BL「気まぐれ主人とバイト執事」感想

2021-07-09更新

ナナイタカさん作のBLコミック
「気まぐれ主人とバイト執事」の感想です。

2021.6.17発売の新刊
（出版社：KADOKAWA　
　　　　　　　　　　フルールコミックス）

静養中の御曹司 九条 薫(くじょう かおる)
　✕
傷心中の新卒青年 大沢 蒼(おおさわ あお)

出社一日目にして、会社が倒産し
路頭に迷っていた蒼が
突然、執事の仕事の誘いを受け
教えてもらった豪邸を訪ねると
そこにはやたらと蒼をからかってくる
若くて美形な主人がいた・・・

というところから始まるお話です。

ナナイタカさんの作品らしく
いやな人は一人も出てこず
優しくてほっこり癒されるストーリーでした。

蒼が執事にスカウトされるくだりは
どうにも現実味がなくて(笑
まあ、BLはファンタジーだし～と思いながら
読んでいたのですけど、
お話が進むにつれ、
与えられた仕事を懸命にこなし、
つらいことがあっても
いつも前向きに進もうとする蒼の様子に
とても好感が持てましたし、
そんな蒼を優しく見守る
周囲の人たちの暖かさも素敵で
読み終わった時には
なんだかとても心が温かくなっていました。

住み込みで働くうちに、
主人の薫さまに徐々に惹かれていく蒼。

恋愛としては
お話の終盤でようやく恋人になる感じです。

もしかしておせっせはナシかな？と
思っていましたが
描き下ろしでちゃんといたしてました。
薫さまが、とっても積極的なとこが素敵です。
一方の蒼は、初心さ全開で
まだまだこれから！なので
この先が読みたすぎる二人でした。

蒼の新しい職場での奮闘ぶりも気になるし
仕事＆色気のスキルアップするとこも見たいし
続編出てくれないかなぁ～～～～～。

カバー下マンガ(２P)収録されています。
特典は
電子特典マンガ(２P)(応援書店と同じもの)
シーモア限定マンガ(１P)でした。

描き下ろしでもシーモア限定のマンガでもわかるのですが、薫さま、大変えろすなお方です。

えっちな薫さま、たまら～～～～～ん！
もっとください！


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タグ：ナナイタカ