごく面白かったんです!

異能オメガってのも面白いし、
オメガの発情を抑える抑制剤だけでなく、
それの中和剤があったり、
強制発情薬とかまで出てくるし、
いわゆる”運命の番”のことを
”Sクラスの番”っていうとことか、
(てことはAとかBクラスの番もいるのかな)
特にタイトルにもある“オメガパンチ”現象とか
すんごく良い!萌えました。

この設定、1冊だけで終わりにするのは
もったいない!

1冊じゃ消化しきれてないというか
生かしきれてない感じがすごくするので
このバディで、また別の事件に
取り組むところを読みたい!

と思って検索したら続編が出ていますね。
今のところ単話で2話まで配信されてました。
わーーーーーーい!ヾ(≧▽≦)ノ

この合本版では単語でしか出てこなかった
”ネックガード”を着用してらっしゃる誉さんの表紙絵。
わーーー拘束具っぽさもあって
なんかせくしーやわぁ♡

単話で買うか、まとまるまで我慢するか…
とりあえず試し読みしてこようっと~♪
(↑試読するとたいてい罠にはまるよね…(^▽^;)

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BL「とろける、おじさん。」ぷち感想 [りーるー]

2021-11-10更新
りーるーさん作のBLコミック
「とろける、おじさん。」のぷち感想です。
torokeru.jpg
2021.10.25配信(紙は11.5~発売)
(出版社:メディアソフト 
       シャルルコミックス)
(購入:コミックシーモア)

↑の帯にもありますが
41歳の初心なオジサマ処女が
ゴールデンフィンガーのゲイ風俗ボーイに
身も心もトロトロにされちゃうお話です(^m^ムフ

銀行の支店長の花村静音(41)は
ゲイの自覚はあるものの
恋人がいたことはなく、えちちも未経験。
マッチングアプリで知り合った相手に
「”メ〇イキ”出来るようになったら会ってやる」
と言われたのを真に受け、
ゲイ風俗で働くシュウ(21)に
「メ〇イキできる身体にしてください」
とお願いするところから始まるお話です。

結局、シュウはウブかわいい花村に
花村はシュウのゴールデンフィンガーテクに惚れて(?)
甘~い年の差CPが出来上がります。

ダークな展開は特になく
ひたすらえろとろです。
りーるーさんのえろは、かなり濃厚なので
胸焼けするときもあるのですが
胸やけする一歩手前の、ちょうどよい加減で
楽しませていただきました(笑

ちなみに修正ですが
たぶん、最初からブツを描いていないタイプ
ではないかと思われます。
ぱっかーーん!なポーズなどもありますが
トーンや液体、効果音などで
”そこにある感”を演出しているだけで
おtinそのものは何にも見えませんです。

本作には「おじハラ」という
短編も収録されています。
…あれ、これ読んだことあるぞ、と思ったら
アンソロジー「熟れおじBL 攻&おじ同士」に
掲載されていたお話でした。

穏やかで地味~~~な総務係長が
実はめちゃんこえろすで美味しいお話です。

どちらもキュンはあまりなかったですが
おじえろをさくっと補給できました(*^-^*)ノ

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BL「発情トーキングマシン330」感想 [りーるー]

2021-05-22更新
りーるーさん作のBLコミック
「発情トーキングマシン330」の感想です。
330.jpg
2021.5.1発売の新刊
(出版社:新書館 
    ディアプラス・コミックス)

トリオでコントをしていた芸人が
かすがい役だった最重要メンバーを亡くし
残された二人で新たにコンビを組んで
再出発するお話です。

お笑い芸人さんのお話だし、
てっきりコメディかと思って
読み始めたのですが、これが案外とシリアス。
もちろん、くすっと笑えるとこもあるのですが
至極まじめなお話でした。

”じゃない方”芸人 ツッコミ担当 椎葉
 ✕
せっすすなしではやる気が起きないびっち受
   松尾(ゲイ。ボケ、ネタ作り担当)

亡くなった”モーちゃん”を間に挟んで
ほぼ接触してこなかった二人。

モーちゃんを失い
自暴自棄になっていた松尾に
コンビを組むことを持ち掛けると
サオ役とモーちゃんの役の両方をやれ、
という無理難題を吹っ掛けられた椎葉。

いままで腰かけ気分で芸人をやっていた椎葉が
初めて松尾とまともに向き合い
不可解ながらも彼の魅力にはまって。
相方として
必死に松尾に食らいついてくる椎葉と
そんな椎葉によって引き上げられていく松尾。

椎葉にサオ役をやれって言ったくせに
自分から拒否って
なかなか”そういう”関係に進まない松尾が
意外とかわゆかったです。

椎葉からのキスを
す~っと目を閉じて松尾が受け入れたシーンが
めちゃくちゃ良かったなぁ。。。
どきゅーーーーーん!ときましたよ、あれは。

松尾の昔の男がらみのトラブルとかも
周囲の支えもあって、何とか乗り越え
お笑いの頂点を目指していく
気持ちのいい終わり方でした。
(最後のカラオケボックスでえろすなことをするやつは、ソレはおやめなさいよ、って思ったけどね(笑))

お話の流れには全く絡まないのだけど
モーちゃんの忘れ形見 一人息子のユウくんが
めちゃカワで、シリアス展開のお話の中で
癒しの存在でした。

あとモーちゃんの奥さんのミミさん。
豪快で、達観してるとこもありつつ
かわいいとこもあって
いかにもりーるーさんの作品に出てくる
女性キャラって感じで好きだったな。

りーるーさんぽいと言えば
松尾のセフレ、まほろ師匠も
いかにもだったわーーーー。
ああいうソフトでえろなおじさんも
けっこう好き。不倫はいかんけどもw


本作を読んでたら
赤根晴さんのBL「笑う門にはクズ来たる」を思い出し、再読しちゃいました。
(★感想記事はコチラ★)
これにもせっすすしないと
ネタが書けない芸人(攻)が出てくるのですが
こちらは完全なコメディ。
個人的な好みとしては(正直言っちゃうと)
「笑う門には~」のほうが好きなんですが
本作もなかなか面白かったです。
「特務刑事オメガパンチ」も
そのうち買いますかね…

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発情トーキングマシン330【電子限定おまけ付き】【電子書籍】[ りーるー ]



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