BL「アンチロマンス①②」感想

2022-11-07更新

日高ショーコさん作のBLコミック
「アンチロマンス①②」の感想です。
　
１巻 2020.3月発売
２巻 2022.10.24発売の最新巻(完結)
（出版社：幻冬舎コミックス　
　　　　　　　　　ﾊﾞｰｽﾞｺﾐｯｸｽ ﾙﾁﾙｺﾚｸｼｮﾝ）
（購入：１巻 コミックシーモア
　　　　２巻 アニメイトブックストア)

連載開始から７年の時を経て
２巻完結したこちらの作品は
日高ショーコさんの幼なじみもの。

幼稚園の頃からずっと一緒の同級生で
大学生から開始した同居も６年、
ぬるま湯のような心地いい関係でいた
幼なじみのふたりの
こじれまくりモダモダしまくりの
キュンキュンBLです！

はああ～～最高でした。

とりあえずいきなりネタバレしますけど

リバですっ！
ショーコ先生のリバ、最高です！
ありがとうございます（T人T）感涙

社会人３年目のライター柿谷 亮(24)と
美容師の周防弘樹(24)

いつのころからか周防に
恋愛感情を抱いていた柿谷。
しかし「普通」にこだわる
周防との関係を壊したくないために
自分の感情を抑え
親友としての立ち位置をまもっている。

一方、柿谷の思いにうっすら気づきつつも
気づかないふりをして
普通の親友としての付き合いを続ける周防。

あるきっかけから
あふれる思いを止められなくなった柿谷が
周防にキスしてしまい・・・

切ない長年の片想い。
自分の思いがバレたら
一番大事な相手を
失ってしまうかもしれない恐怖。

もうサイコーーー！の設定。
幼なじみBLの醍醐味たっぷり(ﾎｸﾎｸ

１巻では柿谷の苦しく切ない思いが中心ですが
２巻ではついに行動に移した柿谷に対し
なかなか自分の思いを
素直に認められない周防が
それでもなんとか柿谷との関係を見つめ直し
反省して一歩踏み出します。

もうね～～～どこもかしこも
痛いと甘いのキュンの嵐で
私の心臓が忙しかったです。
はあほんと最高（最高何回言うのw）

自分以外の誰かと親しくしていると
ムッとしたり
ふざけて軽く相手に触れてみたり
距離感の近いふたり。
はたから見たら
「おまえらもう付き合っとるだろ！」
なんだけど
本人たちにはそのつもりはなく。

周囲の大人たちに”親友”との関係を
なんやかんやツッコまれつつ
助けてもらいつつ
なんとかようやく恋人同士になれて
ほんと良かったよ…

えちの時だけ
子どもの時のあだ名呼びするカキタニクン…
ずっちーよ！それはずっちー！(笑
私が萌えまくってしまったじゃないか！

そしてショーコ先生らしい(？)
自然で対等なリバ・・・ｻｲｺー(また言ったw

なんでもリバって欲しいわけではなく、
特に体格が同じようなCPがリバるのが
大好きなようです、ワタクシ。
ああ美味しい♡

２巻は４Pリーフレット欲しさに
アニメイトブックストアで買いましたが
内容は柿谷・周防じゃなく
柿谷の先輩 戸和田と
バーのマスター准一のお話でした。
酸いも甘いもかみ分けて
乗り越えてきた感じのこのふたりの関係も
ちょっと気になるところですが
できれば柿谷・周防が読みたかった…(^▽^;)

そして最後に。
柿谷くんの耳の後ろに二つ並んでいる
えろいホクロ、最高でした！

また人間に生まれ変われたら
かわいい受けちゃんのえろいホクロを
ぺろぺろ舐める愛でる攻めになりたいっす！
（ﾍﾝﾀｲ宣言(*ﾉωﾉ)

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タグ：日高ショーコ リバ

BL「花は咲くか 番外編収録集」感想

2022-01-08更新

日高ショーコさん作のBLコミック
「花は咲くか 番外編収録集」の感想です。

2021.12.24発売
（出版社：幻冬舎コミックス
　　バーズコミックス ルチルコレクション）
（購入：コミックシーモア）

2015年発売の５巻にて完結している「花は咲くか」の単行本未収録の特典ペーパーや小冊子をまとめて電子書籍化したものが、昨年末に発売されていました！
うっかり見逃してた…
１～５巻をシーモアで買っているのに
この番外編は「あなたの新刊」に
入ってこなかったんですよ。不親切だわ。
おかげで気づくのが遅くなったじゃない。
プンプン

表紙奥付すべて合わせて全44ページ。
内訳は
ルチル雑誌化20号記念小冊子(2007)10P
４巻コミコミ特典ペーパー(2013)1P
ドラマCD②アニメイト限定版(2013)8P
ルチル隔月刊化8周年記念(2015)2P
ルチル文庫創刊9周年記念小冊子(2016)2P
映画「花は咲くか」DVD初回特典(2018)12P
カラーイラスト1P
でした。

あとから入手しにくいこういう特典を
電子書籍化していただけるのは、
BLデビューが遅かった私にとっては
本当にありがたいです。

同じ日高ショーコさん作の「憂鬱な朝」は
４巻で挫折したままの私ですが
「花は咲くか」は、何回も読み込んだ
大好きな作品です。
(憂鬱な朝が嫌いなわけじゃないの。
　スマホで読むのがつらくなって挫折し、
　その後タブレットを買ったけど
　なかなか再開できてないだけなの…)

とはいえ、ずいぶん前に読んだきりで
最近は読み返していませんでしたが、
この番外編を読んだら
一気に頭は「花は咲くか」の世界へ～～

蓉一と桜井さんが知り合ったばかりの頃から
本編ののちのお話まで、
いろいろな時期の
主要な登場人物たちが見られてうれしい～♪♪
クスッ、とか、ブハッ！って笑える
楽しいお話が多かったです。

330円で大変楽しませていただきました。
日高ショーコ先生、そして
電子書籍化にかかわっていただいた皆さま、
ありがとうございます！

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タグ：日高ショーコ