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「初めてのBL展」駆け込み観覧してきました [イベント・コラボカフェ]

2023-07-16更新
開催終了一日前のきのう
駆け込みで行ってきました。
角川武蔵野ミュージアムで開催されている
「はじめてのBL展」

角川武蔵野ミュージアムと言えば
KCM1 - コピー.png
(画像クリックで拡大します。
  一部画像加工してあります)
この特徴的な外観、テレビ等でご覧になって
ご存じの方も多いと思います。
一度行ってみたかったんですよね!
近くで見ると、なんというかとても迫力と
異様な感じもあって面白い建物です。

ここで5/20-7/16に「はじめてのBL展」
という企画が開催されていました。
いや、されています、まさに今日まで。
開催期間がけっこう長かったので
まあそのうち行ってみるかな…と思いつつ
結局開催最終日の前日、
ようやく駆け込みで行ってまいりました。

KCM2 - コピー.png
竹宮恵子先生の美しき絵が入り口に・・・♡

そして会場へ入ってすぐの壁一面に
ドカーンと掲示されている
BL年表の情報量がすごくて
入ってすぐなのに
ここから奥になかなか進めません(笑
1970年から始まるこの年表
男同士の恋愛模様を描いた作品の発祥から
ヤオイ、やがてBLと呼ばれるようになり
いまやメディアミックスも珍しくなくなるほどになった2023年までのBLの歴史が一望・・・!
KCM6 - コピー.png
これまとめるの、大変だったろうなぁ…
壮観です。

あ、中は基本写真撮影OKなので
ブログにアップしても大丈夫・・・のはず。

この年表の反対側には
初期の頃のJUNE(雑誌)の実物の展示もあり
(そこは撮影禁止だった)
たいへんたいへん興味深く拝見しました。

その撮影禁止ゾーンに
なんと栗本薫先生の「グインサーガ」の
直筆原稿がありまして!!
正直、このBL展の中で
私的に一番興味をそそられるものでした(笑

撮影不可だったので
ここでお見せすることはできないのですが
なんとも特徴的な癖がありつつも
非常に力強い先生の筆跡と
その原稿に書き加えられている
校正のあとも生々しく
(インクがにじんだりしていて)
とてもとてもオーラを感じてしまいました。
ああほんとにこれこそ写真撮りたかった・・・

そういえば、私の行った前日に
雲田はるこ先生と紗久楽さわ先生が
このBL展にいらしたようで
サイン色紙がありました。
はるこ先生の色紙の絵が素敵すぎて~
(昭和元禄落語心中の八雲師匠)
ウットリ見つめてしまいました♡
写真も撮ったけど、ここでは出し惜しみw
また別の機会に載せるかもです。

キャプテン翼あたりから盛んになった
少年マンガのキャラを使った
二次創作同人BLの隆盛の解説も興味深く

1990年代~現在までの表紙絵比較とか
海外へも広がっていった様子とか
特に面白かったのは
「BL帯」の企画!
BL本の帯のキャッチコピー(?)って
素敵なの、笑えるの、目を疑うものwまで
すごく工夫が凝らされてるなって思うのですが
その中から特に笑えるの中心に
ジャンル別に紹介されてたのが楽しかった。
好きなもの(気に入ったもの)に投票できるようになってたので
私も3つほどの部門に投票してきました。
ひとつめはコチラ↓
KCM5 - コピー.png
理不尽すぎる要求 部門
”ほんと野獣”の「今日から乳首禁止だ」
ふたつめは
だれがうまいこと言えと 部門
”俺と課長の主従カンケイ”の
「報告、連絡、挿入(ほうれんそう)・・・」
この作品、知らなかったんですけど
この帯見て思わずフイてしまいましたwww
おもろすぎる(*≧▽≦)ノシバンバン
そしてラストは
なに部門か忘れちゃったけど
”ハッピークソライフ”の
「ち〇ち〇は点滴やね!」です。
ハピクソ、中身も帯も最高やね!!

