BL小説「はじまりは窓でした。」感想

2023-01-19更新

名倉和希さん作のBL小説
「はじまりは窓でした。」の感想です。

2017年9月発売
（出版社：新書館　ディアプラス文庫）
（購入：コミックシーモア）

名倉和希さんのツイッターで
本作が割引中とのお知らせがあり
シーモアに見にいったら
阿部あかねさんの挿絵だし
お得に買えるし
名倉和希さんなら溺愛攻めでしょ、と
特に試し読みもしないで購入。
そして珍しく即読みしたのですが
これがわたし的に大当たりで！
すっごく楽しいラブコメでした。
面白かった〜

ビルの窓清掃員　白柳(25)(ゲイ)
　Ｘ
エリートリーマン(課長) 吉国(35)(ノンケ)

タイトル通り”はじまりは窓”
冒頭のふたりの出会いから大笑い！以降、
あちこちにお笑いポイントがあるのですが
笑いながらも、なぜかふたりの会話が
めちゃくちゃキュンキュンしちゃうんです。
ゲイとノンケのすれ違いというのかな。

出会いこそ衝撃だったものの
酒席で意気投合したふたりは
いきなり体の関係を持ってしまうのですが
酔っ払った吉国さんのかわいさが
反則級に面白くて、しかも
とんでもなく可愛くてエロいんです！

仕事の時は、自分に厳しく他人にも厳しい
周囲から煙たがられている吉国さんが
深酒すると完全にキャラ崩壊。
ゲイの白柳くん、あれだけ煽られたら
そりゃ襲いますわw

と、最初こそ理性崩壊して
吉国さんを襲っちゃった攻の白柳くんですが
とっても性格が良くて爽やかなので
辛い展開でも闇落ちとかせず
安心して見ていられる
素晴らしい年下大型ワンコの溺愛攻めでした。

ふたりが恋人になってからのお話で
吉国さんがやむを得ぬ事情で
お見合いをする展開になるのですが
その時に取った白柳くんの行動に
私は腹を抱えてしばらく笑いっぱなしでした。

サイコーか！アンタ最高かよ！

ノンケの吉国さんが
自分の気持ちを認めるまでに
少し時間がかかるし
恋人になってからも
幸せで(？)性格が丸くなったことを悩んで
取った行動や
上記↑したようにお見合いしたり、と
白柳くんにとっては
ちょっと辛い展開もあるのですが
頑張っていい子で待てるワンコ白柳くんなので
(イヤお見合いの時は待ててなかったが(笑))
暗くなりすぎず、程よくせつなくという感じで
ストレスなく、笑いたっぷりで読めました。

しかも巻末に
阿部あかねさんの1ページマンガが！キャー！
本来なら当て馬的ポジションのはずなのに
ただのいい人で終わった黒田さんw
そんな彼に焦点を当てたお話でした。
黒田さんもしあわせになれるとイイネ。

はあ〜～～〜楽しかった！

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めちゃくちゃお得に買えますよお！

ということで
今日のお昼(ハッピーランチアワー)の
お買い物に間に合うように、と
深夜に記事アップしてみました。
サクッと読めて、楽しくなれる
お手軽な良作だと思います。
レビュー数が少ないのはどうしてかなぁ？
私的超オススメですっ！(力説

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タグ：名倉和希