BL「シャングリラの鳥Ⅲ」感想 [座裏屋蘭丸 (ザリヤ ランマル)]
2023-06-25更新
座裏屋蘭丸さん作のBLコミック「シャングリラの鳥Ⅲ」の感想です。
2023.5.28発売の最新巻
(プランタン出版 Canna Comics)
(購入:アニメイト通販)
アニメイト限定8P小冊子付を予約購入しました。
↑写真だと全然色が出ていませんが
この3巻も大変に美しい表紙絵です。
惚れ惚れするってのはこういうことですね。
★1~2巻の感想はコチラ★
2巻の発売から実に2年半ぶりの3巻。
その分大変分厚く読み応えのある内容でした。
「ルールは、イかせないこと、挿入しないこと
そして、絶対に恋に堕ちないこと
ノンケ試情夫 アポロ ✕ 男娼 フィーの
パラダイス・ロマン
1~2巻の感想にも書きましたが
本作は、大変ゆっくりゆっくりと
ふたりの関係が進んでいく様子が
描写されているのですが
この3巻でいよいよBL的展開が進みます!
ついに!ふたりとも!自覚します!
ええ、3巻にしてついに(笑
フィー以外の男娼相手に仕事をすること
そして、フィーが客と行為をしていることが
ともに辛く感じるアポロと
アポロがほかの男娼の相手をしていることに
どうにもイライラし
仕事もうまくこなせなくなっていくフィー。
ふたりともに相手に対して
独占欲や嫉妬を感じ
そんな自分に戸惑いつつも
恋心を抱いていることを自覚♡
ついにふたりの気持ちが通じた・・・!?
というところで終了でございました。
ひゃあ~~~ドキドキしたあ!!
恋や愛、といった単語こそ出てきませんが
ふたりが互いに感じている気持ちこそ
まさにそれ。
ああ~ようやくここまで進みました。
とはいえ、そういう気持ちを持てば
ますますつらい立場・気持ちになってしまう
ふたりの関係が切ない(ノД`)・゜・。
どうなっちゃうの、
ふたりはこれからどうなっちゃうのー?!
正直な私の気持ちを言えば
「恋仲になったのでシャングリラ去ります」
ってオーナーに言ってふたり仲良く楽園追放
新天地で仲良く暮らせばいいじゃない
それで万事めでたしめでたし!
ってなりそうに思うんですけど、
フィーはシャングリラが心の拠り所というか
自分の居場所と感じているようだし
2巻で浮上してきた不穏な事件(?)が
この3巻ではまっったく進展していないので
そっちの絡みもどうなるのかわからないし
このあとのふたりが一体どうなっていくのか
不安しかねぇ。
えええええ~~ここからまた1年どころか
2年とか待たされるんか。
まあしょうがない。
じっといい子に震えて待ちます。
本作はフィーがだいたい半裸か全裸なので
とにかく肉体美を多くのページで
堪能できるのがまたすごい所。
フィーって褐色肌の上
肩に凝った刺青があるので
作画コストの高さが半端ないんですが
それがたっぷり見られて眼福しかありません。
もうとにかく、とにかく素晴らしい!
描き下ろしは「Day time 10」6P
ポーカーで負けた方が勝った方の言うことを
何でも聞く、という賭けをするふたりの話。
アニメイト限定の小冊子は
「Day time 11」6Pマンガ。
フィーが買ったいろんなおパンツネタ。
ザリー先生、パンツネタ好きだよね!
リカシガにもあったし(*´ω`*)
小冊子の表紙絵は
単行本よりも少し引きになっているので
フィーのセクシーな足元まで
バッチリ見えるとこがお気に入り。
アンクレットがエロいんだぜー!
Day time は本編からは一転
クスッと笑えるネタでほっこりします。
フィーにからかわれるアポロ、かわいいな。
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タグ:座裏屋蘭丸
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