BL小説「春になるまで待っててね」感想

2024-01-10更新

伊達きよさん作のBL小説
「春になるまで待っててね」の感想です。

2021.6.29発売
（幻冬舎コミックス ）
（購入：コミックシーモア）

ほっこりするライトノベルのおすすめで
挙げられていた本作。
犬居葉菜さんのイラストによる
表紙絵のかわいさにも興味をひかれまくり
ちょうどセール中だったのもあって
購入し即読みしました。

冬に読むのにぴったりな
ほっこり暖かくかわいいお話でした。
癒されたい全BL好きさんに読んでいただきたい！

↑帯にある通り
「大型熊獣人ｘ小型リス獣人」
体格差、人外萌えのある方なら
より楽しめると思います。

人外とはいっても
シッポと耳が生えてるくらいでほぼ人なので
普段そんなに人外物を読まない私でも
特に違和感などはなく楽しめました。

獣の頃の習性の名残で
冬眠するタイプのふたり。
この冬眠の様子がほんわかあったかくて
もう幸せしかないんです・・・♡

最初こそリス獣人のリックが
冬眠前日に火事で焼け出される、という
不幸が起こって途方に暮れるのですが
そこに居合わせた消防士さんに
冬眠予定の同僚を紹介されて
熊獣人のディビスさんに出会い
そこからはもうひたすらに
幸せほこほこ展開・・・・

眠ってちょっと食べて、また眠って
たまにシャワーして、ちょっと食べて
そしてまた眠って・・・

最初は別室で寝ていたのに
リックがうっかり寝ぼけて
ディビスのベッドにもぐりこんでしまい
そこからは同じベッドでふたりでひたすらに
ぬくぬくタイム。

ああああ～～いいなああ～～～
こんなひたすらダラダラ寝てていいなんて
冬眠ってなんて幸せなんだ！(笑
私もできることなら冬眠したいよ・・・

夢うつつながらも
長い時間を一緒に寝ていたふたりが
どんどんお互いに惹かれていく様子も尊く
身体は大きいけど優しげなディビスさんの
猛獣具合も大変に良し(´艸｀*)ﾑﾌﾌ

体格差、しかもリスと熊、という差なので
A.R.Eに関しては心配な感じもしましたが
まあ獣人と言えどもほぼ人なので
実際の獣ほどの差はないわけで、
まあ何とかなりそうなレベルかな(笑

初心で経験の少ないリックと
どうやら百戦錬磨級っぽいディビス。
これからも楽しみなCPでした

先月末に発売されたばかりの
「春になっても一緒にいよう」は
リックにディビスを紹介してくれた
ディビスの同僚テイラーのお話のようです。
こちらにもディビスｘリックCPが
登場しているようなので
いずれお得な機会が来たら必ず購入したいと思います。

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タグ：伊達きよ 人外