BL「ラブカフェモカ①②」感想

2022-01-18更新

嶋二さん作のBLコミック
「ラブカフェモカ①②」の感想です。
　
①2012年発売　②2015年発売
（出版社：海王社　GUSH COMICS）
（購入：コミックシーモア）

黒髪ロン毛＆ヒゲのカフェ店員が
私好みな見た目のキャラなのですが
ず～っと前に１話無料試し読みだったか、
古本屋ので立ち読みか、をしたときに、
拘束、しかもスパンキングまであるという
無理やりおせっせシーンが出てきたため、
あ、これはいまいちかもしらん・・・
と、以降、ロン毛ヒゲは気になりつつも
ここまで購入してこなかった本作。

「災厄にして惑わず」からの嶋二祭りで
みだ猫シリーズが、
私的にはいまいちだったのがショックでw
こちらをこわごわ読んでみたら
やだ、ラブラブじゃん！
全くの杞憂で終わりましたわ。
とっても好みでしたよ～♪♪

ロン毛髭ヒゲのカフェ店員 藤
　✕
王子のようなキラキライケメンで
　男女問わず人を引き寄せてしまう
　魔性系の一郎(30)

藤の勤めるカフェの常連客で、
たびたび修羅場を繰り広げている一郎。

ある日、一郎が
ストーカーに付きまとわれているのを見かけ
藤が声をかけることで助けたら
いきなりキスされて・・・
というところから
二人の関係が深まっていきます。

上記したように、第１話で
拘束して無理やり、なシーンはあるのですが
それ以降はそこまでのはございません。

藤くん、たまにちょっとSが入るので
無理やり襲うこともあるんですけど
それで一郎くんが喜んでるからね…(笑

藤も自覚がないだけで実はモテモテなので
関係が深く長くなるほど
嫉妬や焦りなどをお互いに感じていて
だけどそれを素直に表現しない二人なので
とってもじれじれモダモダするところが
たまらんかったです。

お互いが大好きで、独占欲も強い二人なので
ラブラブ…になるはずなんだけど
タイミングの悪いことが多くて
すんなり甘々のラブラブにはなりません。

この作品、私はとても面白いと思うのだけど
レビューの星の数が案外低いんですよね。

なかなかすっきり甘々にならないせいなのか
藤くんのＳ具合がいまいちなのかしら・・・

藤くん、↑あんな見た目だけど
たぶん21、2歳くらい？なんですよ。
(具体的な年齢表記が
作中のどこかにあったかもしれないけど、
ちょっと見つけられんかった)
だから、行動や考え方がまだまだおこちゃまなの。

一郎のことが一途に大事なのに
すぐに切れ気味になって
無理やり襲ったりしちゃうし
女手一つで育ててくれた母親への感謝も足りねーし！

ふわふわのちゃらんぽらんに見えがちな一郎が
藤に対してだけはすごく一途なんだけど
そこがなかなかうまく伝わらなくて
あ～～～～せつな～～～い！たまら～～ん！

元カノの登場や、親へのカムアウトなど
問題が起きるたび、ケンカしたりなんだり
色々なことを乗り越えて
最終的には甘々になれてほんと良かった♪♪

口元ホクロの一郎くんが、魔性だけあって、
めちゃんこせくしーでございます。
学生みたいな年齢の若造なんて、
そりゃいちころさ。

甘々せっせをする二人が
ほんとに甘々で大変美味しかったです。
ごちそうさまでした。

あ、修正は白抜きではありませんが
ドドーンと見えるタイプでもなく(描き方を工夫してあるやつ)
たまに、ちらっと先っぽとかが見えるくらい。
対面座位のラブラブさと
一郎くんの背中から尻にかけてのラインが
たまらんかったです(*ﾉωﾉ)ｷｬｯ


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タグ：嶋二