「いつかティファニーで朝食を⑥～⑭」感想

2023-11-14更新

マキヒロチさん作のコミック
「いつかティファニーで朝食を６～14巻(完結)」のまとめてザクっと感想です。

（新潮社　バンチコミックス）
（購入：コミックシーモア）
14巻(完結巻)2019.10月発売
本作の表紙絵はどれも素敵なのですが
一番カワイイなと思った８巻の表紙を
代表で掲げてみました。

★１～５巻の感想はコチラ★

高校時代の仲良し女子４人組が
アラサーになり立場も変わった今でも
たまに集まっては
仲良く一緒に朝食を取りつつ
恋したり愚痴ったり励ましあっては元気になる
今を生きるアラサー女子たちのお話、
ようやく完結まで読みました。
面白かった！
登場するお店は実在しているので
まるでこの世界のどこかに
彼女たちが本当に存在しているかのように
感じられるところもまたよいのです。

物語前半では20代後半だった彼女たちも
巻数が進むにつれ
最終的には30代半ばくらいになり
自分の人生の目標や夢について悩み
30過ぎるとどんどんハードルが高くなる
恋愛や結婚についても悩み
それでも日々をなんとか頑張って
生きてゆく彼女たちの様子に
共感や羨望を感じつつ読み終えました。

一応主役はまりちゃんだけど
まりちゃんの友だちや、会社の同僚、
更にその周囲の女子だけでなく
男子たちの様子も描かれていて
だれが読んでも共感できるところのあるお話だと思います。

のりちゃんやきみちゃんが
勇気ある一歩を踏み出して
自分の夢をかなえる様子は気持ちよかったし、
結局アパレル業界で働き続けるまりちゃんには
うん、現実なんてそんなもんだよね、
とも思いつつ(笑
悩みつつもみなそれぞれ幸せになっていて
読後感もよかったです。

まりちゃんは結局誰と付き合うの～？
え～高浪はやめなよーー！
そこで菅谷と遭遇するんじゃないんかい！
などとたびたびヤキモキさせられましたけど
ラストにええええ？！？！って
驚かされましたw
まあ、現実ってそんなもんか(２回目笑

登場する朝ご飯は
いつも美味しそうで、毎度ヨダレがじゅるり。
美味しいものが出てくる話が大好きな私には
たまりませんでした。

これからもたまに
テキトーなところから読み返しては
楽しもうと思います。
全世代の女子たち(男子たち)に幸あれかし！
と願いたくなる素敵なマンガでした。

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：マキヒロチ

「愛しの国玉１～５巻」感想

2023-07-29更新

アッチあいさん作の少女マンガ
「愛しの国玉１～５巻」の感想です。

（KADOKAWA　シルフコミックス）
（購入：コミックシーモア）

8/3まで１巻がなんと70％OFF！
２巻が半額で、３～５巻が30％OFFと
大変お得なセール価格になっている本作。
ショタがかわいいと
シーモア島でお薦めされていて
クーポンもあったのでうっかり手を出したら
とんでもなかったよ！オソロシイ・・・

「ずっとずっと会いたかったです！」
そう言って大学生・真の胸に飛び込んできた猫(？)の国玉。
しかし、国玉が探していた“運命の相手”は
真の兄で、しかも既婚者だと判明。
悲しみで涙いっぱいの国玉に真は思わず
「オレじゃダメ？」と求婚してしまった―!?

「真実の愛で、ボクを本当の人間にしてください」

１巻 作品内容より

お顔が人間で身体はほぼ猫の国玉(くにたま)が
とにかくとんでもないかわゆさ♡

猫時代に命を助けてもらった恩人に
半分人間になった猫が会いにくるお話。
相手からの真実の愛をもらうと
本当の人間になれるという条件があったりで
恋愛要素もあり♡
国玉の見た目やしぐさがかわいいのはもちろん
性格がすんごい内弁慶なので
真(まこと)の前では
かなり生意気で図々しいところもあって
知ったかぶりをして強がってみたり
だけど健気に一生懸命頑張ったり
うまくいかなくてウルウル泣いてしまったり
とにかくすべてが愛しくて
まさに「愛しの国玉」なのです。

