BL単話「明けの花に嘴 １～３話」感想

2022-12-07更新

もちゃろさん作のBLコミック(単話)
「明けの花に嘴 第1～3話」の感想です。

2022.11.18配信(シーモア)
（出版社：パチカ　Continuer. ）
（購入：コミックシーモア）

もちゃろさん、初読み作家さんです。
ツイッターの宣伝で流れてきていたのを見て
もうずっと気になっていた作品です。
やたらと宣伝されていたから
見かけたことのある方も多いかと思います。
当時は他サイトの独占配信(？)だったので
はやくシーモアで配信してくれないかな～
と心待ちにしていました。
今月に入ってからようやく
すでに３話まで配信されていることに気づき
歓喜のあまりクーポンもなしに
買ってしまいました。

でも期待通りの面白さだったので
後悔なんてないもん！！

現在(～12/15まで)第１話が無料で読めるので
ぜひ！！
https://www.cmoa.jp/title/256620/
↑こちらのURLから飛べます。

何故この作品が気になっていたのかと言えば
私の大大大大大大大好きな
自己評価の低い不憫健気受けだからです！

絵もめちゃくちゃきれいで
描きこみ具合が半端ない。
描きこまれ過ぎてて
字が読みにくい部分があるくらい(笑

平安朝風な衣装や建物が細かいところまで
丁寧に描きこまれているし
受けはつつましく儚げなかわいさで
攻めはめっちゃ美形なスパダリ！

あああああ～～～好き要素しかない。

百鳥の楽国を統べる王 鷹の君 白栄さま
　✕
目白一族出身の朝凪

朝凪を正室として迎える婚礼の儀から
話は始まります。

鳥類が人の姿を取ることのできる世界。
それを「転化」と呼び
・仕舞羽→完全な人の姿
・四翼→人の姿で、背中に翼がある状態
・本然→本来の鳥の姿
という三姿があり
転化の才を持たぬもの(人の姿になれない)は
食物連鎖に組み込まれています。

朝凪の転化は半端で、腕が翼のまま。
手がないのと同然なので
自分の身支度すらままならならず
一族の中でもお荷物扱い。
しかも雄♂なのに
なぜか白栄さまに望まれて
輿入れすることに。。。

せめて姿以外の粗相がないように、と
迎えた初夜。しかし
本番にいたる前に白栄さまは突如退席。
こんなこともこなせない、と
落ち込む朝凪ですが
実は突然の退席は
白栄さまの方にある事情があって…

半端な姿の自分を恥じる朝凪と
猛禽類でありながら
ひたすらに朝凪に優しい目線を送り続ける白栄さま。

朝凪に対して、周囲からの蔑みの目線が
多少ありはするものの
白栄さまが朝凪のことを大切にしているので
朝凪が表立っていやな思いをするシーンは
ほぼなく(今のところ)
とにかく美しく優しい世界です。

どうやら白栄さまと朝凪は
幼少の頃に出会って何かあった模様？？

王を狙う物騒な輩なども出てきますが
まだこちらも謎に包まれたまま。

そして、第３話まできても
いまだ本番には至っておりません。
しかし、朝凪は
女官たちから慣らし(＝拡張w)や
閨房術の手ほどき(ふ〇らの仕方とかw)を
受けているので
えろすな表現はそこそこございます。
初心な朝凪の反応がまたかわいいのよ。

白栄さまの某事情を朝凪はまだ知らず
せつない思いをしたままなので
早く誤解(？)が解けて欲しいな。
そして
もっとらぶらぶするふたりがはよ見たい！

ということで
続きが楽しみな作品がまた増えてしまった。
とはいえ、あの描き込み具合では
描くのに相当な時間がかかりそう。
いつ頃配信されるのか
１冊にまとまるのは一体いつになるのか
ああ～ジリジリしつつ待ちたいと思います。

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タグ：もちゃろ