BL「絡まる糸を解くように」感想 [吉野ルカ(ヨシノ ルカ)]
2022-02-07更新
吉野ルカさん作のBLコミック「絡まる糸を解くように」の感想です。
2022.1.17発売の新刊
(出版社:コスミック出版 Spicy Whip Comics)
(購入:コミックシーモア)
「ラヴィンランド」が面白かった
吉野ルカさんの最新作は、テーラーが舞台。
スーツ萌えの私は飛びつきましたよ!
全編ほぼ、
スーツ・ベスト・ワイシャツ or 裸!
吉野ルカさんの美麗絵で
スーツをたっぷりを拝めて、
なんかもう私はそれだけでも
幸せを感じてしまいました(*´ω`*)
大企業の御曹司 堂崎漣(ドウザキ レン)(ゲイ)
✕
祖父・父の経営していたテーラーを
若くして受け継いだ 月江巧弥(ツキエ タクヤ)
巧弥の父の親友で、
父亡きあと、なにかと巧弥の面倒を
見てくれている堂崎社長に
父親のような、憧れのような感情を抱いている巧弥。
ある日、堂崎社長が連れて来た息子の漣とかかわるようになってから、巧弥は自覚していなかった堂崎社長への自身の想いに気づいてしまい…
自分の恋情と欲情、漣が巧弥に寄せる思い、
亡き父の想いと堂崎社長の悔恨・・・
複雑に絡まる糸のような関係が
ゆっくりと解かれていく
大人の恋物語です。
上品で、せつなくて、美しいえろが適度にあり
かっこよくて余裕のある御曹司攻めと
繊細で、寂しさゆえに流されやすい受け、
過去の出来事に苦悩を秘めるオジサマ、
そして、みんな基本スーツ。
美味しい要素しかない!
切ない系、スーツ好きな方には
ぜひともおすすめの作品でした。
ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
タグ:吉野ルカ
BL「ラヴィンランド~座敷童子の恋のお話~」感想 [吉野ルカ(ヨシノ ルカ)]
2021-12-30更新
吉野ルカさん作のBLコミック「ラヴィンランド~座敷童子の恋のお話~」
の感想です。
2021.12.17発売の新刊
(出版社:キルタイムコミュニケーション
スリーズロゼコミックス)
(購入:コミックシーモア)
こちら、単話以外に
合本版と単行本版があります。
私が購入したのは
描き下ろしとシーモア特典の付いている
【単行本版】になります。
吉野ルカさん、初買い作家さんです。
勝手に新人さんかと思っていたら
既刊がけっこうある作家さんでした・・・・
ここまでまったく存じ上げておらず
勉強不足でお恥ずかしい(><
こちら、タイトルにある通り
座敷童子が出てくる
ふんわりファンタジーなお話ですが、
童子というからにはショタ物か、と思いきや
見目も和服も麗しいイケオジが!
カバー折り返しにある著者コメント
「イケオジが出世を約束してくれて
さらに家事全部やってくれないかなー
という願望設定です。」
これまんまな内容になってます(笑
サイコーか!!!
濡れ衣で退職を余儀なくされた清水瑛士(27)が
引っ越し先の安アパートで出会ったのが
自称座敷童子の和服イケオジ。
憑いた人間を出世させるのが得意という
この怪しげな妖怪にユキと名を付け
やむなく同居生活を来るうちにやがて…♡
というお話です。
二人が惹かれあっていく過程に無理がないし
料理上手で紳士なイケオジが
えちちの時はちょいSを発揮したり、
受けの瑛士がおぼこそうに見えて
意外と積極的なとこも良く。
クスッと笑える部分も多いのだけど、
異種間恋愛に必ず訪れる壁の部分は
あんまり切なくて泣けるし、
そこを乗り越えた二人の
穏やかで幸せそうな様子に
じんわりとあたたかい気持ちをもらいました。
ネタバレしたくないので、
具体的なことは何も書けていませんが、
とっても良かったので・・・♡
たくさんの方に読んでいただきたいです。
当て馬的位置の瑛士の先輩が
ほんといい人だし、面白いしで
とっても親近感を持ってしまいました。
彼も素敵な相手と出会えますように。
描き下ろしは、マンガ4P+あとがき1P。
カバー下マンガ2P収録。
シーモア特典は1Pマンガでした。
修正は白抜きですが
もともと描きこんでいなかったり
見えないアングルになっていたり。
でもけっこう大胆なポーズもあったりして
絵がきれいなのもあり、
えろも十分楽しめると思います。
吉野ルカさん…他の作品も読んでみようかな。
ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
タグ:吉野ルカ