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大好き!お仕事BL その1 [好きなBL設定]

お仕事BLと呼ばれるものが好きです。

BLはもちろん男同士の恋愛模様を描くものですが、そこに彼らのお仕事ががっつり具体的に絡んでくるものが大好きなんです。

私の中での代表的なお仕事BLといえば
 [かわいい]一生続けられない仕事①~④/山田ユギ
 [かわいい]好みじゃなかと①② / 見多ほむろ

上記の二つがまず思い浮かびます。


「一生続けられない仕事」は弁護士事務所で働く弁護士さんたちのお話です。
山田ユギ先生の代表作のひとつ。
お仕事部分にとても重点を置いて描かれているので、仮に恋愛部分がなかったとしても十分面白く読める、レベルの高い内容になっています。
主人公の新人弁護士早坂が、司法修習でお世話になった美人弁護士(もちろん♂)三上を慕って、彼が立ち上げた法律事務所で働きだすところからお話は始まります。

が、最初は恋愛というよりは、どこか陰のある三上、三上と事務所を共同経営者している片山(元検事)など、事務所内の人間関係と、弁護士という仕事を通して徐々に成長していく早坂の様子がじっくり描かれます。
といってもノーエロではございません。
お色気担当は美人弁護士三上さん。淫乱受といいますか、お仕事ではさわやかなお顔をされていますが、夜になると…といった感じでちゃんとBLっぽいところももちろんあります。
三上が淫乱受になっちゃった本当の理由が1~3巻までの大きな主軸。悲しく切ない理由が、早坂の目を通して徐々に明かされていきます。
これが本当に何度読んでも泣けるんです。
でも、ユギ先生なので、笑いどころもたくさん!
この三上のお話が落ち着いたあとに、やっと主人公早坂の恋愛ターンがやってきます(お色気担当が三上から早坂に交代)。
あまり恋愛慣れしていないと思われる早坂くんが、ういういしく真面目に懸命に仕事や恋愛と格闘?するさまがかわいくてならないのでございます。

なんだかうまく説明できていませんが
とても面白いので、わたくしイチ推しの作品です。


さてもうひとつのお仕事BL代表。
見多ほむろ先生の「好みじゃなかと」
方言BLとしてもおすすめのお話です。
父親が倒れたのをきっかけに実家(福岡)の工場を手伝うことになった幸典(東京在住のSE)と、その工場長の槇。
物語早々に二人ともゲイだということがわかり、身体の関係を持とうとする槇に対して、過去のトラウマの関係で「好みじゃない」という理由を告げて拒否る幸典。
気まずい状態になってしまうも、仕事で顔を合わせなければならず、仕事も慣れず、どうせ父親のいない間だけだとあきらめる幸典に活を入れる槇。
仕事上のあるトラブルがきっかけで、徐々に工場の従業員たちともなじんでいき、槇との関係も進展していきます。
一見強面の槇が意外に恋愛体質で、好きな人の前ではあまーく博多弁でささやくのがたまりませんのです。
そしてお仕事BLならでは。溶接工場のお話なので、私が聞いたこともないような専門用語がポンポン出てくるところも面白いです。
ドラマCDも出ていますが、槇さんが完全に槇さんで素晴らしい出来になっています(ドラマCDの感想はコチラ)。

いろいろな仕事上のトラブルを力を合わせて乗り越え、より絆を深めていく過程がお仕事BLの醍醐味の一つかなと思っています。

そしてもう一つは、彼らの昼と夜の顔のギャップ。
昼間はきっちり着こなしているスーツや作業着が、夜は、ねぇ…でっへっへっへ(ジュルリ
まあこれはどのBLにも共通するものだとは思うのですが
お仕事部分がきっちり描かれているほど、よりギャップが出て良きなのではないかと思われますよ。

以上が現在の私のなかでの2大お仕事BLでございます。
なるべく簡潔に愛を伝えようと努力はしてみましたが無理でしたwうっとうしくて申し訳ございません^^;

他にもおすすめのお仕事BLありますので、うっとうしいのは承知で、また次の機会に「その2」として記事アップしたいと思います。その時はまたよろしくお付き合いくださいませ。

一生続けられない仕事(1) (Bamboo comics Reijin selection) [ 山田ユギ ]
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一生続けられない仕事(3) (バンブーコミックス 麗人セレクション) [ 山田ユギ ]
一生続けられない仕事(4) (バンブーコミックス 麗人セレクション) [ 山田ユギ ]
好みじゃなかと (キャラコミックス) [ 見多ほむろ ]
好みじゃなかと 2nd (CHARA コミックス) [ 見多ほむろ ]

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