BL「エクストリームウラメシヤⒶⒷ」感想 [佐岸左岸 (サガン サガン)]
2023-12-12更新
佐岸左岸さん作のBLコミック(短編)「エクストリームウラメシヤⒶⒷ」の感想です。
2023.5.19発売
(大洋図書 HertZ&CRAFT)
(購入:コミックシーモア)
A、Bともに22ページの短編。
1~19ページまでは同じ展開で
ラスト3ページの内容(結末)が違う、と言う
いわゆるマルチエンディング的短編です。
A、B合わせてもたったの44ページですが
まあこれが読みごたえがあるというか
ページの隅々までチェックせずにはいられず
ほんのちょっとした違いを見つけては
「わー!ここ違う!」
「これはどういう意味なんだろう?!」
「これはどっちがどっちなの・・・?」
解釈が色々に考えられて
結局スッキリ解決!とはいかないのですが
でもとても楽しかったです。
作品内容には「1~19ページまで同内容」
とあり
たしかにセリフ・展開は全く同じなのですが
絵は違う部分があるのです。
一読ですぐに気づくものもあれば
よ~く見ないと気づきにくいものもあり
まるで間違い探しゲームのようです。
結末がまるで違うので、
続き物ではないとはいえ、
これはやはり2編とも読まないとだと思います。
わたし、シーモアのレビューって
特に長文だと読みづらさもあって
ほぼほぼ読まないんですけど
この作品に関しては読後すぐに
長文レビューも読みこんじゃいました。
そういう解釈があるのか!とか
いろいろ気づかされて
今回ばかりはだいぶお世話になりました(笑
これはネタバレ何にもなしで
読んでいただきたいので
ここではこれ以上の内容には触れません。
ただ、寝る前に読むのはお勧めしません。
穏やかに眠りにつく、
どころではなくなりますので(笑
佐岸左岸さんの絵、やっぱり好きだなぁ♡
独特のコマ割りも好きだし
これからも新作を期待したい作家さんです。
お待ちしてまーす!
ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
タグ:佐岸左岸
コメント 0