BL小説「桜と雪とアイスクリーム いばきょ&まんちー3」感想 [椹野道流(フシノ ミチル)]
2022-10-18更新
椹野道流さん作のBL小説「桜と雪とアイスクリーム いばきょ&まんちー3」の感想です。
2015年発売
(出版社:二見書房 シャレード文庫)
いばきょ&まんちーシリーズ①②の感想は
★コチラ★からどうぞ。
いばきょ&まんちーシリーズ3冊目になる本作は
2CPとも、それぞれの相方に
命に係わる出来事が降りかかるため
内容はかなりシリアスな部分が多いです。
いまある幸せは当たり前ではないことを
あらためて気づかされるというか
突きつけられるというか
自身にも当てはめて考えさせられました。
それぞれのCPに何が起こるのか
具体的には触れませんが
茨木さんの無事な姿を見たとたんに
涙腺崩壊する京橋先生とともに泣き、
意識を取り戻したばかりのまんじくんに
心配のあまり怒りをぶつける楢崎先生の
素直じゃない様子に苦笑い。
登場人物たちとともに泣き笑い
無事に2CP4人で桜を見られたことを
しみじみとうれしく感じました。
①②の感想で
まんじくんのことを
恋人としてすら認めない楢崎先生に
「将来の約束もしてやってよー!(無理か?」
なんて書きましたが
この3巻、楢崎先生がついに・・・!(´艸`*)
「将来の約束」ではなくて
そこは楢崎先生らしい
「命令」という言い回しではありましたが(笑
あんなのただのプロポーズではありませんか!
しかもまんじくんの体調を慮って
自らくわえるわ、乗っかるるわ、な
楢崎先生に鼻血が(*♡¡¡♡)・:∴ブーッ
シリーズ進むごとに少しずつデレてくる
楢崎先生、最高でございました。
ごちそうさまです。
シリーズ4冊目も読了しておりますので
そのうちそちらの感想も書こうと思います。
その際はまたよろしくお付き合いください。
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タグ:椹野道流
BL小説「いばきょ&まんちーシリーズ①②」感想 [椹野道流(フシノ ミチル)]
2022-09-24更新
椹野道流さん作のBL小説「楢崎先生んちと京橋君ち」
「夏の夜の悪夢 いばきょ&まんちー2」
2冊分の感想です。
楢崎先生んちと京橋君ち 2012年発売
夏の夜の悪夢 2013年発売
(出版社:二見書房 シャレード文庫)
「茨木さんと京橋君①②」の
製薬会社社員 茨木x耳鼻咽喉科医 京橋
(略称:いばきょ)
「楢崎先生とまんじ君①②」(感想はコチラ)の
食堂店員 間坂万次郎x消化器内科医 楢崎千里
(略称:まんちー)
2CPのお話が同時に楽しめる
「いばきょ&まんちー」シリーズ。
今回はその1~2巻の感想になります。
椹野道流さん、とにかく作品数が多く
シリーズ化しているものもたくさんあって
説明が大変(笑
椹野さんは医師なので病院関係のお話も多く、
この「いばきょ&まんちー」シリーズも
病院内の事情などリアリティがあって
そういう意味でもとても興味深く読めます。
実は私、いばきょCPの馴れ初めが知れる
「茨木さんと京橋君①②」は未読なのですが
それでもこのいばきょ&まんちーシリーズ
大変楽しめております。
「楢崎先生とまんじ君」にも”いばきょ”が
ちょこちょこ出ていたのもあって
このCPの雰囲気を
何となく知れていたせいかもしれません。
このシリーズ、少なくとも1~2巻は
どちらかというと”まんちー”CPの方が
比重が多い気がするので
「楢崎先生とまんじ君」は既読の方が
より楽しめるのでは、と思います。
さて、前置きが長くなりました。
1巻「楢崎先生んちと京橋君ち」は
楢崎先生(&京橋先生)の勤める
K医科大病院で行われた治験の
データ流出事件について
茨木さんと楢崎先生の二人が
密かに調査するお話です。
これまで二人で行動することなどなかった
そりの合わない(同族嫌悪?w)同士が
共謀することになる出だしに
一体どうなるのかとワクワク感が一気に上昇。
しかも、探る内容が内容だけに
まんじ君にも京橋先生にも内緒のままの行動。
これは荒れるぞ‥‥‥!
