BL「ロマンティックマリッジ」感想

2021-11-15更新

由元千子さん作のBLコミック
「ロマンティックマリッジ」の感想です。

2021.10.27発売
（出版社：竹書房　
　　バンブーコミックス 麗人セレクション）
（購入：コミックシーモア）

アンソロなどでは読んでいましたが
単行本は初買いの作家さんです。

開始５ページでいきなり
初対面の相手にプロポーズする展開が斬新で
思わず購入してしまった本作。

同性婚が認められて２年経った世界。
偏見はまだある、と説明されますが、
物語中にそういった人物は一切出てこず
夫夫が養子をとって育てることも
浸透しつつある感じです。

攻(30)の一目惚れ→即プロポーズから始まりますが
ノンケの受(35)が、意外とすんなり受け入れて
早々にCPが成立します。
それから約１年後にようやく同棲(結婚？)し
初夜(初せっせ)を迎えるのですが
「～１年後～」的な演出で
一瞬で時が流れるので
１話目からおせっせシーンが出てきます。
しかも、受けがセクシー下着を身に着けているのかと思ったら
な・な・な・なんとア・・・
いや、読んでない方にも衝撃を受けてほしいので、これ以上は言いませんけれども(笑

という感じで
１話１えろ、しかも毎回がっつりえろです。
電子(シーモア)での修正は真っ白抜きですけど
体位だったり、ぷれいが豊富なので
えろ成分をお求めの方も楽しめると思います。

とにかくひたすら甘々で
タイトル通りのお話になっています。
しかも攻めが嫉妬深いので、
そういうのがお好みの方にはドンピシャかも。

同性婚に偏見の目を向ける人も出てこず
ひたすら暖かい世界に
「早くこんな世の中になればいいのに」と
ほんとに思いました。

ただ、私の好みとしては
男同士ゆえに、の
葛藤や切ない思いをする部分があって、
そこから幸せになるお話が好きなので
ちょっと物足りない感もありましたが・・・

ひたすらほわほわしたいし、えろもほしい♡
そんな気分の時には
ぜひ本作を読み返したいと思います。

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タグ：由元千子