猫人間(？)になる前は
野良でたくましく生きてきた国玉なので
意外としっかりしているところもありつつ
人間社会には当然慣れていないので
初々しくかわいい反応(特に食べ物系)に
こちらは毎度悶絶((((*´□`*))))ﾊﾜﾜﾜ
でも無鉄砲な行動も多いのでハラハラ
と、読んでる間は興奮と癒しの繰り返し。

はああ～～～なんてかわゆいんだ～～～♡

またひとついい癒しを見つけてしまった。
って、そんなに癒しばっかり増やして
どうすんだいw
イヤそんなのでもないと
生きていけないよ、こんな世の中は・・・

最新の５巻までで、真と国玉の仲は
いろいろありつつも
おおむね順調にはぐくまれてはおりますが
まだ”本当の人間”にはなれておりません。
（ずっと猫人間のままでもいいんだよ…w)

来月には６巻が発売されるようなので
とても楽しみです！

8/3までなら１巻がたったの189pt(207円)で買えます。
試し読みで国玉かわいい～～♡ってなったら
５巻までハズレなしです！
このお得な機会にぜひ～～！

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：アッチあい

「学園ベビーシッターズ①～⑩」ぷち感想

2023-05-09更新

時計野はりさん作のコミック
「学園ベビーシッターズ」1～10巻の
さらっとまとめて感想です。

１巻　2013年3月発売(最新24巻配信中)
（白泉社　花とゆめCOMICS）
（購入：コミックシーモア）

コミックシーモアでは5/15まで
なんと本作１～10巻が無料で読めます！！！
(昨日の記事と同じような展開でｽﾐﾏｾﾝ)

アニメで初めて知って
大好きになった作品ですが
原作マンガには手を出していませんでした。
今回10巻まで無料で読める！＆
GWで時間がある！ということで
そりゃ飛びつきましたとも。
さすがに10冊は読みごたえがありました。

アニメで知っていたエピソードあり
知らないエピソードもあり
すごくすごく楽しんでいます(現在進行形)！

飛行機事故で両親を亡くした
中３の竜一と、年の離れた幼い弟の虎太郎。
同じ飛行機事故で息子夫婦を亡くした
森ノ宮学園の理事長が
竜一と虎太郎の後見人になる代わりに、と
出してきた交換条件は
学園の先生たちが利用する保育ルームで
小さな子どもたちの面倒を見ること。
パワフルなベビーズ相手に
竜一の奮闘が始まる・・・！

という設定なのですが
もうとにかくベビーズたちが猛烈にかわいい！
特に虎太郎の可愛さが天元突破してます。
２～３歳くらいの設定らしいですが
舌足らずな言葉遣いがもおお～～！
笑ったり泣いたり、しょんもりしたり
くるくるとかわる表情や
とても健気な様子が暴力的にかわいくて
これでもか！というくらいに
ショタスキーのおばちゃんの顔を
なぐりまくってきます。
おかげで表情筋がおかしくなるくらいに
でれでれになれます。

小さい子相手に優しく根気良く付き合える
竜一もとてもいい子で和むし
他にも魅力的・面白いキャラがたくさん！
保育ルームのベビーズたちも
それぞれ個性的でかわいくて
ほんと飽きません。
ひたすら見ていられます・・・

笑えたり、かわいいだけじゃなく
ちょっぴり切ない展開もあったりして
ベビーたちがウルウルと涙ぐんだり
うわあ～～～～ん！と号泣するシーンでは
おばちゃんの忘れ去った母性が
爆発しそうになっちゃって・・・
はああ～～たまらんたまらん。

やっぱりショタって、いいですね。

無料期間が過ぎたら
もうこれ読めなくなっちゃうのか…
と思ったら、猛烈な寂しさが襲ってきてしまい
とりあえず11巻から少しずつ買い始めてます。
まんまと無料の罠にかかっちゃった(^▽^;)

BLよりも単価が安いので
いま配布中の10％OFFクーポン使ってます。

最近、BLに飽きたわけではないけれど
ハマった当初に比べると
それ以外のジャンルに目が向く頻度が
高くなったように感じています。
日本には面白いマンガがあふれているので
BLに限らずいろいろ読みたいなー。
まああまり手を広げても追い切れないので
少しずつですけども。
というか、積み本崩せってかー。わはは。
読み切れないうちに天に召されないように
しないとなぁ。とは思うものの
買う速度の方が早いのが治りません。
もはやビョーキなのかもしれん。

