BL「こわがりに狐矢」感想 [谷カオル(タニ カオル)]
2022-03-09更新
谷カオルさん作のBLコミック「こわがりに狐矢」の感想です。
2016.1月発売
(出版社:一迅社 gateau コミックス)
(購入:コミックシーモア)
谷カオルさん、初読み作家さんです。
相互リンクさせていただいている方のブログで
「暇恋い」の感想を読んで興味を持ち、
谷カオルさんの作品を検索したら、
「こわがりに狐矢」がセール中だったので
買ってみました。
えろなんてほんのちょっぴりもない、
というか
おい、これBLか?!
ってくらいBがLする要素も少ないのですが
とってもかわいくて癒されました♡
モフモフがお好きな方なら
きっと気に入っていただけるに違いない!
人に化ける能力がある狐の”ぎん”が
自身の寝食の面倒を見てもらうために
ケガを装いひっかけたのは
重度の人見知りの阿瀬吾朗(アセ ゴロウ)。
動物は大好きだけど、人は超苦手。
なのに、お人よしの吾朗は、
人の姿で迫ってくるぎんを
無下に追い出すこともできず、
怪我が治るまで、と一緒に暮らし始めます。
居候のくせに傍若無人にふるまうぎんですが、
怒りもせずに付き合い、
親切に世話をしてくれる吾朗に、
今までの人間には感じたことのない愛着を感じ
徐々に心を許していく様子がかわいらしい。
「もふれ」って・・・たまら~~ん!
吾朗の飼っている犬たちとぎんの会話(彼らの間では言葉でのやり取りが可能)するさまも
とっても面白くて
まさにモフモフ天国のアセゴロウ宅に
ほっこり癒されました(*´ω`*)
吾朗もぎんの人の姿に徐々に慣れてくるので
もしかしてこの先ぎんとむにゃむにゃしたり
なんて展開もあるのかもしれないけど、
別に見せてもらわなくていいよ、な気分(笑
ひたすらかわいくて癒されました。
(でもぎんって百戦錬磨?っぽいよね。
いままでどうやって誑しこんできたのかな。
←結局気にはなる・・・w)
巻末に「リアル・ハイスコア」
という短編も収録されています。
こちらは人間同士で、ちゃんとBがLしてます。
ただし、もちろん(?)えろなし。
ゲームを介して仲良くなる大学生同士の
これまた爽やかでかわいいお話でした。
谷カオルさん、ほかの作品も面白そうなので
お得な機会があったら入手したいです!
ランキングに参加しています。
↓ぽちっとしていただけると嬉しいです^^
タグ:谷カオル
コメント 0