展示の最後の方に
来場者が♡型の付箋にメッセージを書いて
貼るコーナーがあったのですが
みなさんの熱い思いがすごかったです。
目についたのは平清推しのメッセージ。
”美しい彼”人気はやっぱりすごいんだなぁ。

そうそう一部会場に森川智之さんの
解説というかナレーションが流れていて
これがまた森川さん最大のイケボってか
すんごい腰砕けボイス・・・[揺れるハート]
いやすごいもの聴かせていただいちゃったぜ
ないいお声でした。参った参ったw

それ以外にも楽しい展示が色々ありましたが
もう疲れてきたので
BL展についてはとりあえずこの辺でw

そうそうこの施設で一番有名な「本棚劇場」
KCM3 - コピー.png
ここのプロジェクションマッピングの演出も
見てきました。
とっても良かったですよー。

そして、BL展以外にもう一つ
私には目的がありまして
ここには「マンガ・ラノベ図書館」
というのがありましてですね
KADOKAWAから発行されている
マンガやラノベが
入場者なら自由に読めるのですが
そこでなら榎田ユウリ先生の
「妖琦庵夜話」の紙版限定の特典ペーパーが
見られるのでは?
という期待をしていたんです。

ウキウキで探したんですけど
なんと榎田ユウリ先生の作品は
「宮廷神官物語」はあったものの
「妖琦庵夜話」は1冊もない!
ガッビーーーーン!

まあ全作品網羅しているようなら
あの程度のスペースに収まるわけないもんね。
思った以上に狭い空間でした。
とはいえ、ものすごい蔵書数でしたけども。

佐倉温先生の「極道さんシリーズ」が
スピンオフも含めずらっと並んでて
そこは見たらニッコリしてしまったw

せっかくの読み放題だし
なにか1冊くらい読もうと
「ハクメイとミコチ」の最新巻を
読み始めたのですが
悲しいかな体力のないおばちゃん、
ここまでで相当疲れてしまっていたようで
半分も読まないうちに
猛烈な眠気に襲われてしまい
ここで居眠りこくのもためらわれたので
会場を後にいたしました。

体力があれば、もう一度BL展をぐるっと回ろうかと思ってたんですけど無理でした・・・

まあそれなりに楽しめたのでいいんだもん!

ということで
とっても疲れたけど楽しい一日でした。

またなにか面白い企画があったら
行きたいです!

ほんとはもっと年表のこととかその他色々
語りたかったのですが
これ以上はあまりに長い(疲れたw)ので
また別に機会にでも…

ということで、ここまで読まれたあなた
ダラダラと長い記事に
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました♡

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ritsuko

まゆりさん、こんばんは!
そんなイベントがあったんですね!
まったくノーチェックでした。
思わず鉄道オタクの主人に
「新幹線に乗って所沢まで行くとしたら
何駅で降りたらいいの?」と聞いてしまったくらい
ちょっと行ってみたかった・・・笑

そしてなんと!グインの直筆原稿!
クセがありつつ力強い筆跡、というのは
ものすごく栗本薫さんのイメージ通りです!
関西でもそんな貴重な原稿
見るチャンスがあればいいのになぁ・・・

オビの人気投票とか森川さんのイケボとか
興味津々なので
もしまた気力がわいてきたら?!
記事にしてみてくださいね!
楽しみにしています♪
貴重なイベントリポート
ありがとうございました!!

by ritsuko (2023-07-16 21:37) 

まゆり

>ritsukoさん、おはようございます^^
ritsukoさんちからだとどう行くんだろう…?って私も気になって、さっき乗り換え案内アプリで私も調べてみちゃいましたよ(笑
この企画展だけのために、これだけの交通費(&宿泊費)を投資するにはなかなか勇気のいる金額…(^▽^;)
関西方面でもこういった企画展が開催されるといいですよね。こういうのが人気があるのは今回で分かったと思うので、そのうちたぶんきっと実現する気がします。
まだ書き残したことがあるので、とはいえほんのちょっとのオマケ程度ですけど、またあとで記事にしてみますね。記憶があるうちに書かないとすぐに忘れちゃうし、ね(笑
by まゆり (2023-07-17 09:16) 

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