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：時計野はり ショタ

「いつかティファニーで朝食を①～⑤」ぷち感想

2023-05-08更新

マキヒロチさん作のコミック
「いつかティファニーで朝食を①～⑤」の
さらっと感想です。

１巻　2014年7月発売（14巻完結）
（新潮社　バンチコミックス）
（購入：コミックシーモア）

コミックシーモアでは5/11まで
なんと１～３巻が無料で読め
１～５巻が半額セール中！

2015年に放映された実写ドラマが
けっこう面白かったので
(トリンドル玲奈さんの初主演作。
　そして私が新木優子さんを
　初めて知ったドラマでもある。
　新木優子さんすごく好きなんです～)
いつか原作マンガも読んでみたいと
思っていました。
今回３巻も無料で読めて大喜び。
５巻まで半額だったので
とりあえず４～５巻の２冊を購入しました。

全14巻のうちの５巻までなので
話の1/3までしか読めていませんが
それでも十分面白く読ませていただきました。

群馬の高校で同級生だった４人の女性が
アラサーになっても仲良くしているのですが
それぞれに悩みがあり
恋や結婚、仕事や家族、子どものことなどなど
マンガだけど、リアルな現実の中にいそうな
等身大の彼女たちが右往左往(笑)する様子に
共感したり、時には元気をもらったり
美味しそうな朝食に涎が垂れそうになったり
とても楽しく読みました。

美味しそうなごはんが出てくる本が
ほんと好きだなぁ、私は(^▽^;)

「孤独のグルメ」スタイルで
本作に出てくるお店は実在しているのですが
さすがに発行から時間が経っているので
すでに閉店していたり
お店の場所が怪しいのもあります。
(周辺の開発とかもありますし)
私は朝ご飯を外で食べることはほぼないから
まあその辺は正直どうでもいいんですけどｗ

美味しい朝ご飯を食べて
元気をもらう彼女たちの様子がとても良くて
こちらまで元気になった気がしちゃいました。

彼女たちの年齢の倍近い年齢の私ですが
（え、倍・・・？？コワ）
共感できるところもたくさんありつつ
懐かしい気持ちを思い出したり。

私などすでに学生時代の友だちとなんて
全く付き合いがなくなってしまっているので
うらやましいような、めんどくさいような(笑
それでもわいわいと心置きなく話せる仲間が
いるのは楽しいですよね。

オシャレな朝ご飯とは
これからもたぶん縁がないと思うけど
ちょっとずつ買い足して
お話の中だけでも美味しい朝食を
味わいたいと思います。
14巻・・・先は長いけど・・・


ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾
　

タグ：マキヒロチ

「八百万しんせん食堂」感想

2023-04-24更新

伊戸川チェルさん作のコミック
「八百万しんせん食堂」の感想です。

2023.3.27発売
（KADOKAWA MFコミックスジーンシリーズ)
（購入：一般書店）

伊戸川チェルさん、初読み作家さんです。
”君ない”のドラマCD目当てで買った
月刊コミックジーン(2023.4月号)に
掲載されていた最終話を読み
かわいいショタがあんまりに気になったので
単行本買ってしまいました。

小学１年生の坂巻日和は鍵っ子。
優しいおばあちゃんが経営する
喫茶店がお気に入り。
ある日、神を名乗る「はち」から
「この店を譲り受けた。
　食堂を開くから手伝ってほしい」
と頼まれて…!?

神様と小学生が織りなす
おいしくてちょっぴり切ない
ハートフルストーリー。

作品内容より

八百万の神さま相手の食堂を営む”はち”と
その眷属ふく(おしゃべりわんこw)、そして
小学１年生の日和(ひよ)の交流に
心温まるファンタジーものです。

なんといいますか
設定もストーリー展開も
特別目新しいところはないんですけども
美味しいものとショタに目がないワタクシ、
たいへん楽しめました♡
ひよちゃんがとにかくいい子でかわゆいの！