と否応なく期待が高まります(←嫉妬大好きw
茨木さんのことを嫌いながらも
正義感から協力を受け入れ、しかも
なかなか積極的に情報集めをする楢崎先生。
見た目と態度から「クールビューティー」
と周囲から呼ばれる楢崎先生ですが
その実、中身に熱い部分を秘めているギャップがいいんですよね。
ちょっとしたミステリーっぽさも楽しめつつ
楢崎先生の暗躍のおかげで
事件は無事解決するものの
この二人の隠密行動wが京橋先生にばれ
そこから一騒動起きるのですが
いばきょCPとまんちーCPの
その反応の違いが実に対照的で
とっても面白かったです(´艸`*)
できることならいばきょCPの
仲直りせっすすも読みたかったのですが
それがなかったのが大変残念でした・・・
そして2巻「夏の夜の悪夢」は
K医科大学病院の特別病棟の個室に
幽霊が出るというウワサ話から始まります。
超こわがりの京橋先生がかわゆい♡
京橋先生、ドクターとしても
まだまだ頼りないところもあり
余裕あるオトナの茨木さんに
振り回されっぱなし(^▽^;)
茨木さんの見事な解決は面白かったけど
その後の職場でのせっすすはなぁ・・・
家の玄関での
”もう我慢ならんからここですぐせっすす”
みたいななだれ込みえちは大好きだけど
外とか職場とかでのせっすすは
どうにも落ち着かないので
萌えないんですよね。
なんというか、常識も疑っちゃうし。
ふぁんたじーなBLに
常識を持ち出すなってか~。
まあそうなんですけどね。
個人的好みの話なので、ご容赦ください。
今巻は幽霊騒動と並行して
商店街振興計画にまんじ君が駆り出される
お話も入っています。
ここまできても
まんじ君のことを恋人とは認めていない
楢崎先生ですが(頑固すぎるぞ)
まんじ君に対する独占欲と嫉妬に
ついに自分の気持ちを自覚するところが
今回の最大イベントw
え?あんなに聡明な楢崎先生が
いままで自覚なかったの?!
ってちょっとびっくりでしたけど
自分のそこの部分には
見えないように考えないように
厳重にフタをしていたんでしょうね。
自ら積極的にまんじ君にせまる楢崎先生に
鼻血ブーー(古)な、大変オイシイ展開でした。
毎度まんじ君のあまりの健気ワンコぶりが
愛しくて仕方ないです。
あんなにいい子、めったにいないよ?
楢崎先生、早くちゃんと
恋人だって言ってやってよーー!
将来の約束もしてやってよーー!(無理か?
とここまでの2冊
大変楽しく読了いたしました。
3~4巻はこれから読みます。
ああ~楽しみぃ~~
==2022.10.19追記====
いばきょ&まんちーシリーズ3冊目の感想
書きました!★コチラ★からどうぞ
=============
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BL小説「楢崎先生とまんじ君①②」感想 [椹野道流(フシノ ミチル)]
2022-05-07更新
椹野道流さん作のBL小説「楢崎先生とまんじ君①②」の感想です。
1巻 2009.7月発売
2巻 2010.8月発売
(出版社:二見書房 シャレード文庫)
椹野道流さん、初読みです。
以前から気になっていたこちらのシリーズ、
ようやく読めました。
年の差(10歳差)、体格差、年下大型ワンコ攻
そして、黒髪メガネのツンデレ受・・・
ナニコレ、ナニコレ、
私の好きな要素しかないじゃない!!!!!
草間さかえさんのさし絵がまた…!
草間先生の黒髪メガネ受は
なんでこんなにも魅力的に映るのであろうか。
さらにこの二人、格差というのかな?
攻めのまんじ君は高卒で定食屋のバイト、
一方の楢崎先生は
K医科大学の消化器内科の医師、という
社会的立場の差もだいぶ大きい二人。
そんなふたりの出会いから
まんじ君の押しかけ同居~恋人になるまでが
この2冊で読めます。
楢崎先生に一目ぼれしたまんじ君が
めちゃくちゃ頑張って
(時にはストーカーまがいの行為もあるけどw)
クールビューティーで遊び人の楢崎先生を
手に入れる過程が大変楽しかったです(*´ω`*)
とにかくまんじ君がとっても健気!
家事の苦手な楢崎先生のために
それはもう至れり尽くせりの完璧な家事力!
読みながら、
はああ~~真似できねぇ~って思った私(笑
尽くされまくって、時には
大型ワンコに押し倒されてるw楢崎先生、
プライドが高すぎるので
けっして素直に認めませんが
まんじ君のことを大事に思っているのが
駄々洩れてたり
クールビューティーだけど
猫舌だったり、寝起きが悪かったり、な
かわいいギャップも魅力的♡
すでに夫夫のような
とってもお似合いの可愛らしいCPでした♡
コミックシーモアでは、2022.5.18まで
1冊目の「楢崎先生とまんじ君」が
試読増量になっています。
(⇒コチラからどうぞ!
シーモアの作品ページへのリンクです)
冒頭だけでも、楢崎先生とまんじ君、
二人の関係が気になっちゃうこと請け合い!
ぜひ読んでみてください(*´ω`*)
楢崎先生とまんじ君のなれそめや
すったもんだ(笑)を聞き出す役どころで
楢崎先生の後輩 京橋先生(と恋人の茨木さん)や
楢崎先生の同級生の永福先生なども出てきて
それぞれ男性の恋人がおり、
彼らのお話も何冊も出ているようです。
かなり魅力的なキャラ達なので
彼らのお話もいずれ読めれば・・・
と思っています。
しかし、これらのリンク作を全部合わせたら
一体何冊になるのかしら・・・
先は長いわ・・・・・(^▽^;)
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