BL「マイディアエージェント(上)(下)」感想

2022-11-24更新

昨夜はシーモアのゲリラセール狂騒曲に
さんざん振り回され
結局ポイントの購入はなりませんでしたが
ここは落ち着いて積み本を崩せ、という
神様からのお告げと感じ
しばらく積んでいたこちらの作品に
ようやく取り掛かかるいい機会になりました。

ということで
1.5読くらいしかしていないけど(^▽^;)

ヱビノびすくさん作のBLコミック
「マイディアエージェント(上)(下)」の感想です。
　
2022.2.24発売
（出版社：幻冬舎コミックス
　　　　　ﾊﾞｰｽﾞｺﾐｯｸｽ ﾗﾌﾞｷｽﾎﾞｰｲｽﾞｺﾚｸｼｮﾝ）
（購入：コミックシーモア）

2023電子コミック大賞ノミネート作。

美麗な表紙絵とレビューの評価の高さから
今年の５月に購入したものの
(購入記事はコチラ)
ここまで寝かせておりました(得意技)。

電子コミック大賞の投票締め切り(11/30)が
もうそろそろですので
まずはここから取り掛かりました。

ヱビノびすくさん、初読み作家さんです。
本作がデビュー作とのこと。

表紙絵が大変きれいで目を引きます♡
中の絵もきれいなんですけど
攻め(下巻(→右側))は表紙の絵とは
けっこう違う印象だったかなぁ。
この表紙絵だけだと
受け攻めがよくわからなかったけど
中の絵ではそんなことなかったです。
ちゃんと攻めはオスで攻め顏だった(笑

破天荒だが仕事はヤリ手の生意気大型新人
　　　　　　　　謎の多き男 橘 真利生
　✕
敏腕クール美人で男女問わず引く手数多だが
　実は恋愛経験がない初心上司 青柳理一

ギャップ萌えの塊のようなふたりが
とてもとても魅力的で楽しかったです。

二人の仕事は某財閥の私設ボディーガード。
いつでも冷静沈着で仕事ができる理一さん、
のはずなのですが
物語開始早々からだいぶ真利生に振り回され
赤面連発。
チョロ初心かわいい表情と反応が
たまらなくキュートです。

真利生は、見た目も行動も
わがまま強引ぽいんですが
理一に対しては
早急に無理やりに・・・なことはせず
意外とジェントル～～で好印象。

謎の多い男だけに、謎な行動も多いですが
下巻まですべて読むと
その行動にも納得がいきました。

二人のお仕事の対象、御曹司の信康くんも
やりたい放題わがまま放題の
クソ坊ちゃんかと思いきや
実はけっこういい子だったりするとこも
かわいかったり
真利生の姪っ子ちゃんもむちゃんこかわいい
と
キャラは大変魅力的でした。

惜しむらくは、話が分かりにくい。
あちこち飛んだり、いきなりなに？？って
置いてけぼり喰らいそうになったりで
とにかくガチャガチャしてて
飲み込むのに時間がかかるというか
考え考え読み進めるところが多くて
なんか疲れます(笑

思いついた設定やキャラを全部盛り込んだけど
盛り過ぎて回収しきれず終わったーヽ(^o^)丿
って感じもあり（あくまで個人的感覚）

その辺取捨選択してスッキリさせて
理一と真利生に集中したら
もっと面白くキュンキュンできた気がする。

お仕事描写も多いのですが
理一の敏腕さがあまり見られなかったとこも
ちょっと残念でした。
お仕事中の冷徹な感じをもっと見たかったな。

真利生の謎や、二人の出会いなどは
ド定番の展開でしたが、それだけに”効く”ので
大変よろしかったでございます(´艸｀*)ﾑﾌ

でも、これがデビュー作ですからね。
今後が大変楽しみな作家さんです♪♪

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タグ：ヱビノびすく