大好きなおばあちゃんが突然いなくなり
そこに現れた、自称神さまのはち。

おばあちゃんの店を引き継ぎ
ここで神さま向けの食堂をやるという
はちの手伝いをするようになったひよが
辛いこと、悲しいこと、うれしいこと、
いろんな出来事に遭遇して
泣いたり、喜んだり、照れたり
色々な表情を見せてくれるたびに
おばちゃんもひよの感情に流されて
ウルウルしたりうれしくなったり。

そして、少しずつ成長していく様子に
ひたすら萌えさせていただきました・・・♡
最終話のひよちゃん、かわいさ爆発してて
悶絶ものでした(笑

１巻完結になっているんだけど
まだまだひよちゃんの可愛い姿を見たいよ～。
続編、出て欲しい！

もふもふとかわいいショタ、おいしいものが
出てくるマンガがお好きな方に
全力でお薦めできる作品です！

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：伊戸川チェル

「気になってる人が男じゃなかった①」感想

2023-04-20更新

新井すみこさん作のコミック
「気になってる人が男じゃなかった①」の感想です。

2023.4.19発売
（KADOKAWA　KITORA）
（購入：一般書店）

ツイッターで大バズりしていたマンガが
ついに書籍化しました！

わたしも新しいお話が更新されるたびに
「いいね」を押しまくっていた一人です。

１冊まとめて読めるのを楽しみにしてました。
思ったよりお値段お高めだったんですけど
それでも買って後悔のない１冊でした！

カースト上位で
イケイケ系キラキラギャルの あや
　と
学校では友達いない陰キャ系ながら
音楽好きで叔父の経営するCDショップで
バイトしている みつき

みつきのバイト先のCDショップに
偶然訪れたあやが
そこの店員がみつき(同級生)だと気づかずに
「かっこいいおにーさん(推し)」として
気になってしまって・・・
というところから始まるお話です。

一見全く正反対のタイプで
普通は”お友達”にもならないふたりですが
今時のJKの流行りからは
少し外れた音楽の趣味が一致していて
そこがきっかけで仲良くなっていくのですが…

学校ではなるべく地味に目立たず
自分を出さずにいるみつきが
CDショップでのバイト時には
好きなファッションに身を包み(黒づくめw)
中性的でなんともいい雰囲気。
無意識に発動されるイケメンな行動も
かっこいい

明るい性格のあやですが
普段つるんでいる友達とは
音楽の趣味だけは合わず
音楽は一人で楽しむものと
あきらめていたところに
音楽の趣味の合うイケメン(みつき)と
出会ったので
そりゃ気になっちゃうよねー。

瑞々しい10代の初々しい友情以上恋愛未満
みたいなキュンがもうたまらんのです！

そうだよ、人を好きになることに
男女でも女女でも男男でも
そんなのなにも関係ないんだよ。

後半、みつきと仲良くなるに従い
あやが仲良しグループの友だちから
距離を置かれるようになってしまったことを
気にしたみつきの取る行動が
少し胸の痛い展開になるのですが
そこは持ち前の明るさ・強さで
あやが打破してくれるはず。

今後のツイッターの更新、
そして、２巻発売がとても楽しみです。

単行本収録の描き下ろしがサイコーなので！
ぜひ読んで欲しい！

この物語の前日譚なのですが
なぜみつきが学校では自分を出さないのか、
そしてふたりのCDショップでの出会いが
ますます輝かしいものに感じる
素敵な描き下ろしでした。

ほんとみつきサン、かっけーな(笑

カバー下はみつきとあやのキャラ設定。
たぶんツイッターにも上がってたやつじゃないかな。
見たことある気がします。

絵がかわいいし、服もおしゃれだし
もちろん話は面白いし
そりゃ人気も出ますわねー。

は～続きが楽しみです！


ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：新井すみこ

「後の夫婦である」感想

2023-02-24更新

湊ユウキさん作のコミック
「後の夫婦である」の感想です。

2023.2.1発売
（出版社：アルファポリス
　　　　　　　　アルファノルンコミックス）
（購入：一般書店）

ツイッターで見かけて
面白かったので購入した本作。
天然医学生とおかしな犬のお話です。

道端に落ちていた(？)犬を
うっかり拾ってしまった医学生のあゆむ。

ところがこの犬、
中に小さいオッサンが入っているとしか思えない
犬らしからぬ行動ばかり。

二足歩行はもちろん(？)
人間用トイレで用を足し(もちろん手も洗うw)
カップラーメンを喜び
ペット用のカリカリは全身で拒否。

あゆむはそんな犬の行動に戸惑いつつも
一緒に暮らすうちに
大切な存在になっていく・・・

↑帯には「もふもふだけど癒されない」
な～んてありますが
天然で愛されキャラのかわいいあゆむと
オッサンみたいな犬の生活は
クスッと笑えたり、ほっこりしたり
時にはしんみりしたり・・・
癒されまくりの１冊でした。

