BL「未熟な僕らの卒業論文」感想 [里つばめ(サト ツバメ)]
2022-10-03更新
里つばめさん作のBLコミック「未熟な僕らの卒業論文」の感想です。
2015.3月発売
(出版社:東京漫画社 MARBLE COMICS)
(購入:コミックシーモア)
里つばめさんのデビュー2作目。
リバという情報を得たため
購入してみました。
歯に衣着せず正論を言うため
周囲から敬遠され友達も少ない 香月 旭
と
勉強に今一つ身が入らず
真剣な恋愛もしたことがない 阿部大輔
工学部(?)の大学2年生同士のお話です。
ノンビリぼんやりな大輔は
旭の取り繕わないストレートなところが
むしろ付き合いやすいと感じ
よくつるんでいるのですが・・・
研究室の飲み会に二人で参加したその翌日
ふと目を覚ますと、なぜか自宅のベッドで
旭も自分も全裸で並んで寝ていることに気づいた大輔。
実は昨夜、酔っぱらった勢いで(?)
ぬきっこしてしまったことを思い出し
そこから旭をやたらと意識しだしてしまい…
というところから始まるお話。
話はずっと大輔視点で進みます。
自分の気持ちに鈍い大輔は
なぜ自分がこんなにも旭のことを
意識してしまうのかわからないまま
旭の周囲の人たちに対して
嫉妬や独占欲のようなものを
感じるようになっていくのですが
とにかくはっきりしないので
モダモダしまくります!(大好き展開w
それでもようやく自分の気持ちに気づいた
大輔からの必死の告白もかわいかったし
それを最初は素直に受け入れられない
旭の気持ちもわかるし
キュンキュンしまくりました♡
想いが通じ合ってからの営みで
たしかにリバってはいるのですが
なんといいますか
本作はそこに主眼を置いていないので
描写は結構あっさりです。
リバ作品て、AxB と BxA の両方を
描かないといけないので
どうしてもおふとん描写が
多めになりがちな部分があるんですが
本作はさらっとしているので
私的にはそこもとても好ましかったです。
日高ショーコさんの「初恋のあとさき」ほど
あっさりはしてないですけど
でも似た感じかなーと思いました。
しかもすごく自然にリバっておる。イイ。
こういう感じでいいのよ。好き♡
旭と大輔のまわりで
わちゃわちゃしている研究室の先輩たちが
すんごく楽しかった!
女っ気の少ない理系ならではの雰囲気が
よく出ててニヤニヤしてしまった( *´艸`)
とくに電子の特典の1Pマンガ、ふきました。
いや~~~楽しい先輩たちに囲まれて
ふたりはこれからも
楽しい大学生活を送るのだろうな~~。
どうせなら社会人になった二人も
見てみたかったっす。
もっとこなれたリバえちちを見せてくれ!
(↑え、結局ソコ?(笑
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