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BL「特務刑事オメガパンチ」感想 [りーるー]

2022-01-13更新
りーるーさん作のBLコミック
「特務刑事オメガパンチ(合本版)」の感想です。
omega-punch.jpg
2021.4.24発売
(出版社:イーブックジャパン BLfranc)
(購入:コミックシーモア)

合本版とありますが
・紙書籍版の描き下ろし7P
・カバー下(あとがき)2P
・シーモア特典マンガ1P(4コマ漫画2本)
も収録されています。

りーるーさん初のオメガバースは
設定がかなり特殊だったのですが、
すんごく面白かったです!

年下大型忠犬β(部下) 三好(ミヨシ)巡査
 ✕
αをも支配する最強Ω 高森 誉(タカモリホマレ)警部補

警察を舞台にした上司部下のバディものです。

「αをフルボッコにしたい…」という
りーるーさんの謎性癖(←本人談)から生まれた
特殊設定のお話です。

オメガバースに触れたことがない方には
なじみにくい部分もあるかもしれませんが、
オメガバースに萌えはないくせに
そこそこの数読んでいる私には
目先が変わってというのもあって
かなり面白かったです。

オメガバースは、
Ωがあまりにつらい立場なことが多くて
そこが苦手なんですが、
このりーるーさんのオメガバースの世界観も
Ωには容赦ないです。
むしろ今まで読んだ中でも、
かなり酷いほうかもしれないです。
ただ、具体的に描写するシーンが少ないので
まだなんとか読めました。

誉はΩの中でも希少な
フェロモン過剰(常時発情期)の異能オメガ。
その気になれば、
αを支配することもできるその能力を使い、
部下の三好とともにある事件を追っていきます。
といっても、誉さん、
無敵ってわけでは全然なくて、
かなりズタボロで痛々しいシーンもあります…

猪突猛進型でゴリラ体力の忠犬部下βの三好と
(猪でゴリラで犬て…(笑))
たびたびぶつかり合い、助けてもらいながら
事件の真相に近づいていくにつれて
二人の絆も深まっていき、やがてラブに…
という展開になっていくのですが、
事件の顛末の方に重きがあるので
正直、ラブ部分は、
あれっ、いつの間にそこまで好きになってた?
という感じがしないでもなかったです…。

いやでも、でも!
お話としてはすっごく面白かったんです!

異能オメガってのも面白いし、
オメガの発情を抑える抑制剤だけでなく、
それの中和剤があったり、
強制発情薬とかまで出てくるし、
いわゆる”運命の番”のことを
”Sクラスの番”っていうとことか、
(てことはAとかBクラスの番もいるのかな)
特にタイトルにもある“オメガパンチ”現象とか
すんごく良い!萌えました。

この設定、1冊だけで終わりにするのは
もったいない!

1冊じゃ消化しきれてないというか
生かしきれてない感じがすごくするので
このバディで、また別の事件に
取り組むところを読みたい!

と思って検索したら続編が出ていますね。
今のところ単話で2話まで配信されてました。
わーーーーーーい!ヾ(≧▽≦)ノ

この合本版では単語でしか出てこなかった
”ネックガード”を着用してらっしゃる誉さんの表紙絵。
わーーー拘束具っぽさもあって
なんかせくしーやわぁ♡

単話で買うか、まとまるまで我慢するか…
とりあえず試し読みしてこようっと~♪
(↑試読するとたいてい罠にはまるよね…(^▽^;)

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