SSブログ
ライトノベル ブログトップ

ラノベ「深夜営業くじら亭 午前0時のナポリタン」感想 [ライトノベル]

2023-01-29更新
綺月陣さん作のライトノベル
「深夜営業くじら亭 午前0時のナポリタン」の感想です。
kujiratei.jpg
2021.12月発売
(出版社:メディアソフト SKYHIGH文庫)
(購入:コミックシーモア)

コミックシーモア2023電子コミック大賞の
ラノベ部門を受賞した作品です。

うすらぼんやりした大学生の曜一が
祖父の経営する深夜カフェの
店長代理を引きうけ
挫折を繰り返しつつも
前向きに頑張って努力していくようになる
若者の成長物語(言い方w)です。

表紙絵からもわかるように
ケモ耳のちみっこも出てきます!

美味しいものやショタが大好きな私なので
簡単に釣られましたね、うん(笑

そして、読んでいる途中から
ナポリタンが食べたくて食べたくてたまらず
きのうのお昼ごはんに
さっそくくじら亭風のレシピで作りました。
あ~うまかった。満足満足(単純w


特にしたいことも見つからず
日々ぼんやり過ごす曜一(大学2年生)。
春休みのバイトの当てがなくなってしまい
どうしようかと悩んでいるところに
しばらく海外に行くという祖父が
自分の経営する深夜カフェを
代わりにやってみないか、と
持ち掛けてくることから
曜一の大冒険(笑)が始まります。

この曜一がねぇ、煮え切らないというか
芯がなくてぼんやりで気が利かなくて
ほんとしばらくイライラさせられました。
いや、悪い子じゃないんですよ?
(悪口しか言ってないくせにw
一生懸命何かに取り組む、とか
頑張って努力、を避けて生きてきた結果
ぼやーーーーーっとした人生を過ごし
自分でも自分に期待しないようになっていて。

それがいきなり飲食店を一軒まかされ
料理経験もろくにないのに
切り盛りすることになるのですから
大変な思いをするわけです。

かなりレトロで、雰囲気のあるくじら亭。
とりあえず、と店をのぞきに行った曜一の前に
突然現れた神楽。
実はこのくじら亭に取り憑いている式神で…

とちょっとしたファンタジー要素もあり。
この式神の神楽が
曜一の料理指導などもしてくれるのですが
ふたりのやり取りもコミカルで
読んでいて楽しいです。
そして、神楽の遣う式神の
風(ふう)ちゃん、雷(らい)ちゃんが
まああざといほどの可愛いさ。
見た目(も中身も)3歳児のふたりが
曜一のお手伝いを一生懸命する様子も愛しく
楽しくほっこりしました。

たくさんの失敗を重ねつつも
神楽や常連さんたちに助けられて
少しずつ少しずつ成長していき
ラスト辺りでは大活躍する曜一も見られます。

ライトノベルの名にふさわしく(?)
内容的にはさらっと軽いものですが
楽しいひと時を過ごしたいときに
読むのにぴったりな感じです。

ふうちゃん・らいちゃん会いたさに
また読も~~~っと。
そして読むたびにまた、ナポリタンが
食べたくなっちゃうんだろうな。

本作、コミックシーモアで
2/9まで半額セールしてます!
しかも2/28まで30%ポイント還元対象なので
すンごくお得に入手できます。
よろしければぜひお迎えしてあげてください。

私は半額セール直前に買っちゃったよ(クヤチイ
そういうお得情報はさ、
先に教えておいてほしいよね、まったく(笑

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
ブログランキング・にほんブログ村へ

深夜営業くじら亭 午前0時のナポリタン【電子限定特典付き】【電子書籍】[ 綺月陣 ]


タグ:綺月陣
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:
ライトノベル ブログトップ