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BL「お前にだけは溺れたくない」感想 [岡本K宗澄(オカモト ケー ムネスミ)]

2022-06-27更新
岡本K宗澄さん作のBLコミック
「お前にだけは溺れたくない」の感想です。
omaenidakeha.jpg
2022.5.25配信開始(紙書籍2022.6.3発売)
(出版社:メディアソフト 
         シャルルコミックス)
(購入:コミックシーモア)

岡本K宗澄さん3冊目の本作は
自身初というオメガバースのお話でした。

スパダリ溺愛攻め、美麗なスーツ、
えっちぃ黒髪ツンデレ受け、
えろ多めがお好きな方に
お薦めの作品です。

以下ネタバレ含みますので
未読の方はご注意ください。
=============

五十島 史貴(いそじま しき) α
 x
近衛 碧(このえ あおい) β

幼なじみで、社長と専務で、セフレ関係。
ウホホな設定てんこ盛り( *´艸`)

いわゆる両片想いのふたりなのですが
史貴は碧に対して本気だけど
β の碧は α の史貴に対して
大きなコンプレックスがあって
自分なんかが・・・と思い
今以上に関係が深くならないように自制中。

そんな碧がある日
体調不良で倒れてしまうのですが
なんと β → Ω に変異し始めているという…!

バース性の変異って
腰乃さんの「滅法矢鱈と弱気にキス」で
高校生が β → α に変異、というのを
読んだことがありますが
β → Ω ってのは初めて。
しかも大人になってからなんて…[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]
(帯にもある通り α との行為が原因らしい…)

オメガバースを読んだことある方なら
わかると思うんですけど
β から Ω に変わるって
なんかものすごいツライですよね・・・
一応この作品世界では
α、Ω に対する偏見や差別が
かなり少なくなっているようで
碧もその変化を受け入れるのに
思ったよりは時間はかからないのですが
Ω になったらなったで
史貴が自分を求めるのは Ω だからでは、とか
自分が史貴を求める気持ちが
Ω になったせいでは…と悩んだりして
まためんどくさい切ないの…

史貴は碧のことが大好きなので
岡本K宗澄さんらしい
安定のスパダリ溺愛攻めです!
ちょっと迷走したりもするけど
まあその辺は安心して読んでいられます。

碧が自分の気持ちをはっきり自覚し
ようやく史貴の想いを
心から信じることができるようになって
めでたしめでたし♪♪
幸せそうな碧の顔が
たまらぬキュートさでした♡

あと岡本K宗澄さんなんで
えっちはあいかわらずすんげーえっちぃです。

という感じのお話なのですが
う~~ん・・・
この作品を読んで、
私はほんとオメガバースって設定が
好みじゃないんだなぁ…と
あらためて確認した感じでした。

いやオメガバースでも
面白い作品がたくさんあるのは
わかっているんですよ。
面白ければ読んでますし。

ただどうしてもねぇ・・・
なんかそもそもの設定に
納得いかんところがあるんですよね(笑
あと差別があるとこも苦手です。
(本作には Ω に対する差別表現は
 出てきませんので安心して読めます)
まあ好みの話なんで・・・ごめんなさい。

↑ 最初にも書きましたが
溺愛スパダリ攻め、美麗なスーツ、
えっちぃ黒髪ツンデレ受けがお好きな方なら
楽しめる作品だと思います。
ええ、私も楽しませていただきました。
なんだかんだ言いましたがw

今月の岡本K宗澄さんのもう1冊の新刊
「ディアマイキラー」はどんな感じなのかな。
電子ではまだ配信されていないようですが
今度はオメガバースじゃないといいな(笑

あっ、電子(シーモア)での修正ですが
白抜きなんですけど
ブツにまとわりつく体液表現が激しいので
(体液は消されてない)
全然見えてないのに
微妙に見えてる感じがしないでもないw
なかなかナイスな修正でした。
たまにそこに白短冊が乗るんですけど
白抜きされてるのに短冊乗せるってどゆこと?
と思いつつも、さらに乗せたくなるくらいの修正具合なのかな、とも思いました、ハイ。
えちシーン多いので
なんもわからん真っ白抜きじゃなくて
よかったよかった。

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お前にだけは溺れたくない【特典付き】【単行本版】【電子書籍】[ 岡本K宗澄 ]


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