「煙と蜜 第四集」感想

2023-01-04更新

長蔵ヒロコさん作のコミック
「煙と蜜 第四集」の感想です。

2022.12.15発売の最新巻
（出版社：KADOKAWA 　HARTA COMIX）
（購入：コミックシーモア）

★これまでの感想は以下のリンクから★
　第一～二集 　　第三集

時は大正。
良家の子女 花塚姫子(12)と
その許嫁で軍人の土屋文治(30)

年の差18歳の二人が
穏やかにゆっくりと交流を深めてゆくお話の
４冊目です。

HARTA COMIXがセール中(1/6まで)なので
本作も１巻が100ptで買えちゃいます。
このお得な機会にぜひ！

今巻も大変大変尊く、楽しかったです。

姫子さんのファンタジーレベルの可愛さが
相変わらず爆発してました(笑

が、少しずつ少しずつ
大人への階段を上る姫子さんの
一瞬の色気ある表情も見られて
ドキッとしました。

文治さまも相変わらず
紳士でありながら色気があってカッコイイ！
今回、軍服の上に外套を羽織る場面が
３ページにもわたって描写されているのですが
これがまあ美しいのですよ。

草間さかえさんの
「いろいろつれづれ」★感想はコチラ★に
”他人の身支度する様子が好きだ”
(脱がせる＜ 着せる)という件があるのですが
まさにソレな！です・・・

恥ずかしくて文治さまのお顔を見られず
ギクシャクした態度を取ってしまう姫子さんと
姫子さんにはかっこいい所を見せたい文治さま。

いろいろな部分の差が大きすぎて
まだ恋愛とは違う関係のふたりですが
家族ともまた違う、ふたりの間だけの
特別な関係を築いていく様子が
あんまり尊くて
ちょっと涙が出てしまった私でした。

大正時代、軍人、という設定は
今後の展開に
不穏な空気を感じずにはいられませんが
ゆっくりゆっくり進むふたりを
これからも見守りたいです。
他人のいいところを探すのが上手な姫子さん。
お願いだからずっと幸せでいて欲しい。

お話の内容は
日常のちょっとした出来事が
淡々と語られてゆく感じで
いやな人もほとんど出てこないし
ダークな展開もないので
”話の内容が薄い”なんてレビューも
散見する本作ですが、
そこがいいんですよ！
読むたびたっぷりの癒しをもらえます。
正直BLより読み返してるかも(笑

続きもすごく楽しみです♡

上述した通り、いま(1/6まで)
HARTA COMIXがセール中なので
「ハクメイとミコチ」も１巻が100pt！
しかも５巻まで半額になっとる(ﾟДﾟ;)
買っちゃおうかな～～～～うぅ～～～
でもポイント減りすぎだよなぁ～～(悩

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タグ：長蔵ヒロコ 煙と蜜