描き下ろしは猫派にもうれしい
迷い黒猫ちゃんと犬の大冒険。
ウルッとくるシーンもあったりして
とっても良かったです(*´ω`*)

続刊も決まっているようなので
続きを楽しみに待ちたいと思います。

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：湊ユウキ

ドラマ化！「作りたい女と食べたい女①」感想

2022-11-26更新

ゆざきさかおみさん作のコミック
「作りたい女と食べたい女①」の感想です。

2021.6月発売
（出版社：KADOKAWA　it COMICS）
（購入：コミックシーモア）

ゆざきさかおみさん、初読み作家さんです。
BLも描かれているようですが
本作は女性マンガです。

11/29からNHKの夜ドラ枠で
実写ドラマの放映が始まるそうなので
録画予約済みでございます(。-`ω-)ｂ

とはいえ
ドラマ化するから、という理由で
読もうと思ったわけではなく
たまたま内容が気になって買ってみたら
その直後にドラマ化を知ったのでした。

ということで感想です。

料理を作るのが大好きだけど
ひとり暮らしだし、少食だし、で
欲望のまま作れないストレスを抱えている
　野本さん（派遣OL）
　と
野本さんと同じアパート(同じ階)に住む
　大食い大柄女子の春日さん

ある日、たまたま
エレベーターで一緒になったふたり。
春日さんがものすごい量の某フライドチキンを
抱えているのを見て、野本さんが思わず
「パーティですか？」と聞いたら
「いえ、ひとりで食べます」
（えええええええーーー？！？！）

というところから始まるお話です。

野本さんが作る大量料理を
ガツガツときれいに平らげる春日さんを
見ているのがとても気持ちいいです。

一緒に食べることで
徐々に仲良くなっていくふたりの関係も
ほっこり。

作中にさらっと
女性に対する偏見というか
余計なお世話というか
女だからこうだろう、みたいな
ちょっとイラっとする周囲からの決めつけ
みたいなことも描かれていて
そんなところも共感できました。

このお話、やがて女性同士の恋愛に発展する？
ようなのですが
この１巻ではまだそんな雰囲気はほぼなく
これまで接点のなかったふたりが
料理を通して友達として
親しくなっていくところまでです。

続きは気になりますが(現在３巻まで発売中)
ものすごい気になるところで終わってるぅ！
というわけではないので
この先の展開は
とりあえずドラマで観てみようと思ってます。

野本さん役　比嘉愛未さん
春日さん役　西野恵未さん

見た目雰囲気もバッチリなおふたりですね。
とても楽しみです。

11.29(火)夜10：45～放送開始(全10話)
15分放映なのでサクッと観られると思います。
ご興味ある方、ご一緒しましょう～(*´ω`*)

（ちなみに本作、
　美味しそうなものがたくさん出てきますが
　特にレシピとかはないです。
　そこは残念だったな。っていや
　そこが主眼の話じゃないからか）

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾


～～～～～
今月は仕事少なめなので
毎日更新頑張っていたのですが
昨日はついに力尽きました(笑
この記事を書こうとして寝落ち。
「17シリーズ」3.5冊「マイディア～」2冊の
複数巻ある感想を続けてしまったのが敗因かも。
感想書きつつ、並行して複数作品読みつつは
ちょっとしたことで簡単に崩れちゃいますね。
とはいえ、感想書きたい作品はたまっているし
欲しい新刊もたまっているので
・・・クーポン足りねえ！と愚痴りつつ
ぼちぼちまた感想書いていくので
よろしければ今後もお付き合いください(*´ω`*)

