BL「俺達は新婚さんかもしれない③」感想 [ちしゃの実 (チシャノミ)]
2021-10-17更新
ちしゃの実さん作のBLコミック「俺達は新婚さんかもしれない3巻」の感想です。
2021.10.15発売の最新巻
(出版社:竹書房
バンブーコミックスQpaコレクション)
(購入:コミックシーモア)
最初は恋愛感情の伴わない
「合理的」な理由で同居を始め、
「合理的」に結婚までした二人が
そこから徐々に相手を意識するようになり
本当の「新婚さん」になっていく過程を
たっぷりのキュンと笑いとえろと切なさで
読ませてくれる本シリーズ。
最新巻である3巻は、今ではラブラブな二人の
新婚旅行(ハワイ)のお話でした!
茄子川の両親に会うのも兼ねている
「合理的」な旅行です。
いや~~めちゃくちゃ良かった
冒頭は「巻き戻しルームシェア編」
ルームシェアを開始したばかりの頃から
現在までの二人の恋の軌跡を
キュンとえろたっぷりの34Pで
一気に見せてくれるお話でした。
そのあとに新婚旅行のお話になるのですが
茄子川が相変わらずのぽわぽわで
たまらぬキュートさを発揮し、
蕪木はこれまた相変わらずのイケメンぶり。
すでにお互いにメロメロになっているのに
この旅行中にさらに愛が深まっていく様子が
素晴らしかったですわ…
茄子川の両親も出てくるのですが
父親と瓜二つなのがまた!
蕪木さん、茄子川が好きすぎて
まさか父親まで襲う気なんじゃ?!と
ちょっと思っちゃいましたwww
蕪木の闇っぽさはやっぱり消えませんが
ひたむきな茄子川への愛ゆえ、
茄子川を幸せにするために発揮されてるから
まあ…安心です・・・安心だよね??w
どんどん絆を深めてゆく二人が
とても素敵で、なんだか涙が出そうでした。
えろもたっぷりです~白抜きだけど(´。_。`)
拘束ぷれいあり、茄子川のせくしー下着あり、
いろんならぶらぶ♡が楽しめました。
カバー下収録。
電子限定特典は4Pマンガ。
発情期並みにムラムラしすぎる蕪木のお話。
攻めがせいよくだいまじんなのって
美味しいですなw
なんかすごく幸せなエンドで
完結っぽい雰囲気を感じてしまいましたが
別にこれで完結ってわけじゃないんですよね?
続きが出たら絶対に買います!
コミックシーモアでは
10/28まで1~2巻が割引されています。
ゆるぽわが愛しい受けと
ちょっと闇が入ってるイケメン攻め、
「合理的」から始まるキュンラブ♡
とってもお薦めです!
私、2巻だけ紙で買ってるんですよね…
割引中に2巻も電子で買い足そうかなぁ…ウーム
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タグ:ちしゃの実
BL「新婚さん!」感想 [ちしゃの実 (チシャノミ)]
竹書房の日で購入した「新婚さん!」読了。
表題作が1/3強。残りは「おクズの恋愛」
2CPのお話が入っている中編集です。
表題作はケンカップル。
おクズ〜の方は、攻めが俳優、受けはビッチ。
見事なまでにどれも私の萌えない要素ばかりが詰まってました。
しかし、しかし、なのです。
これが、すごく面白かったんです…
特に表題作の方、初読はキュンキュンしまくりでした。
ということで、まずは表題作
「新婚さん!」
大手商社勤務 性格に難ありの西園寺京介(26)
x
介護福祉士 元ヤン 西園寺宝(旧姓田中)(26)
幼馴染の同級生CPです。
新婚さんというタイトル通り、ふたりがすでに結婚(受が攻と養子縁組)したばかりのところからお話は始まり、要所要所で過去のエピソードが語られます。
経済的には裕福なものの、家族の愛には恵まれず、人間嫌いで難ありな性格になった攻。
いつも何かにイライラカリカリしているため、受相手でも会話も行動もつねに喧嘩腰。
受も元ヤンなだけに、売り言葉に買い言葉的な感じで、まさにケンカップルって感じなのですが、攻がキレたりションボリしたり責めたり拗ねたりしつつ吐き出す暴言は、結局、受へのあふれんばかりの愛をひたすら語っているんですよ。
受はイラっとしつつも、心の中ではそんな攻が大好きなんですよねぇ。
もうお互いが大好きでしょーがないんじゃん。
そら結婚もしますわな。
おせっせの時に「たかちゃん」「きょーちゃん」て呼び合うのがまた、ねぇ…あま――――い!!!
