BL「プレアデスの慕情」感想

2022-10-05更新

里西立樺さん作のBLコミック
「プレアデスの慕情」の感想です。

2021.12月発売
（出版社：海王社　&.Emo comics）
（購入：コミックシーモア）

里西立樺さん、初読み作家さんです。

少し前にシーモア島で
「子どものように思って育てていたのに
　大人になったその子から求愛され
　執着・溺愛されて最後はハピエン。
　そんなBL作品を教えてください」
という質問があって
私も何作かお薦めさせていただきました。

自分では特にそういう設定に萌えはない
と思っていたんですけど
意外にこの設定の作品を複数読んでるし
しかも好きなのが多いな？と気づきました。

そこで
↑の質問でお薦めされていた作品の中から
未読だった本作を購入してみました。

タイトルや絵の雰囲気から
かなりシリアス路線なのかな？？と
勝手に推測していたのですが
読んでみると
受けがすごい天然キャラで
かわいい＆面白くて笑えたり
かと思うと
攻めも受けもかなりつらい過去があって
うるっと来るところもあったり。

キャラ設定もしっかりしていて
とても読み応えのある作品でした。

10年前、拾ったストリートチルドレンに
”スバル”と名をつけ養子にしたエリィ。
愛情をもって育てたスバルに
二十歳のお祝いに何が欲しいか聞くと
突然濃厚なキスをされ「アンタが欲しい」
と熱く言われて・・・
というところから始まるお話。

突然思ってもみない要求をされて
戸惑うエリィの様子が面白かったり
エリィを強く欲しながらも
暴走しないスバルの大人な忍耐強さも好ましく
(なのですぐにえちする流れにはならない)

エリィがスバルを拾い
”スバル”と名付けた理由や
スバルを救ったことで
実は自身も救われていたエリィ…
お話としても良くできていて
読み応えバッチリ。

えちちは最終話に１回
描き下ろしに１回あるのですが
これがたいへん濃厚でした。
修正も白短冊なので
まあまあお見えになってます。

個人的にはここまで濃厚じゃなくても
良かったんだけど(笑)
歓喜される方はたくさんいらっしゃるでしょう。
まあ私だって正直言えば
こういうシーンを見せていただけるのは
やぶさかじゃないですしね…(結局ソレかw

電子の特典は１Pマンガ
純だったスバルの子どもの頃の思い出は
汚せないエリィが笑えるお話。

シーモア特典も１Pマンガ
仕事に疲れたエリィが求める「癒し」に
ドギマギするスバルがかわいそうかわいい(？)
笑えるお話でした。

本作、今日(10/5)まで30％OFFなんですよね…
もっと早く感想書ければよかったんですが。
スミマセン。


そうそう、癒しといえば
きのう、10年以上ぶりに
ディズニーランドに行ってきました。
今回は娘と二人で。
もうす～～んごく楽しかった～

ハロウィン仕様のホーンテッドマンションも
初めてだったし
本当に久しぶり過ぎていろいろ新鮮でした。
今日は頭のなかにずーーっと昼のパレードの
ハロウィンの曲がグールグルしてました。
まだしばらくグルグルしそうです。
はあ～また行きたい。

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タグ：里西立樺