BL「明日、きみのものにして」感想

2022-01-09更新

美山薫子さん作のBLコミック
「明日、きみのものにして」の感想です。

2021.2.10発売
（出版社：海王社　GUSH COMICS）
（購入：コミックシーモア）

美山薫子さんの初コミックスだそうです。

イケメンで人気者の泉田隼人(ハヤト)
　✕
気弱で人見知りな松宮由希(ユキ)

ピュアッピュアDKのかわいいBLです。
とにかくかわいかったよ！

新学期、初めて同じクラスになった
人気者の隼人が、
なぜか由希に積極的に絡んでくるので、
何で？どうして？と思いつつも、
順調にw仲良くなり、やがて
隼人のことを(恋愛的な意味で)
好きになってしまって・・・という
BLド王道の展開。

ですが、案外早い段階で両想いになるので
CPになってからの二人も楽しめます。

えち突入のタイミングが合わなくて
ギクシャクしたり
すれ違い勘違いで嫉妬してみたり、
というお約束ももちろんあり。

ピュアッピュアと↑書きましたが
えちちシーンもちゃんとあり
受け攻めともにおtinも出てきます。
(受のに白短冊５本も乗ってて
　べつに巨〇でもないのに乗せすぎじゃね？
　って思ったけどｗ
　まあ白抜きよりは全然見えます)

絵がかわいくてきれいな上、
表情だけでもキャラの心情が
こちらにもよく伝わってくるので
わかりやすく読みやすいし、
えちちの描写も適度で甘々。
BL初心者さんにぴったりではないかと
個人的に思いました。


逆に言えば、
キャラや話の展開があんまり普通過ぎて
腐歴７年目の私には少々物足りなかったです。

ピュアだから物足りないってわけではなく
切なさや、葛藤があんまりなかったせいかな…
１シーンだけでもギュンってなる場面があると
作品の印象が全然変わってくるのだけど
そういうのがなかったかも。

初単行本とのことなので
今後を楽しみにしています。
表情を描くのがとてもお上手なので
もうひとひねりあるタイプのお話も
読んでみたいです。

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タグ：美山薫子