BL「フェロウメロウ」感想 [ゆいつ]
2023-01-12更新
ゆいつさん作のBLコミック「フェロウメロウ」の感想です。
2022.6.24発売
(出版社:コアマガジン drap)
(購入:コミックシーモア)
ゆいつさん、初読み作家さんです。
絵がとにかく美しいです。
表情もいいけど
特に身体の描写が素晴らしい。
筋肉がすごいという意味ではなく
均整の取れた眼福もののボディを
堪能させていただきました。
~~以下多少ネタバレあります~~
乾 光寿(いぬいみつひさ)チャラ男攻め
x閏間 茜(うるまあかね)陰キャ受け(ゲイ)
両片想いの再会BLです。
ある理由から、高校卒業を機に
光寿(攻め)と連絡を絶っていた茜(受け)。
大学の友だちと訪れたクラブで
光寿に偶然再会して…
というところから始まる話。
高校時代、
茜の周辺で起こる不審な現象により
同級生から距離を置かれ孤立していたのに、
なぜか人気ものの光寿が絡んでくるようになり
体の関係も持っていたふたり。
強引で一方的に距離を詰めてくる攻めと
口では拒否しつつも流されてしまう受け。
クズとまではいかないけど、チャラくて
わがままに見える言動が多い攻めに
受けは全然断れず簡単に流されてしまうので
何か弱みでも握られてるのかな?とか
思うくらいで
正直、最初は二人ともに
う~ん???と思ったりもしたんですけど(笑
実は両片想いだったのね~~~♡
ってわかってからはキュンキュンでした。
特にチャラ男攻め光寿の執着具合が良い!
光寿が茜に抱く気持ちを知ってからの再読は
茜に対する強引な行動も
彼なりに必死だったんだね~って
かわいく見える♡
ふたりとも、もっと早くから
ちゃんと自分の気持ちを自覚して
それを言葉にして伝えられてれば
こんなにすれ違わなかったのにね。
という感じで
内容としては、BLの王道的な展開で
目新しいところはあまりないと思いますが
イケメンふたりのモダモダが楽しかったです。
照れ顔が猛烈にかわいかった♡
作品の雰囲気的には
私のようなおばちゃんよりは
若い子の方にウケそうな感じかな。
ところで
本作の作品説明にあった茜のスライダー体質、
作中では説明が何もないので調べましたよ。
帯電しやすい体質のせいで
電化製品などが突然誤作動を起こしたり
故障したりする人のことを言うらしいです。
この体質のせいで
茜は周囲に気味悪がられていたわけですが
(霊的現象にも似ているので)
電化製品が壊れやすい人がいるのは知ってたけど
スライダー体質という言葉は知らなかったです。
常識なの?
日々勉強ですなぁ。
そういえば、少し前にシーモア島で
マンガで初めて覚えた言葉は何ですか?
というスレが立ってて
興味深く拝見してました。
マンガ(やラノベ)で初めて知った・覚えた言葉
たくさんあります!
このスライダー体質もそうですし
ツァイガルニク効果
⇒「ツァイガルニクの恋の沼」(ラノベ)
ラスプーチン⇒「恋するインテリジェンス」
リスケ⇒どのマンガか忘れちゃったけど
オフィスシーンのあるマンガで
たびたび見かけます
あと方言の
いずい⇒「ハイキュー!!」
したっけ⇒「いとしの猫っ毛」
また
校正と校閲の違いを知ったり
⇒「恋かもしれない」
その他いろいろあるけれど
なんといっても一番は
BL関連の単語ですね。
「タチ」「ネコ」を筆頭に
お上品が売りの当ブログには
到底書けないような数々の言葉を
マンガから習得させていただきましたわ、ウフフ。
ということで、ボケ防止のためにも
これからもじゃんじゃんマンガ読もうと思います!
私が子どもの頃には
「マンガを読むとバカになる」
な~んてことを言う大人がいたもんだけど
思い違いも甚だしいわ、まったく。
などと昔を懐かしく思い出したおばちゃんでした。
最後は、作品の感想とは
なんにも関係ない話になっちゃったw
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