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BL小説「そらの絆は旦那さま」感想 [野原滋(ノハラ シゲル)]

2024-01-24更新
野原滋さん作のBL小説
「そらの絆は旦那さま」の感想です。
soradan6.jpg
2024.1.17発売のシリーズ最新巻
(幻冬舎コミックス 幻冬舎ルチル文庫)
(購入:コミックシーモア)

そら旦シリーズの6冊目。
今巻もとても面白かったです♪

シリーズの順番は以下の通り。
①そらのだいじな旦那さま
②そらのいとしい旦那さま
そらの誉れは旦那さま
④そらの誓いは旦那さま
そらの祈りは旦那さま
⑥そらの絆は旦那さま
(色字は感想記事へのリンクです)

これまで数々の困難・事件・問題を
高虎と乗り越えてきた空良ですが
今巻はこれまでと違い
国を揺るがすような大きい事態は起きません。
代わりに空良の内面の成長が見られました。

初心で健気で我慢強く
わがままなど言わないイメージの空良ですが
今巻はなんだかちょっと様子が違う。
お、空良さん、遅れて来た反抗期ですか??

な~んて思いながら読んでいたら
まさにその通りでした(笑

今巻、なんと空良の双子の姉が出てきます。
この姉の身代わりとして
高虎のもとに嫁いだ空良ですが、
肉親とはずっと縁の薄かった空良が
この姉の登場で浮足立ち、それがきっかけで
心境や反応の変化が起きるのが新鮮でした。

高虎ともちょっとしたいざこざが起きたりして
空良の感じた絶望感に胸が痛くなるシーンも。

自分の不幸な生い立ちに腐ることもなく
健気に高虎や周囲の人たちに尽くす空良は
まるで天使か女神さまか、とも思わせる
人柄の良さを感じて大好きでしたが
イラつきわがままを言う様子は
人間臭さがあって、身近に感じ
むしろ前より好きになりました(*´ω`*)

姉と忌憚なく嫌味合戦(笑)をする様は
なんとも面白く
かなり図々しい性格の姉にも負けてなくて
気持ち良かったですw

今巻も私の推しキャラ菊七の登場が多くて
楽しかった~。
落ち込む空良への的確なアドバイスも
的を射ており、たいへんGJ(*^_-)bでした。
さすが菊七!

大人への階段を少しずつ上る空良と
それを暖かく大きな心で見守る高虎。
さらに深い絆で結ばれたふたりに
ほっこり癒されました(*´ω`*)

また是非続きが読みたいです。
今回は次郎丸(貞虎)が全く出てこなかったので
そこだけ寂しかったです。
次巻ではぜひ登場させてあげてください!
期待してます( *´艸`)

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そらの絆は旦那さま 【イラスト収録】【電子書籍】[ 野原 滋 ]



タグ:野原滋
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