BL単話「ヴァンパイア症候群 第1話」感想 [じゃのめ]
2022-01-15更新
じゃのめさん作のBLコミック(単話)「ヴァンパイア症候群 第1夜(第1話)」の感想です。
2021.11月発売(シーモア先行)
(出版社:ソルマーレ編集部 Ficus)
(購入:コミックシーモア)
いまのところ、コミックシーモアでのみ
配信されているらしい?
シーモアオリジナルBLレーベル Ficus の作品です。
全38ページの単話ですが、
スタイリッシュな演出と美麗絵、
甘々でえろえろなえちシーン。
謎めいた攻めと、かわいい受け。
じゃのめさんのいいとこが
ギュギュっと凝縮されてます!
じゃのめさん、昔の作品も大好きですが
最近は、特に絵の進化が目覚ましくて
観るだけでも眼福ものです。
こちらの作品、↑表紙絵だと
かなりイッちゃってるヴァンパイアですが(笑
試し読みをぜひしていただきたい。
攻めのイケメン度・色気がすごいです。
ダメンズばかりに縁のある瞬(27)が、
最近マッチングアプリで知り合ったのは
見た目ヨシ、中身ヨシ、身体の相性もヨシ、
だけど、どこか陰のある満臣(28)
逢瀬を重ねるごとに
満臣のことを好きになっていく瞬だけど
満臣のどこか心を許してくれていない様子に
寂しさと不安を募らせていたら
「その人もしかして吸血鬼なのでは?」と
他人に茶化され、瞬はある行動に出る…
はたして満臣は本当に吸血鬼なのか否か?!
ん~もう申し分ない出だしです。
なんといってもミステリアスな攻めが
抜群にセクシー。
自分に自信がなくて、
うじうじ悩んじゃう受けもカワ(・∀・)イイ!!
じゃのめさんのえろシーンは
攻めもちゃんとマッパになるとこが
すごく好きです。
BLにおいて、受けは全部剝かれてるのに
攻めは上下、あるいは上か下かが
着衣のままのえろって
すーごくよくあるパターンじゃないですか。
アレ、たまーになら、
あるいは
受けも着衣なら、それもいいんですけど、
やっぱり基本は全部脱いでほしい派です。
とくにズボン履いたままでいたされると、
ファスナーが当たって痛いやん!とか
おけけがはさまるぅ~~~とか
余計なことに気がいっちゃう(笑
着衣のえろすってのも、もちろんわかります。
脱ぐ間すらじれったいと思う性急感の演出、
という場合もありましょう。
でもそれは、えろに突入するまでで
おっぱじまってからは
全部脱いでた方が絶対えっちだと思うし
好感度が高いのであります!(力説
(攻めもシリを出せ協会会員)
ということで!(?)
じゃのめさんのヴァンパイア症候群、
大変お薦めですので
たくさんの方に読んでいただきたいです。
じゃのめ作品に触れたことのない方にも、
単話でお安いですし、
この1話でキレイにまとまっていますので
ちょうどいい入門的作品になると思います。
2月のフィカパの朗読対象作品にも
なってるのかな???
もしそうだったら
どなたが声をあててくださるのか、
すんごく楽しみです♪♪
魅力的な二人、まだまだ読みたいです。
きっと続きを描いていただけると信じてます!
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BL「お伽噺は泡と消え」感想 [じゃのめ]
2021-10-12更新
じゃのめさん作のBLコミック「お伽噺は泡と消え」の感想です。
2021.1.22発売
(出版社:幻冬舎コミックス
バーズコミックス リンクスコレクション)
コミックシーモア電子コミック大賞2022の
BL部門にエントリーされている本作。
とても良かったので!!!
感想書きたいと思います。
じゃのめさん、好きなのに、
いままでただの一つも
感想記事を上げてなかったことに
自分でびっくりしてしまいました。
さて、本作、じゃのめさんにしては珍しい
なかなか実店舗では買いにくい表紙絵ですが
中身はじゃのめさんらしく、ほろ苦くて切ない、
でも最後は幸せいっぱいの素敵なお話でした。
(ちなみに裏表紙は、表紙以上に店員さんに見られたら冷や汗が出そうな絵なので、裏返してレジに出す方がアウトな気がする(笑) あ、でも帯がかかってればまあ大丈夫かな?とはいえ、どっちにもtkbはアルヨw)
アンデルセンの童話「人魚姫」が
モチーフになっているので
タイトルもそこから来ております。
読んだ時のリズムといい、内容との合致具合と
お話のレベルの高さから
私的「素敵タイトル」認定でございます!
(→参照記事はコチラ)
童話の人魚姫は悲恋ものですが
このお話はいわゆるお伽噺っぽい
「めでたしめでたし」という締めの言葉が
ピッタリ来そうなハピエンになっています。
やっぱりBLはハピエンが好き。
ヤクザの息子 朱巳(あけみ)
✕
ラーメン店の店長 丘(おか)(ゲイ)
中高からの親友で、セフレでもある二人が
ちゃんとした恋人になるまでのお話です。
セフレなので、からみのシーンも多いですよ!
自分の性嗜好から、
将来への暗澹たる気持ちを抱える丘と
ヤクザの息子ゆえに、周囲から距離を置かれ
また自らも孤独を選んでいる朱巳。
人知れず心に暗部を抱える二人が
26になった現在も友達でセフレな関係で。
まるで共依存みたいな両片想いなのです。
お互いに、この関係を
相手のためにいつかはやめないといけない…
と思っていて、
でもあと少しだけ、もう少しだけ…って、
んも~~~ほんとに切ないんです。
ほとんどは受けの丘の視点で話は進むのですが
1話だけ攻めの朱巳視点になっていて
そこで朱巳の思いを知ると
それであの時あんな行動をしたのね…とか
この時どれだけ切ない思いをしているか…とか
いろいろわかってきます。
ヤクザの息子で、
見た目も言動もそれっぽくキメて、
クールに心を鎧っている朱巳ですが
実は、心根はとても繊細で優しいので
うううぅぅぅ。。。(ノД`)・゜・。セツネェ!
自分の恋心をはっきり自覚し
覚悟を決めた丘が行動を起こすことで
二人の関係が変わっていきます。
最終的な「めでたし」になるには
少し時間がかかるのですが、それだけに
最後の二人の幸せな笑顔がとっても素敵で
思わずウルウルしてしまいました。
(ラストだけじゃなく、あちこちで
ウルウルしちゃってましたけどね…^^;;)
読めば読むほど良さがじんわり沁みてくる
素敵なお話です。
電子限定特典、シーモア限定特典ともに
1Pマンガです。
カバー下(あとがきとイラスト)も収録されていました。
コミックシーモアでは
現在(~11/30まで)試読増量されています。
10%OFFのクーポンも使えます。
コチラからどうぞ(←作品へのリンクです)
とってもお薦めなので
電子コミック大賞BL部門は
ぜひ本作に投票してくださ~い!!(笑
では、今日はこの辺で。
ライラーイ!
(↑丘が店長してるラーメン店の掛け声。
何気に気に入ってしまったw)
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