BL「声はして涙は見えぬ濡れ烏」感想 [ウノハナ]
2022-11-10更新
ウノハナさん作のBLコミック「声はして涙は見えぬ濡れ烏」の感想です。
2014年発売
(出版社:日本文芸社 ニチブンコミックス)
ハイブリッド・スターダスト(感想はコチラ)
のスピンオフで前日譚になります。
ハイブリッド~での主役 聖人の
腹違いの兄 烏生田 凛(大学院生)
と
凛の隣のアパートに住む会沢 征志(大学2年)
ハイブリッド~で
久喜宮グループの会社の社長代理と
その秘書として登場してきた二人の
なれそめ話です。
明るくコミュ強な陽タイプの年下ワンコ攻め
✕
人に興味がない陰タイプの黒髪ツンデレ受け
BLでは定番ともいえる組み合わせですが
人を寄せ付けない雰囲気を醸しつつも
匂い立つような凛の色気が
たまらん魅力でした♡
会沢の「どっかーん(一目惚れ)」
わかるわぁ・・・・(´艸`*)
こちらの作品、初読は kindle unlimited で
だったのですが
実はその時はなんだかあまり印象に残らず…
今回「ハイブリッド・スターダスト」と
合わせて読むことにより
ようやく頭の中に定着しました(笑
ので
もし片方しか読んでいないという方が
いらっしゃいましたら
ぜひとも2冊まとめて読むことを
推奨させていただきたいです。
ハイブリッド~ではバリバリニコイチの
相棒感を出していた二人ですが
そうなるまでには色々あったのね~。
姿を消した凛を正攻法で追っかけた会沢が
サイコーにかっっっこよかったです。
八京x聖人もちょこっと出てきて
その後の二人の様子もうかがえます。
学生服えちを強要される40歳のおっさん・・・
かわいそうで思わず笑ってしまった(^▽^;)
本作を読んだあとは、またすぐに
ハイブリッド~を読みたくなっちゃう。
2冊をグルグルおかわりし続けるほど
楽しんじゃいました。
ところで本作、とても素敵なタイトルですが
内容とはあまりリンクしていないような…?
あとがきで
「凛が烏のイメージというだけでつけた」
ということでした。
でもまあ最初の2ページで
雨に濡れながらしっとりと涙を流す
色気たっぷりの凛さんが見られたから
もうそれだけでこのタイトルでもいいか
って感じかな(笑
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