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BL小説「幼なじみマネジメント」感想 [栗城偲(クリキ シノブ)]

2022-01-17更新
栗城偲さん作のBL小説
「幼なじみマネジメント」の感想です。
osananajimi-management.jpg
2021.6.25発売(電子配信7.9~)
(出版社:徳間書店 Chara文庫)
(購入:コミックシーモア)

イラストが暮田マキネ先生なので
発売前からチェックしていた作品。
ようやくようやく購入&読みました。

20年来の幼なじみで親友のふたり、
くすぶっているアイドル 春臣(ハルオミ)
  ✕ マネージャー 匠(タクミ)
のお話です。

芸能界ものには萌えがないものですから
取り掛かるまでに
時間がかかってしまいましたが
読み始めたら面白くて、一気読みでした!

「幼なじみで親友を好きになっちゃった」
というBLあるある設定は、
”二人の関係を壊したくないから
 想いを告げられない。
 でも親友のままでそばにいるのは
 切なくて苦しくて…”
という切なさマシマシなところが
私の大好物なんですが、
本作はそういうタイプじゃなかったです(笑

前半は受けの匠視点で
二人が恋人になるまでのお話。

親友で幼なじみの上に
さらに今ではマネージャーという立場もあり
自分の恋心がばれないように、と
匠は一応(?)切ない思いはしているのですが

春臣の”匠スキスキダイスキ”がものすごくて
正直、あんまり切なさを感じません(笑

たとえ匠の気持ちがバレたところで、
関係が壊れるどころか即CP成立だよコレw

ということで
匠の切ない思いの割に
心配せずに読み進められます。

そして、無事に(案の定w)二人の想いが通じ合い
前半部分で恋人同士になります。

後半は、てっきりBL定番の展開(?)
アイドルとマネージャー、秘密の恋人同士の
甘々だけど、周囲にバレたら大変!とか
かっこいいorかわいい当て馬が出てきて
浮気疑惑?嫉妬しまくり!みたいなお話か
と思ったら、これが全っ然違いました(^▽^;)

後半は攻めの春臣視点に代わり、
春臣の俳優としての成長物語のようになっています。

お仕事BL的な感じで
これがす~ごく面白かったです!

いままでそつなくこなせてきた演技の仕事で
挫折を味わい落ち込む春臣と
そんな春臣を、心配しつつも、
マネとして、そして恋人として
温かく見守る匠が素晴らしく。

可愛い顔してかなり敏腕マネの匠と、
映画の仕事で一皮むけた春臣。
これからますます活躍するんだろうな~。

暮田マキネ先生の挿絵がまた良くて~♪♪
イメージにピッタリの春臣と匠でした。
マキネ先生の黒髪受、最高だよね。
初えちの絵とか、とくに好みですた…シュキ…♡

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幼なじみマネジメント【電子書籍】[ 栗城偲 ]


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