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BL「悪友」感想 [村上キャンプ (ムラカミ キャンプ)]

2024-02-10更新
村上キャンプさん作のBLコミック
「悪友【完全版】」の感想です。
akuyuu.jpg
2023.12.22発売
(weavin pirka2(ピリカピリカ))
(購入:コミックシーモア)

キャンプ先生初の高校生BLです!
表紙絵の雰囲気からも察せられますが
青春でありつつも
明るくまぶしいイチャラブではなく、
痛みを伴う、ちょっと苦しくて、泣けて
でも、希望が感じられるお話でした。

たった1冊だけど、
きっと多くの方の心のやらかいところに
ちくっと刺さるにちがいない
読み応えのある内容だと思います。

アホみたいな爆笑コメディを描くかと思えば
こういうちょっと痛いのも描けるキャンプ先生
ホント好き♡(ホメテマス!)

ただこういうタイプの作品の感想を書くのは
私にはとても難しくて
なかなか取り掛かれませんでした。
今もこの記事を書きつつも
結局なにを書いていいのかわからない(^▽^;)

家庭環境に恵まれないイケメン転校生 伊織
 ✕
家庭環境もよく友だちも多いコミュ強 吉見

大人びてちょっとヒネている伊織と
心底明るく表裏のない人懐っこい性格の吉見。

家庭環境も性格も、何もかもが反対のふたり。

吉見のいるクラスに
伊織が転校してきたことで知り合い
親交を深めていくのですが、
暗い部分を隠し持つ伊織が
明るく純な吉見に対して、嫉妬しつつも
羨望と希望を見いだし、それが
やがて淡い恋心を抱いていくようになる様子が
なんとも愛しく痛ましい。

恵まれた環境を「普通」だと思い
日々を安穏と過ごしていた吉見が、
伊織の窮状を目の当たりにするシーンは
ほんとうに胸が痛くなります。
それによって
否が応でも成長せざるを得なかった
吉見の描写も秀逸。

伊織が自らの身体に刻んだ
「叶わなくていい願掛け」の切なさ。
そしてあの再会は正しかったのか。

なんとも言えない余韻を残すラストに
重さと、それでも感じる希望の光がありました。


うん、なに書いてるかよくわかんないですね?
感想ブログを運営しているくせに
こんなこと言うのもなんですが
コミックシーモアの本作のレビュー
ほんとお上手な方が多いので
ぜひそちらを読んでいただきたいです。
他人に丸投げかい(^▽^;)ニャハハ

重めではありますが、そこはキャンプ作品。
先生らしいお笑いポイントも
あちこちにちりばめてあるので
重くなり過ぎずに読めるところもありがたい。

ということで、
ちっとも魅力を伝えられない
感想になってしまったけど
とても面白いので超絶おススメです!

甘イチャラブはないけど、
えろもないけど、
読んで損はないですよ!

そういえば、本作は
キャンプ先生にしてはめずらしく
黒髪美人攻めになっとります。
(通常、黒髪美人は絶対に受けなのキャンプ作品では)
あ、えろはないんでそんな描写もないのですが
伊織が攻めです。
キャンプ先生がそう言ってたし!

ということで
なんとなくBLっぽいことを言ったところで
お茶を濁して終わりにします!
面白いからみんな読んでね!

シーモア限定特典は2ページマンガ。
伊織と吉見の意外な一面?のお話。
DKのカワイイ会話、いくらでも見てられる♡


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悪友【完全版(特典付き)】【電子書籍】[ 村上キャンプ ]



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