BL「スリーピングシープ」感想

2022-05-26更新

大槻ミゥさん作のBLコミック
「スリーピングシープ」の感想です。

2021.1月発売
（出版社：海王社　GUSH COMICS）
（購入：DMM）

両想い or 両片想いなふたりなら
睡眠姦大好きのワタクシ。

そんな私にうってつけの作品でした～

表題作が半分、
後半に「空と海のあいだのBlue」という
お話が収録されています。

表題作「スリーピングシープ」
酔うとすぐに寝てしまい
記憶が飛んでしまう陣原(じんのはる)と

つぶれた陣原をいつも迎えに来て
甲斐甲斐しく世話をする過保護な折尾(おりお)。

同い年の親友ふたりのお話です。

６年前、酔って寝てしまった陣原が
先輩に襲われそうになっているところを助けた折尾。

その時に見た陣原の肢体で
自分の欲望を知ってしまった折尾は
以降、陣原を介抱するたびに
こっそりキスをしたり、その肌に触れたり。
後ろめたい気持ちがありながらも
その行為をやめられず・・・

一方、陣原は、
実は折尾のその行為に気づいており
あわよくば(？)本番行為までしてくれないか
と期待している…のです！

んも～じれったいふたり♡

以前からお互い惹かれあっているけど
自分の気持ちは隠したままだった二人が

陣原のことを襲おうとした先輩との再会をきっかけに
ようやく想いが通じるシーンは
もうキュンキュン！

両想いになってようやく
ちゃんと繋がれたところは
幸せ感があふれるわ、
とってもえっちぃわ、で
大変よきシーンでした(*´ω`*)

酔ってフニャフニャになっちゃう陣原くん
とってもかわいくてえっちぃんですけど
再会した先輩にビシッと文句を言ったとこ、
すごくかっこよかったし

先輩が保身のために流した
折尾に不利な嘘の情報を
陣原のために、と訂正もせずに飲み込んで
守ってあげる折尾も
そんな事なかなかできない、
ホントの男前！って感じでかっこいい！

とても私好みのふたりの、
私好みなお話でしたヾ(≧▽≦)ﾉ


同時収録の「空と海のあいだのBlue」
高校時代、同じグループにはいたけど
ふたりきりでは絡んだことのなかった
建志(けんじ)と喜雪(よしゆき)

社会人になってからも
自分に対する建志の態度が冷たいままで
ションボリする喜雪ですが
好意をうまく表現できないだけで
実は喜雪のことが好きな建志・・・

という
クールなツンデレ男子 建志と、
臆病な子犬系男子 喜雪の
すれ違い勘違いがありつつも
なんとかCP成立するお話でした。

こちらもかわいいふたりで面白かったですが
受け攻めが私の希望(予想)と逆だったんだよなー。
ってまあそれでもいいんですけどね。

できれば表題作の二人で１冊読みたかった
というのが正直なところかな(^▽^;)

修正は電子にしてはまあまあ甘め。
太白短冊の下に少しは見えるタイプなので
無問題でした(ﾆｯｺﾘ

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