BL小説「呪われた黒獅子王の小さな花嫁」感想 [月東湊(ゲットウ ミナト)]
2022-03-18更新
月東湊さん作のBL小説「呪われた黒獅子王の小さな花嫁」の感想です。
2021.6月発売
(出版社:徳間書店 Chara文庫)
(購入:コミックシーモア)
呪いにより黒獅子の頭を持って生まれた
ダルガート王子。
彼を忌み嫌う王が嫌がらせに選んだ花嫁として
小人族のリラ(♂)がやってきて・・・・
背丈がダルガートの半分程度しかないリラ。
究極の体格差CPのお話です!
生まれた時から王(実の父親)に疎まれ、
不遇な扱いを受け続けて、
心が凍っているダルガート。
そんな彼の元にやってきたリラが
ひたすらに前向きで明るく、まるで太陽
ダルガートがリラの明るさに
徐々に溶かされていく様子が大変尊かったです♡
表紙絵↑だと、
リラがまるで女の子のように見えますが、
小さな体ながら、戦闘力に優れ、
意外にけんかっ早いところもあったりして
しっかり青年。
何にでも一生懸命に取り組み
明るく健気にふるまう様が
本当に可愛らしく気持ちのいい太陽受です。
愛を知らないダルガートが
リラと接することにより
愛という感情を知っていく過程は、
彼のこれまでの不幸な境遇を思って切なくなったり、
その純粋な反応に愛しさがあふれてきたり、
いろいろな感情が揺さぶられました。
これほどの体格差CPだと
アチラはどうなるのかしら・・・??と
腐女子としては、最重要でw下世話な心配を
してしまいますが
そこはふぁんたじーなので大丈夫(笑
ある方法で、無理なく(←大事!(´艸`*))
とても情熱的なおせっせでございました。
素晴らしい!
不遇の王子から伝説の偉大な王へ、
リラとともに歩み続けた黒獅子王の
まさにお伽噺のような、素敵なお話でした。
ラストの締め方、ああいうの大好き!
現在コミックシーモアでは3/24まで
本作が3割引きになっています。
小説クーポンも併用すれば、
さらにお安く入手できますので
このお得な機会にぜひ読んでみてください。
めちゃおすすめです!
ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
タグ:月東湊