タグ：ゆざきさかおみ ドラマ化

「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」感想

「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」の感想です。

水城せとなさん、初読み作家さんです。
今年の６月に実写映画が上映予定の本作。
２冊とも１年以上前に購入だけはしてあり、映画が公開されるまでには読もうと思いつつずっと積読のままでした。
少し前にテレビで予告映像を目にして、いよいよ読まねば！となり、昨夜ようやく読みました。

ということで、一読しかしていないのに感想です…

普段のBLファンタジーな世界に慣れきってしまっている私には少々重い作品でした。

同じ大学だったノンケ先輩 大伴恭一と、その先輩に一目惚れでベタ惚れのゲイの後輩 今ヶ瀬渉。
学生時代はその想いを伝えられなかった今ヶ瀬が、仕事でつかんだ先輩の不倫をネタに体の関係を迫るところから始まるお話。

ノンケ先輩の恭一がまあとにかく落ちないのですわ、こっち(BL)の世界に(笑

BLファンタジー世界の展開に慣れきってしまっている私には、もう今ヶ瀬の状況が辛くて辛くて。
恭一は女性の誘いにはホイホイのっかる流され侍のくせに、男の今ヶ瀬にはとにかく頑な。

でもそこにものすごくリアルを感じました。
そうだよね、普通はノンケ男性がそんな簡単に男ｘ男の世界に足を踏み入れられるもんじゃないよね・・・

また恭一が、なんでそんなにモテるの？？と疑問に思うくらい、あまり魅力を感じられないキャラなんですよね。
来るもの拒まず的な、主体性がなくて、押しに弱くてすぐに流され、自分のせいじゃない、と責任転嫁を平気でするような男で、もう見ててホントにイライラする…!!!
どうしてこんな男にそんなに惚れちゃったかなぁ、今ヶ瀬クン…

と思っていたんですが、二人の別れのシーンで、今ヶ瀬が恭一の好きなところ(良いところ)をたくさんたくさん言うシーンがあって、ほんとに恭一のことが好きなんだなぁ。ってものすごく愛を感じました。切ない…
男とはいえ、こんなに好きでいてくれる今ヶ瀬に落ちないなんてっ、バカだぜ恭一はぁぁぁ(BL脳

見ててイライラする恭一ですけど、実はとても共感できる部分も多くて、これって自分も同じだなぁ、と思うところが多々。だから余計にイライラするのかもしれない

最終的にはハッピーエンドな感じになっていますけど、BLファンタジーの住人にはとてもそうは思えないラスト。
今ヶ瀬クン、幸せになってほしいよ…

ということで
お話的にはね、たいへん面白かったです。
それはもう文句なく。
ただ、読み返す元気が出ない。
普段BLファンタジーでぬくぬくと甘々な世界に浸っている(浸りたい)私には辛すぎます(泣

私はね、誰がどう思おうが”流されやすくてチョロい受”が大好きなんだッ!(力説
だからいつものBLの世界に戻ります…

映画化にあたって、新装版はどうやら性描写シーンが修正(カット?)されてるらしいです。
そのシーンを見たければ、以前に発行された紙書籍じゃないとダメみたい。
うーん、そこは見てみたいかもなぁ。
いや、行為そのものが見たいわけではなくて(言い訳じみてるが)、その最中に交わされる会話が読みたいんです。

BL読んでていつも思うんですけども、おせっせ中にみんなしゃべりすぎじゃない?実際、最中にあんなしゃべります?まあ漫画的には無言だと間が持たないのかもしれないけど…

いや、最中の会話を否定してるわけではないんです。むしろ大好物なんです。せっせと励みながら愛をささやくシーンはジーンとすることも多くて大好きです。これからもどんどんしゃべってくれたまえ(笑

あ、おせっせといえばこのCP、リバなんですよね。
そのシーン観て「わあっ!リバだあ!!」って思わず
ﾜｯｼｮｲヽ(^o^)丿ﾜｯｼｮｲ(一人祭り)
したことをここにご報告して、感想記事を終わりたいと思います。

㊟
一読しただけ、しかも手元に作品を置くことなく(何の参照もなしに)一気に書いた感想なので、多少間違った認識をしたままの部分もあるかもしれません。あくまでド素人が一読しての率直な感想を述べただけですので、その点どうかご了承くださいませ。

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです＾＾

タグ：リバ 水城せとな