そうか、ケンカップルの魅力はケンカ⇔あまあま、のギャップなんだね。
このお話は、きっとその辺の魅せ方のさじ加減がすごく上手だから、いままでケンカップルに萌えなかった私にも面白かったんだろうな、と気づきました。
さて次の
「おクズの恋愛」ですが、「新婚さん!」ほど萌えなかったものの、こちらもなかなか面白かったです。
大物俳優の息子で二世俳優の蓮田洋一郎(26)
x
大物俳優の愛人の息子(連れ子)で
ゲイバーのバーテンの鳴瀬冬未(26)
ビッチ受けとか、芸能人的なキャラが出てくるお話は好みじゃないことが多いんです。
ちょっと派手な話になりやすかったり、共感しにくいことが多いせいかもしれません。
なんせ、ド地味な人生送ってますから(笑
ということで、このお話のキャラも攻受ともに、私は全く共感はできませんでしたがw
ビッチ受けが出てくる割には意外な展開をするんです。
攻めが受けに付き合ってくれと迫るのですが、それを拒否するために受けが出した提案が
「体の関係は持つけど付き合わない(いわゆるセフレ)」か「付き合う(=恋人になる)けど、体の関係を一切持たない」どちらか選べ、と迫ると
攻めは恋人になる方(=体の関係は持たない)を選ぶわけです。
ビッチ受けが出てくるお話って、身体の関係からなし崩しに恋人関係になっちゃうような展開がよくある気がしてたので(偏見かw)、ほーそうきたか、と。
その後なんやかんやあって(←また説明するのがめんどくさくなってるw)
恋人関係を解消するための、最初で最後のお別れせっせをすることになるのですが、そこからの怒涛の展開が!キュンキュンしましたですよー。
甘々なハッピーエンドでした^^
あまり好みではないキャラや設定でも、面白い作品はあるのだということがわかって大変良きお勉強になりました。
限りある資金を有効に使うために、どうしてもハズレを引きたくない心理で、なかなか手が出ないのですが、たまには好まないジャンルの作品に挑戦してみるのも良いですね。
「俺達は新婚さんかもしれない」の方にも「新婚さん!」と「おクズの恋愛」の番外編が収録されています。
「俺達は新婚さん~」の方はまた違った面白さで、こちらもおすすめです。
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表題作が1/3強。残りは「おクズの恋愛」
2CPのお話が入っている中編集です。
表題作はケンカップル。
おクズ〜の方は、攻めが俳優、受けはビッチ。
見事なまでにどれも私の萌えない要素ばかりが詰まってました。
しかし、しかし、なのです。
これが、すごく面白かったんです…
特に表題作の方、初読はキュンキュンしまくりでした。
ということで、まずは表題作
「新婚さん!」
大手商社勤務 性格に難ありの西園寺京介(26)
x
介護福祉士 元ヤン 西園寺宝(旧姓田中)(26)
幼馴染の同級生CPです。
新婚さんというタイトル通り、ふたりがすでに結婚(受が攻と養子縁組)したばかりのところからお話は始まり、要所要所で過去のエピソードが語られます。
経済的には裕福なものの、家族の愛には恵まれず、人間嫌いで難ありな性格になった攻。
いつも何かにイライラカリカリしているため、受相手でも会話も行動もつねに喧嘩腰。
受も元ヤンなだけに、売り言葉に買い言葉的な感じで、まさにケンカップルって感じなのですが、攻がキレたりションボリしたり責めたり拗ねたりしつつ吐き出す暴言は、結局、受へのあふれんばかりの愛をひたすら語っているんですよ。
受はイラっとしつつも、心の中ではそんな攻が大好きなんですよねぇ。
もうお互いが大好きでしょーがないんじゃん。
そら結婚もしますわな。
おせっせの時に「たかちゃん」「きょーちゃん」て呼び合うのがまた、ねぇ…あま――――い!!!
そうか、ケンカップルの魅力はケンカ⇔あまあま、のギャップなんだね。
このお話は、きっとその辺の魅せ方のさじ加減がすごく上手だから、いままでケンカップルに萌えなかった私にも面白かったんだろうな、と気づきました。
さて次の
「おクズの恋愛」ですが、「新婚さん!」ほど萌えなかったものの、こちらもなかなか面白かったです。
大物俳優の息子で二世俳優の蓮田洋一郎(26)
x
大物俳優の愛人の息子(連れ子)で
ゲイバーのバーテンの鳴瀬冬未(26)
ビッチ受けとか、芸能人的なキャラが出てくるお話は好みじゃないことが多いんです。
ちょっと派手な話になりやすかったり、共感しにくいことが多いせいかもしれません。
なんせ、ド地味な人生送ってますから(笑
ということで、このお話のキャラも攻受ともに、私は全く共感はできませんでしたがw
ビッチ受けが出てくる割には意外な展開をするんです。
攻めが受けに付き合ってくれと迫るのですが、それを拒否するために受けが出した提案が
「体の関係は持つけど付き合わない(いわゆるセフレ)」か「付き合う(=恋人になる)けど、体の関係を一切持たない」どちらか選べ、と迫ると
攻めは恋人になる方(=体の関係は持たない)を選ぶわけです。
ビッチ受けが出てくるお話って、身体の関係からなし崩しに恋人関係になっちゃうような展開がよくある気がしてたので(偏見かw)、ほーそうきたか、と。
その後なんやかんやあって(←また説明するのがめんどくさくなってるw)
恋人関係を解消するための、最初で最後のお別れせっせをすることになるのですが、そこからの怒涛の展開が!キュンキュンしましたですよー。
甘々なハッピーエンドでした^^
あまり好みではないキャラや設定でも、面白い作品はあるのだということがわかって大変良きお勉強になりました。
限りある資金を有効に使うために、どうしてもハズレを引きたくない心理で、なかなか手が出ないのですが、たまには好まないジャンルの作品に挑戦してみるのも良いですね。
「俺達は新婚さんかもしれない」の方にも「新婚さん!」と「おクズの恋愛」の番外編が収録されています。
「俺達は新婚さん~」の方はまた違った面白さで、こちらもおすすめです。
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